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もやんてぃーぬ

ここしばらく悶々と塞ぎ込んで考えていたことを書く。

いろいろあってだいぶ精神的に落ち込んでいた。生理前というわけでもない。強いて言うなら排卵日がかぶっていたが、普段はそれだけで落ちる…ということはない。
単純に慣れない仕事でばたばたしていて疲れていたのもあったのかもしれない。ただでさえ酒飲むとすぐ酔うわ、寝相が悪いわ…と疲れていたのは確かだ。


事の発端

事の詳細は省くが、以前自分がずっと抱えていたことを思い出した。

今もだけれど、当時の私は、高校生でなく、女性でなく、私自身を見てほしいと思っていた。けど、思っていただけだからそれは叶わなかった。
女子高生というだけで、女性というだけで、世の中はうまくまわったり、いいように利用されたりする。そういう風に世界を見ていた私は、そんな世界に嫌気が差した。私を見てほしいと思いつつも、諦めていた。

例えば、『家族』『友達』『恋人』、さまざまな関係の形・レッテル(とでも言うのか?)がある。
家族だったら○○をしてくれて当たり前だろう、友達なんだから、恋人なんだから…様々な押しつけが存在する。そういうのを身近な人に押し付けられて傷ついているのがいつものパターンな気がする。
(私自身、家族なんだからわかってよ…という変な期待をしてしまっているのもあると思う。けど他人なんだから無理なんだよなって思えてきてる)

当時は諦めたが、最初から諦めていたわけじゃない。なんとか自分なりに伝えようとはしたけれど、聞いてくれなかった。話しても、話をすり替えられて聞いてくれなかった。
あぁ他人は話を聞いてくれる私がほしいんだな、お人形でいる私がほしいんだな…そう理解して諦めた。
そう考えた結果、どんどん病んでいったんだけど。

無意識に、この人は私にどういう演技・芝居を求めているんだろうと思ってしまう。そうすることで世の中を渡ってきたから。
話を聞いてくれる私か?話題を広げてくれる私か?ただ言うことを聞いてくれる私か?
昔の私はそれができたけれど、今はどうしても無理になった。少しでもそういう気配がするとぴゅ~~~っと逃げるようにしている。ドタキャンしてでも逃げる。

私は、あたし自身を見てほしいと思ってる。同時に私もあなた自身と向き合いたい。
けど、私がレッテル貼ってしまうこと、不必要な距離を設けてしまうことがあるわけだ。

一人でいることに慣れた、の意味

そんな考え方をしているから、基本は一人でいようとする。周囲の人は忙しいという前提で自分のスケジュールも組むので、基本一人だ。
ましてや、今はいろいろと整理・動き出そうとしているのもあって、気持ち的にはざわざわしている。

過去付き合っていた(?)人に関して言えば、月1会えればよいというような関係だった。それを一般的に付き合っているというのかはわからない。けど、それに納得しようとした私がいた。
なぜなら相手は忙しい。私は重荷には絶対になりたくない。だって嫌われたくない(当時の私に嫌われたくないという気持ちがあったのは最近気づいた)。

きっと、一人でいようとしてる、というより、それに慣れきってしまった。そういうことなのだと思う。

それに、伝えるのを諦めた結果、あの過去がある。
けど、会話しないとわからないわけだから、伝えることだけは怠っちゃいけない。そんな気がする。そこを怠ると繰り返す気がする。

こういうこと書いてるけど、友人関係の深さにも寄るが、そんな頻繁には会わなくていいかな…って思っちゃうんだよな笑

余所行きの私について

私が無意識に他者が求める私で接してしまう話をした。我ながら第一印象がいいのだと思う。
それ故に誤解されるし、飲みにも頻繁に誘われる。正直やめてくれと思う。

そんなに仲良くない人との飲みは疲れるし、楽しくない。年令問わず、接待のように感じてしまう。

あと、私に対して「いい女」は地雷ワードだ。言われた瞬間に脳内では「(都合の)いい女だろ?」って思ってる。

あらゆる関係の距離

関係にあぐらをかくくらいなら『家族』はいらない。『友達』も『恋人』もいらないと思っている。
今ある境界線(礼儀…とでも言うのかな)が失われるなら、今のままの方がいい。それは今のままではなく、関係を切ることになるかもしれない。

人を疑う性分だからというのもあると思う。

たとえそれが我儘だとしても

誰かのためになにかになるのはもう嫌だ。私に何かを塗り固めたくない。私は私でありたい、何をもって私と言うかは定義できないけれど。

私が黙っててもいい、話を聞いてなくてもいい、何者にもならなくていい…そう言ってほしいんだと思う。そう言われた瞬間、ずっと眠り続けると思うけど。
(正直なんで黙ってるの?!って言われるのがまあまあつらい…)
元々は静かめで、いろんなものを目にしたり耳にしたりしながら頭の中でさまざまに想いを巡らせている人間だ。素のときボソボソ話すしね。

私にとっての不幸って、あの頃に戻ることなんだ。私が悲劇のヒロインで、周りが悪者になる。所謂、DVみたいな状態。そうなりたくない。
私だけが不幸になるならいいけど、他者を巻き込みたくない。私は周りの人を悪者にしたくないから。

とても難しいし、なかなかできることじゃないけれど、私は私のために私でありたい。そんな状態の私で他者と対峙したい。


そしていつか、私の思考が止まりますように
May the wind be ever at your back

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