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品質に対して考えたい時に読むべき本を紹介します【QAエンジニアが語る】

こんにちはsomekichiです。

somekichiは本業でQAエンジニア(ソフトウェアの品質を担保するエンジニア)をしておりまして、普段から「品質」という部分に深く関わっております。

今回はそんな物の「品質」に深く向き合いたい方にオススメできる書籍をいくつか紹介していきたいと思います!

1.カームテクノロジー

「生活と一体化した技術」について触れられている書籍です。生活と一体化した技術=当たり前のように使える品質を持っているわけで、そこから学ぶことって多いと思うんです。そんな、当たり前に見えて「当たり前でない技術」に触れることができるのが本書の魅力ですね。


2.ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation

皆さんは「JSTQB」という資格をご存知でしょうか?
ソフトウェアエンジニアリングに携わる方であれば、「テスト」というフェーズに触れたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなソフトウェアテストの資格である「JSTQB」の教科書である本書は、ソフトウェアに関わるテストや品質についての考え方を網羅的に学ぶことができます。


3.企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

品質と向き合う上で避けて通ることができないのが「開発プロセス」です。さらにAIやIoTといった先端技術を扱うプロジェクトであれば、今までにない考え方やプロセスが求められることになります。
・どうやって物を作っていこうか迷っている
・プロジェクトを先導する立場

のような方に是非読んでほしい一冊となっています。

4.エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

マネージャレベルの方に読んでいただきたい一冊です。不確実な物事に対して「組織」としてどのように立ち向かうかが書かれている書籍になります。
「組織でのものづくり」という観点について深く考え、向き合うことができるかもしれません。「ITエンジニア本大賞2019」の「技術書部門大賞」にノミネートされていたりもします。

5.初めての自動テスト ―Webシステムのための自動テスト基礎

somekichiがQAエンジニアになって、自動テストと触れ合う機会が来た際に読破した書籍になります。品質=テストって考え方は重要ですが、さらに「機械に要所をチェックし、人の目をもっと重要なところで使う」って考え方も重要だと思うのです。そんな「自動でテストさせるための基礎」がこの書籍には詰まっていたりします。Webシステム向けなので、職種や人は選ぶと思いますが、間違いなく推せる一冊です。

somekichiの一言

品質について向き合う際に、見失ってはいけないのが、品質の定義です。人や立場・環境によって、品質の定義は変わって来ます。

自己満足や手段の目的化にならないように、誰のために、何のために「品質を担保するのか」はあらかじめ考えた上で、品質に対して向き合っていけると、考え方もまた変わってくると思います。

somekichiもQAエンジニアとして、品質に対して向き合っていかなければいけない立場です。今回のこの記事はQAマガジンではなく、普通の記事として「エンジニア以外の方にも情報として触れていただきたい」と思って作った物になります。

今後も「品質」について。作り手の人もそうでない人も、関係者全員で考えていきたい物ですね・・・!

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