昨夜から、妙に意欲が湧いている。 夜中に工作みたいなことをしたり、時間を忘れて考え事に没頭したり、人と会って話がしたいと思ったりした。 軽躁状態だな、と思った。 先日来、精神科の薬を飲み始めたことに思い至った。薬はよく効いた。 去年の夏頃は、頭が全く働かなかった。退職直後の手続きが捗らず、何をどうすればいいかもわからなかった。考えることがとても大変に思えた。 雇用保険の手続きでハローワークに行き、保険、年金の手続きで市役所へ、ついでに、障害者手帳の申請、障害者年金や市民税県
その昔、『片づけられない女たち』という本が、本屋さんに平積みされていた。2000年とあるから、今からおよそ23年前。 私は17歳で、栃木県の「月山」という日本料理屋さんにいた。 その頃、自分があまりに仕事ができないため悩み、心療内科を訪れた。ADD/ADHDのうち、多動のないADDではないか？ と。 すると医師は居丈高に、あなたは違うよと言った。いるんだよね、本を読んで、素人なのに私は○○だっていうひと。 その態度があまりに横柄だったので、私は腹が立って、二度とその心
仕事や日常生活で困っていて、その突破口があるかもしれないと思ったのに、あなたは○○ではないといわれ、結局、自分がなんなのかわからない、どうしたらいいのか手がかりさえ掴めず、自分はどこにも属していないし、何者でもない、よりどころがない、行く宛もないし、居場所もない、 あてどなく、さまよい歩いて、疲れきってしまった、なにも考えられないし、もうなにもしたくないし、どこにも行きたくない
がんばっても報われないし、話してもわかってもらえないし、徒労感で身じろぎもできない。 何をやってもどうにもならない、こんなにも困っているのに、すべてが空回りで、裏目に出て、自分のやったことは、無駄どころか誤りですらあったのか……。 そんなことでそんなことを考える自分が悪いのか。 脳内にわいてくることばたち。 「みんなそうだよ。それでもがんばっている」 「もっと大変な苦労をしているひとがいる。おまえはいつも自分のことばかり」 「そんなことだからだめなんだ」 母がよく言って
いまの派遣先での就労が、この７月いっぱいで契約満了となり、次回更新はないとのこと。私のほうでも延長は希望せず。 切れ目なく収入を得るには８月１日（いっぴ）スタートの仕事を探さなければならず、しかし正直、とても疲れているので、もし金銭的なことを心配しなくてよいのなら、しばらく休みたい、といった気持ち。 きょう、精神科に行った。いつもの通院。 その精神科医はもともと、家族問題を扱っているクリニックにいた。 問題のある家庭環境に育つと（端的に言うと、虐待があった、等）、多かれ少
スターバックスコーヒーやサブウェイなど、店員さんとやり取りしなければいけないようなお店には、苦手意識があった。 だから、メニューを指差せば注文できるものや、ブレンドコーヒーばかりを頼んでいた。 近ごろは、勇気を出してブレンドコーヒー以外も頼んでいる。 さらに今日は、スターバックスコーヒーで、追加のトッピングを頼んだ（とても勇気がいった）。 何を大仰な、と思われるかもしれないけど、それは私にとって、大きな一歩なんだ。 かつては、お店に入ることもできなかった。それが、お
バスから降りると、新緑の季節の爽やかな風が、フローラの頬を撫ぜた。 停留所には、使用人のエリスが先に来て待っていた。手には大きな鞄を持っている。 バスを降り、母は、ありがとうエリス、と声をかけた。エリスは軽く会釈をする。 父は母の上衣を脇に抱えて立っている。ふとフローラを見て、にこりと笑いかけた。フローラもほほえみ返す。 バスの扉が背後で閉まる。 そのとき、雲雀の鳴き声を、フローラは聞いた。 森の中に入って行くと、突然開けた場所に出た。真っ白な建物が
ひとと話をしていると、どう切り替えしていいかわからない時があり、そもそも相手が何を言っているのかよくわからないときもある。 誰とも打ち解けられないし、周囲とは距離を感じる。 自分が思いやりに欠ける人間であると気づいてしまって、深く落ち込む。 こちらから声をかければ相手も気が楽になったかもしれないのに、自分はいつも怖がって避けている。自分の身ばかり案じているのだ。 相手に質問されても、「あなたは？」と問い返すこともない。 自分のことばかり考えているから、相手が大変そう
主人公のマサオは、とてもこわがりな小学五年生。 その春、大学を卒業したばかりの羽田が担任の先生となった。羽田は評判のいい先生だったが、生徒を叱ると評判が落ちた。 そこで羽田はマサオを叱った。 マサオだけを叱っていれば、生徒からの評判は上向き、すべてが順調だった。他の生徒も少しずつ、マサオのことを、低く、下に見るような雰囲気になっていった。 羽田は、マサオをスケープゴートにしているのだ、とマサオ自身、少しずつ気がついてゆく。 そんなある日、マサオは、青くて小柄な子供の幻影
告知このたび、AmazonさんのKindle ダイレクト・パブリッシング で、電子書籍を出版しました。ぜひ、お手にとってご笑覧ください。 Kindleダイレクト・パブリッシングについてはこちら 経緯ことの発端は、いわゆる〈宇宙人〉を言い換えるならなんと呼ぶかを考えたことでした。 シェアード・ワールドというのがあるのですね。同じ設定、同じ世界観で、別々の人間が物語を描くというもの。さっそく書いて、星空文庫さんへ投稿しました。 青井日記−星空文庫 浦路みゐる−星空文庫
歯が痛い
前略 お元気ですか？ そうですか。 １月26日は私の誕生日。 私は今日、40歳になりました。 本当です。 ありがとうございます。 40歳なので、直近の出来事を振り返ります。 〜2021年 無職 2021年６月 派遣会社に登録 2022年９月 生活保護廃止（脱退） 2023年1月26日 誕生日 現在、派遣社員としてコールセンターでテレフォンオペレーターをしています。 派遣社員は、同じ派遣先にいられる期間が三年間なのだそうです。 そのあとは、現在の派遣先に直接雇用して
左右をよく見て、横断歩道をわたる 宿題をやる 友だちをだいじにする うそをつかない 赤信号はわたらない 親や先生の言うことをよくきく 車の通らない見晴らしのよい道路で、赤信号で立ち止まり、青になるまでまつ ひとの言うことをきき、決して反論しない 友だちとけんかをしない まがったことがきらい わるいことはゆるさない うそはつかない ついたひとはゆるさない あそばない たのしまない よく気がつく おとなの顔色を伺う 空気を読む まわりのおとなは
近況報告 先日、理髪店に行き髪を切ってもらいました。前方が大変よく見えるようになりました。 それと、令和4（2022）年9月15日付で、生活保護廃止（脱退）となりました。 現在の仕事 現在は派遣社員として、カード会社のコールセンター（業務委託）でテレフォンオペレーターをやっています。住所や口座、氏名などの諸変更が今のところの業務。 OJTのために新人二人に、ひとりの先輩従業員がついており、交互に受電して、終話後にフィードバックをもらう、ということをやっています。 覚え
前略 残すところクレジットカードのリボ払いと、返還金のみとなりました。 お久しぶりです。お元気ですか？ 私は本当に元気です。 先日、借金を完済しました。家賃滞納分、30万を２万円×15ヶ月で。 というのも、以前の大家さんが亡くなったとき、不動産会社から「家賃の振り込みを止めておいてくれ」と連絡を受けておりました。そこでしばらく振り込まずにいたのですが、その間の家賃は、とっておくこともどこかに払うこともなく、でも、なぜかなくなっていたのです（不思議）。 そんなわけで、「おや
ということで今、共通の設定が「地球に来た宇宙人がトザマ（蔑称）と呼ばれる世界」のショートショートを書いています。 ◇シェアードワールドとは シェアードワールド‐Wikipedia ◇もうひとりの作家さんはこちら アカツキハッカ そこで今回は、そのとき何を思っていたかということを作者自らが聞かれもしないのに語ってみようという企画を敢行します。すなわち、自著解説ネタバレありのコーナーです。 １．カヒコhttps://slib.net/112633 名前は最初「
