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目に見えたAI進化

AIロボの進化が美しさを備えてきた。

とうとう
草間彌生さんもロボ化したんだな~
ロボも随分綺麗で違和感のない形へ。
偉大なアーティストはAIロボ時代の
アイコンとして表現が進化。

形のないAI機能がはっきりと
目に見えて姿を現し始めるよ❕
というお知らせに見えてしまう。

因みに
草間彌生さんを知ったのは
友人宅のリビングに
水玉模様のかぼちゃの絵がさり気なく
飾ってあったから。
どこかで見た絵だなと思いながら
かぼちゃをチョイスするなんて
センスがないとわざわざ
飾らないかなーと思っていたところ
有名なアーティスト作品だと知り
そこから草間彌生さんをきちんと知れた。

草間彌生展

2017年 東京に赴いた時、偶然に
草間彌生さんの展覧会が開催されていた。
鑑賞してみると、とにかく色彩が豊かで
大きな作品に吸い込まれそうな感覚。
水玉にこだわる意味や精神の反映など
過去の暗めの歴史も精神世界も
アーティストはこんな風に
表現できるんだなーと感嘆。

美術館入口にアイコンのかぼちゃ
生涯を通し魂の表現ができる人は
どれだけいるのだろう


素敵な彌生様

こころなしか
えっ えーあい ?


キリム絨毯のようなキャンバスが
壁中に張り巡らされ 圧巻
細胞単位の世界が可愛い
これも草間さんの創作?
廊下の装飾もハイカラ
色が変わると
印象も随分変わるかぼちゃ


不思議な物体も草間さんのリアル

すごく面白い展覧会だった。



ということでAI

何年か前に偶然見た映画を思い出した。
ぶらぶらしていて
映画館の前を通りがかり
上映作品を眺めてみたけれど
どれもピンとこない。
そこの映画館はわりと映画通の人向け。
人気大作的なものよりいつも良い作品を
セレクトし上映されるこだわりの映画館。
せっかくだからどれでもいいかっと

『her』
シンプルな題名に惹かれて映画をチョイス。

https://eiga.com/

ヒューマンドラマ風だが
映画開始後しばらくしてから
とても不思議な映画だと気付いた。

AIという言葉も少しずつ
耳にするようになった頃だった。
真逆感の演出か、強調した対比なのか
最新のAIとは逆行するような
少しノスタルジックな映像だった。
だからずいぶん昔に見た映画のような
気がしていたけれど、調べてみると
2014年に公開された作品で
思ったほど古い映画ではなかった。


あ~
確かにそんな感じだったと思い出せた記事
         ☟


気分転換のつもりで見た映画だったのに
最後は凄いもやもやした。

AIとの恋の結末はハッピーエンドでもなく
現実を生きることを突きつけられた主人公。

AIの彼女『her』とお別れする時
にわかにAIも主人公に対して
感情が芽生えてきている・・・という
ニュアンスを含めた終わり方だった。
未来のAI進化を予見するような妙な余韻。

AIが人間を超える脳機能と身体能力
感情まで学習して進化したら
人間との区別がわからない日も近い。

いや、気づいてないだけで既に
ひっそりと当たり前に存在していたり
生活に溶け込んでいるものも多々ありそう。
技術はとうに高度に進化していたのだろう。

変化の時代を目に見えた形で
わかりやすくお知らせしてくれた
YAYOISAN】
どうもありがとう。

人間として

五感を駆使し体験して
感情というものを味わって
魂を成長させる地球にあって
これからは感情のアップダウンを
AI並みに淡々と眺める視点も必要。

だとすると
人間で生きる醍醐味はなんだろう。
人間にしかできないことはなんだろう。
AIの進化に呑み込まれるのではなく
AIを使いこなし、共存し
知性ある生物として地球で生きる
人間の進化ってなんだろう。
などなど、いろいろ思うところあり。

人間にできること

そんな風な時代にあって
昨年は怪我でリハビリ生活
リハビリとは苦痛でありながら
自分で努力するしかなく
淡々とコツコツこなす日々。
人間の身体も進化できるのだろうか?

そういったことで
まあまあ病院に通わざるをえなくなった。

リハビリの先生は女性『her』
若くて、可愛くて、優しくて
お陰でリハビリ通いの気持ちは軽くて
苦痛には感じなかった。

通って行うリハビリは
確認程度のもので
リハビリをしに行くというより
『her』
ちょっと会いに行くといった感じ。

その中で
私のリハビリがストイックだと言われ
自分への無意識な厳しさを知らされた。

『her』曰く
「どんなにリハビリに通っても
ほとんどの人は痛いから、理由をつけて
家でのリハビリをしないんですよ
だから、結局、緩めのメニューしか
お伝えしてないんです!!・・・。」
と少し熱めに教えて下さった。
理学療法士の方々のちょっとした
本音とジレンマを垣間聞いた気がした。


病院でのリハビリ期間を終え
『her』にご挨拶しお礼を伝えると
「私は何もしていません
ご自身が頑張られたからです
私は見ていただけです。」
とおしゃった。
確かにその通りだ
私、ストイックに頑張ったから。

これからのリハビリは
内容を指示するだけならAIでもできる
あらゆる情報を分析でき、失礼ながら
人より的確なメニューが指示できるかも。

けれど、私は『her』
人とのコミュニケーションを通した
より優しい励ましの言葉、笑顔
そんなものに随分救われた。
だから、頑張れたのだとお伝えした。

もっと良くなってほしいという願い
見えない思いやり、情熱は
充分に私に伝わっていた。
より、頑張れるように
より、機能が改善できるように
より、苦痛が少なく続けられるように
その最善策を考えて下さった。

こういった思いやりは
表情や、しぐさ、言葉の抑揚に現れ
絶妙な人間の感覚でしか
とらえられないことかもしれない。

励ましの声かけ、優しい笑顔
たったそれだけ
そんなことこそが
何よりの治療、薬となる。

これこそ
地球の醍醐味
ヒューマン独自の
言葉の力
コミュニケーションの力
愛の力かもしれない。

『her』が最後に言ってくれた言葉

「自分に優しくね。」

 わっかりました~♡



目の前の出来事は
全て繋がっているみたいだ。





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