日記_8/4

その昔、『片づけられない女たち』という本が、本屋さんに平積みされていた。2000年とあるから、今からおよそ23年前。
私は17歳で、栃木県の「月山」という日本料理屋さんにいた。 


その頃、自分があまりに仕事ができないため悩み、心療内科を訪れた。ADD/ADHDのうち、多動のないADDではないか? と。

すると医師は居丈高に、あなたは違うよと言った。いるんだよね、本を読んで、素人なのに私は○○だっていうひと。

その態度があまりに横柄だったので、私は腹が立って、二度とその心療内科へは行かなかった。


そしてきょう、精神科医に問うてみた。

「けっきょく自分は何なのですかね? テキストなど読んでみても、自分がなんなのかわからなくって(病名的な意味で)」。
もちろん23年前とは別の医師だ。

いわく、「いまはうつっぽい症状も出ているけど、ベースにあるのは発達障害っぽい傾向。だけど先天的なADHDやASDなどではなく、家庭の環境のためにそうなったのだと思いますよ」 
とのことだった。

そうかぁ、という感じ。
ここに辿り着くまでに、ずいぶん時間が経ってしまったなぁ。

けっきょく具体的な病名や○○症、○○障害みたいなのはないけど、ようやくスッキリしたような気がした。

何の仕事をすればいいかはわからないけど、焦る必要はないと言ってくれたし、ゆっくり休もうかな。とも思う。





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