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本好き達の会合→道迷う台東区(!)

「ショートショート部」。私は初顔合わせ、緊張



11月20日。このアパートに来てから朝起きると顔も洗わずに「本好きの下克上」をつい読む習慣になっている。いやはや、ここまでハマるとは!

これを紹介してくれたのがクラブハウス深川丘志さん主催のルーム「ショートショート」部のちえこさん。残念ながらちえこさんには会えないけれど、私が日本帰国ということでその他のメンバー3人と上野で会えることになった。実に楽しみな会合。待っていました! である。

他にも今回は会えなかったのだけど知的なメンバーがいるショートショート部。録音もされてるのでよかったら是非。毎日活動していている部屋主、深川さんは仕事でもライター。雑談をみんながした後に新しい作品を朗読する。時には、この部屋を開いている短い時間の間に書いている。

他のメンバーはお題があるんでそれに合わせて作ったりする。私はというと、最近はゼロ。ショートショートの長さは、どうも無理かもと諦め中だけど、このnoteにしても全ては修行だと思い書いているので、またショートショートもトライするかも。(ちなみに短編は続けて書いている)

上野精養軒へ


私は、ハヤシライスを注文


上野駅へ11時に着くよう蒲田を10時前に出る。案外と遠い。でも足は軽やか。

11時、上野駅の2階? でいつものように本屋なのか雑貨屋なのかわからないところでうろうろ。一冊購入。

その後、待ち合わせの『上野精養軒』に入る前に、ブッダの顔を拝める。そしてメッセージを送る。皆さんどこで待っているんだろう? よく考えたらしっかりお店のどこで待つと話がついてなかった。わからないので一人外で待つが、気づいたら皆さん私より早く来て、前の方に座っていらした。申し訳ない。


なんと言ったりいか!
強烈

一番、イメージ通りだったのが、ちあき先輩。ヒョーヒョウとしていてお洒落な人。AKIさんは、声質が特徴的な人であるのだけど、顔を見るとプロフィールのイメージ通り個性的な可愛らしさ。深川さんは思っていた通りふんわりしている雰囲気の方ではあるけれど、あってる時より後で写真で見る方が、深川さんの特徴が出る、シャープで強い輪郭を持つ風貌に感じる。面白いな〜。

それにしても突然寒くなった日であった。この後、雨が降ると天気予報ではいう。

それなのに、通された場所がなんとテラス席。
長く喋れないじゃないか! と、おそらく心の中で誰でも思う席。風がヒューと通る。寒い。ブルブル。

洋風のお食事は本当に美味しくて、東京にある数少ない美味しいお店だと思う。いくらお金を出しても美味しくないところは美味しくない。ここの美味しさは不思議。人工的な風味がほぼないのが美味しさの秘密かも。きちんと丁寧に作られたことがわかるお料理。素材と、丁寧さが基本だな〜。

ちょっと人の紹介コーナーが始まります。前回同様です

作家、ライターの深川丘志さん



まずはショートショート部の部屋主深川さん。ライターのお仕事を若い頃からずっと続けているというのは知っていたけど、この日に聞いた、一度もサラリーマンをしたことがないというのが私には衝撃だった。他にもエッというようなことをサラリという人である。

このnoteでも毎日彼のショートショートの作品のアップがあるので、よかったらぜひ。彼が言うように、いい時も悪い時もあるのは確かだけど、プロのレベルを見せつけてくれる。 
やはり早く出版してほしい。新聞社や出版社はどこを見ているのだろうか? とも思う。新聞に毎日書くことができるのは今の時代は彼しかいないと思うけど。


私は、去年の2月に知り合ってから、彼の毎日制作する作品などに励まされたりして、どんどん文学の世界に入り込んでいる気がする。彼に連なって、才能のある方々との出会いもそれに輪をかけている。

またFBやインスタに投稿されている『時々日記』。こちらにも刺激を受けて今note中。

いただいた、色川武大さんの本はじっくり読んで、感想をnoteにあげるつもり。


にのまえあきさん


AKIさんは、マイクロノベルがお得意。実にいい。よかったらこの下から是非。あと、インスタグラム? 彼女の活躍は、声の方でも。朗読、素晴らしいです。この凄みのある独特な声、聴き惚れます。

色々と才能のある人だと思う。体力も。優しさも。強さも。

AKIさんは私がずっとなれないだろう、きちんとした大人の風格があり、ちょっと羨ましい。他のメンバーのkeikoさんもなのだけど。おそらく自軸が小さい頃からしっかりしている、それが私との違いなのだろう。私は自軸自体がしっかり確立したのは最近な気がする。海外生活30年くらいでようやく、、どんだけ揺れ揺れなのか。


ちあき先輩


ちあき先輩についてはよくは知らないのですが、わかってることは、大変なオシャレ知識人。西洋文化全般に詳しいのと、毎日一万歩どころか2万歩歩く健脚、脚長。スイーツ好き。東京付近の道をよく撮ってるけれど、風景写真がブックカバーのよう。

彼から教えてもらう、あるいは紹介される本は、私には難しすぎるような気がしてまだ手に取れないのであります。

彼のFBで、その文章に触れるにつれ、やはり教養のある人の書く文章は違うな〜と思う私がいます。体系的な教養も優れているというか。

とにかくも、優しくて大人の人。千秋先輩、あるいは深川さんもそうなんだけど、彼らのように素敵な男性が世界中増えてくれたらと願う。

後でさりげなく千秋先輩は、私が行くメトロまで送っていただいた。ありがたい。私が最近、迷う体質だということをどこでご存知か! 

上野、日曜のカフェはどこへ行けばいいのか?


さてさて。日曜日の上野であった。
この私たち大人の遠足にはふさわしい?

ぐるりと、上野を仲御徒町方面に向かい球状に歩く。
どこを歩いたところで、見つかるカフェというカフェが満杯。そうなる気はしていたけれど、やはりという感じ。

場末の酒場街を昼間歩きながら、面白い看板の文字を読んだりして私たちは笑い合う。夜来るとどういう感じなのだろうかと想像しながら。
いつまでもこの場末という存在があるといいのにな〜と、つい心の中が囁く。


そしてついにコメダ珈琲店に落ち着くことになる。
甘いのが苦手な私は頑張って、なんとかこの大きい甘いもの、きっと2度とは口にしないケーキを食べる。

猫やペットの話で盛り上がる。

そしてまたさよならの時間。さみしいな。

叔母の家。恐ろしいほど迷う。住んでいたこともあるのに


なんで千束まで歩いているのか?

三ノ輪の駅。最近は降りるたびに出口を間違える。
そしてそこから放浪が始まる。
こんなはずじゃなかったという酷い目にあったのが今回。

もうどのくらい歩いても辿り着かない。雨は降り続ける。雨は滞在中初めての雨でもある。もうダメだと思い、タクシーを拾って、覚えてる住所を言ってみる。違うところにたどり着く。これはもう母か妹に電話して聞くレベルで、私の記憶がおかしいのがわかる。一度タクシーを降りていたので、正しい住所聞いてからまた歩く。

叔母は待ち構えていてくれて、従兄弟にも会う。
ワクチン5回打ってコロナにすぐにかかった叔母。もうまだ数日しか経ってないというが、熱もないようだし大丈夫だと思い会う。
会いたい人には今会っておかないと、いつ会えるかわからない。
それに大体私は、なぜかコロナに罹らないらしい(!)今までのところ。
わたしはこの三ノ輪の叔母宅に、10代の頃、一年くらい居たので、この家は第二の家のようなもの。またおこたつに入って、叔母が用意してくれたお寿司などを食べる。もぐもぐ。いつ来ても寛げる。

叔母はスマホを教えてくれる人に恵まれないようで、着いた瞬間に、「あなたー、これわかる?」という言葉から始まり、私は叔母のスマホをいじることになった。電気会社に勤めている従兄弟もわからないような、スマホづくりをしている、日本の会社のみなさん、やばいですよこれ。なんとか、彼女の設定を変えることができ直すことができた。

4年前は重病で入院していた従兄弟はなんとか元気で会社勤めをしているようだ。三人で夕飯。

そして、またお別れ。
今度は叔母に三ノ輪の駅まで送ってもらい、迷わず地下鉄に潜り込む。
よく考えたら叔母も80代。でも健脚なのは変わらなそう。

また会う約束をして、さようならを言う。

この日はスゴイ歩いてると思う。13825歩。

今や、14本目! 久しぶりの日本、良かったな〜。

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