【朗読後記】夢十夜を読む
久しぶりの朗読後記です。今回は夏目漱石の「夢十夜」の「第一夜」を再読したことについてです。前回読んだのは2022年の2月ですから約2年ぶりですね。この間、自分は朗読の何を学び、何を聞き分け、何ができるようになったのか検証したいと思います。
(以下、マニアックな話です)
全体でみると、前回は今よりも起伏がないフラットな読み方でした。読んでいた当時はもっと起伏をつけたつもりでいたのですが、実際はほとんどありませんでしたね。思い切りが悪いというか、変化に乏しく聞こえます。音のつく