美湖

Pansexual.20↑. 風を紡ぐ魔女. 宇宙. コーヒー.酒. ピアノ.音楽.た…

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Pansexual.20↑. 風を紡ぐ魔女. 宇宙. コーヒー.酒. ピアノ.音楽.たまに歌う. タロット.星読み.

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じぶんの繊細さと向き合うはなし

ここ数週間、やっとピアノを弾いたり、創作物に着手しようと思えるようになってきた。数日前、引っ越してきて以来、壁に立てかけてあるだけだったピアノをいつでも弾ける状態にした。 なぜできるようになったのか。今の仕事の一部がやっと落ち着き始め、比較的安定して定時で仕事を切り上げられるようになった。家で自炊ができるようになり、朝もあれでも安定して起きれるようになってきた。 現職に入社して、だんだんと創作やピアノから離れていったため、ここ直近まできもちの余裕は一切なかったのだろう。 と

    • 一人暮らし歴11年くらいの私のはなし

      ここ数ヶ月、個人的にかなりバタバタしていた。仕事のバタバタではなく、珍しくプライベートのバタバタ。仕事は常にバタバタしてるからね。 軽くこのバタバタ期間にどのようなことを思っていたのか、書いておこうと思った。恥ずかしくなったら消すかもしれない。 この度、2年と少し慣れ親しんだ(?)この地をとうとう離れることとなった。都内であることには変わらないが、別のところに引っ越す。事情は後日気が向いたら話そうと思う。 一人の時間の大事さ 私は神経質なほど他者の一人の時間を気にする。

      • 刺されてもいいと思えるほど

        人に刺されたことないけど、そんなことを思ったことがある。 この人なら嘘をつかれても、傷つけられても、刺されても、殺されてもいいと。 嘘をつかれたり、暴言やら暴力やらで傷つけられたことはあっても、刺されたり、ましてや生きてるのだから殺されたことはない。 逆も然り、私は嘘をついたり、いつのまにかもしくは故意的に誰かを傷つけたりする。 よくないのかもしれないけど、私なりに理由はあるし、必要な嘘や傷つけ合いもあったりする。良いか悪いかは時と場合によるし、言い方や関係性にもよる。良し

        • 祈り

          私は人間なので、たまに気分が大きく落ち込むことがある。 要因は些細なことで、うまく立ち回れなかったなとか、これをこうやればよかったなとか、暴食しちゃったな、お金使いすぎちゃったなとか、そんなことだ。 でも、いつまで経ってもうだうだしてるのは精神衛生上よくない。 そんなときに私が定期的に思い出すようにしてる思想がある。誰かの受け売りでもない、私が30年ほど生きてきて辿り着いたものだけど。 私は私の幸せは祈らない。 なぜならどこかの時間軸の誰かが私の幸せを祈ってくれると信じて

        じぶんの繊細さと向き合うはなし

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          ちいさなわたしの告白

          冷蔵庫にある鶏の玉子。これからひよこが生まれないだろうかと思ったことがある。 ひよこは卵から生まれる。この卵と冷蔵庫の玉子の何が違うのだろうと子どもながらに思った。親に聞いてもきっと答えは返ってこない。なら、辛抱強く冷蔵庫の玉子を育ててみようと思った。 冷蔵庫から玉子を1つ、棚からタオルを数枚拝借する。自室の引き出しの奥にたまごスペースをつくり、そっとしてみた。 その後の流れは皆さんのご想像通りだ。 玉子は引き出しの中で腐った。ひどい臭いがする。流石にまずいと思い、ビニール

          ちいさなわたしの告白

          堕ちてるときこそ、 >過去の私が愛した人も、今の私が愛している人も、未来の私が愛する人も。 私は愛してる人が夜眠れるように、素敵な夢を見れるように、ただ祈りたい。 …だなと思いました。

          堕ちてるときこそ、 >過去の私が愛した人も、今の私が愛している人も、未来の私が愛する人も。 私は愛してる人が夜眠れるように、素敵な夢を見れるように、ただ祈りたい。 …だなと思いました。

          もやんてぃーぬ

          ここしばらく悶々と塞ぎ込んで考えていたことを書く。 いろいろあってだいぶ精神的に落ち込んでいた。生理前というわけでもない。強いて言うなら排卵日がかぶっていたが、普段はそれだけで落ちる…ということはない。 単純に慣れない仕事でばたばたしていて疲れていたのもあったのかもしれない。ただでさえ酒飲むとすぐ酔うわ、寝相が悪いわ…と疲れていたのは確かだ。 事の発端 事の詳細は省くが、以前自分がずっと抱えていたことを思い出した。 今もだけれど、当時の私は、高校生でなく、女性でなく、

          もやんてぃーぬ

          古傷

          数年前に前世占いなるものを受けたことがある。 今もそこは占いをやっているんだろうか。ふと昔の自分のツイートを振り返って思った。 私自身、タロットやら軽い星読みやらやるが、あまりスピリチュアル系は信用していない。発言自体はスピスピしてるだろうが、実はそういうのが苦手だったりする。 なんだろうな、その人の実態が伴っていないというか、そのくせに人の言葉を借りてるような…そんな感じがして苦手だ。 さてどんなもんかな…と思って、見てもらった。その結果を簡単に書いてみたいなって思う。

          今日が最期のように生きろ

          私が好きな言葉に上記のようなものがある。 意味としては、 誰も見ていないかのように踊れ、誰も聞いてないかのように歌え、そしてあなたの最期の日のように生きろ、 というものだ。 有名なアイルランドのことばである。 生き急いでるかのような言葉だが、当時高校生の私はこの言葉に憧れを覚えた。それからはずっと私の軸となっている。 訳もわからず何かに不安になることがある。 あの人の嫌がることをやってしまったかもしれない。あの機微が誰かに嫌な思いをさせてしまったかもしれない。この先、自

          今日が最期のように生きろ

          分身への愛

          珍しくクトゥルフ神話trpgの話をする。 数年前から身内でアホほどやるようになり、ある程度のシナリオを回ってしまったため、頻度はかなり落ちた(むしろ普通になった?)が、今でもたまにPLとして呼んで頂けることがある。 ほぼPL、たまーにKPをやる程度だ。 なぜtrpgにガチハマりしたのか? 現時点での答えだが、芝居のような動きができること。自分の分身で、あり得ない経験を追体験できること。持って帰った結果を内省に活かせること。 これらが理由かなあと思っている。 中でも私が特に

          分身への愛

          死に際に傍にいられる権利

          最近、いろいろと考えることがある。 生理前で微妙に落ち込んでいたのもあるが、現時点でももやもや考えているので、ずっと引っかかっていたことなのだと思う。 今年で私は30歳になる。私の母は確か28歳で私を生んだ。それよりは前に結婚していることとなる。 私はすでに28歳の私のことなど覚えていない。なにしてたっけ? 元々恋愛・結婚願望はなかった。何よりも自分の時間を奪われるような感じがして、自由を奪われる感じがして気が向かなかった。 当時の同僚には「いつの間にか彼氏つくって結婚し

          死に際に傍にいられる権利

          ゆるい鎖で繋がれた首輪

          しばらく書く勇気がなくて自分の中に留めていたのだが、そろそろ時効だろうというのもあって書いてみることにする。 定期的に言う、私が言葉に縛られていたの件についてだ。私が本音で話さなくなったきっかけについてだ。 性的なことを直球で書いていくことになるので、苦手な方は回れ右。あらゆる伏せ字も今回はしていない。 あと、赤裸々に私の過去について書いています。 まあ、ネットですし、私が嘘を交えたり、誇張表現している可能性も過大にございますからね。 それでもよろしければ、どうぞよしなに

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          ゆるい鎖で繋がれた首輪

          境目

          以前、こんな記事を書いた。 書いていて話がそれていくのはよくあることだ。 定期的に同じようなことを書いている自覚があって、中でも『自他の境界線』『境目がなくなる』『ぐちゃぐちゃになる』といった表現はよく書いているように思う。 白黒を分けるように自他をくっきり分けられるわけがないのは知っている。いくら自己を確立したところで、人は独りでは生きてはいけない。自分をゴリ推しても幸せにはなれない。なれる人種はいるかもしれないが、少なくとも私が求めている未来は得られないように思う。

          リファレンスチェックを初体験した話

          4月から新しい会社に勤めているのだが、転職活動中、別の会社で『リファレンスチェック』なるものと遭遇した。 ちなみに、リファレンスチェックとは、 のことを指すらしい。 要は、面接や書類だけではわからない求職者のことを、求職者と一緒に働いている(働いていた)人間に問い合わせる…というものである。今はそういうサービスが存在しているらしい。 軽く「リファレンスチェックお願いします~」と言われた際には、「(まじか?!)」と思ったほどである。だって、現職に転職活動してますってのがバ

          リファレンスチェックを初体験した話

          ポッケに手をつっこみ続ける理由

          私はよくポケットに手をつっこんでいる。何をしているのかと言うと、大体ポケットの中に入れている無線イヤホンのケースやら、スマホやらキーケースやらをいじり続けている。要するに大変手が落ち着きがないのだ。 小さい頃から「転んだら危ないよ!」と注意をされたが、それでも負けじとポケットに手を入れ続けた。 だからポケットがないと落ち着かない。ポケットがない場合、リュックの肩紐をひたすら掴むか、ケツポッケに頑張って手をつっこんでいる。 これは、私の過去の愛着と人への恐怖、(性)愛に関す

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          表現者のジレンマ

          表現の自由で救われる人って多々いると思う。例えそれが一般的には受け入れられないものだとしても。 このあたりの話は、前職の同僚と会話をしたことがある。お互い酔っ払ってたのもあるが「俺達、神絵師に救われてるんだよ!!」と私が力説していた。居酒屋で。 例えば、LGBTQの細かなところ・ディープな話であったり、特殊な性的指向だったり、それらがあるからこそ理解が進むことも多々ある。 恐らく必要なのは、◯◯のテーマに関する表現は全てNG!!とするのではなく、一般的な広告で出ないように

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