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アンケートLP100本分析の結果を反映したら恐ろしいほどの成果が出ました。その衝撃的な数値は…

こんにちは!ADクリエイティブ戦略Gr.グループ長の白戸です。

白戸 真一(プラットフォーム戦略推進本部 ADクリエイティブGr.)
ソウルドアウトは3年目。記事LPはおよそ4年、アンケートLPはおよそ1年半経験しています!現在はグループ長として実制作のほか、バナー含むクリエイティブの制作体制の構築にも注力しています。

私は以前に『アンケートLPを“100本”集めて分析した結果「知らずにはいられない」事実がわかりました。それは……』というnote記事を執筆したのですが、おかげさまでプチバズりしました!👏

業界では知らない人がいないであろうあの加藤公一レオさんにもTwitterで取り上げていただいています!(本当にありがとうございます🙏)

社内外ともに大変に反響がよく、

  • 「noteを見た」という企業からの問い合わせ

  • noteきっかけで、健食美容以外の商材でアンケートLP導入多数

と、ささやかながらアンケートLPを広める一助となりました。

今回はそんな大好評の前回記事で触れた「アンケートLP100本分析」を反映した結果をご紹介させていただきます!

正直、我ながら「えっそんなに…!?」と驚くほどの成果に繋がりました。
これを読めば「アンケートLPをやらない理由がない」ことを感じていただけます!

あるアンケートLPの衝撃的な成果とは?

商材名など詳細はお伝えできないことを予めご留意ください。ただ丸めたものであっても、その改善率の凄まじさは伝わる自信があります!

「前置きはいいから早く教えないと飛ばすぞ」という声が聞こえてきそうなのでさっそく本題に入りましょう。

アンケートLPを実施した衝撃の結果は、「CVが2倍以上」に増加しながらも「CPAは64%」に抑制できたんです!

運用に携われている方なら実感があると思いますが、「CVは増えたけど、その分CPAもあがった」「CPAは抑えられたけど、CVがついてこない」そんな状況に陥ることってありますよね。

そんな中でこの案件では、CVは激増し、CPAは半分近くに抑えられました。大きな変化といえば「アンケートLPの導入」だったので、胸を張ってアンケートLPの成果と言えます!

中には「母数が小さければそういうこともあるだろう」と疑っている方もいるかもしれません。私が読者なら疑いますので、ご安心ください(笑)。

具体的には言えないものの、「3CVが6CV」になったというようなものではありません。もともと十分な母数があっての改善率となっています。

▍分析結果はどう活かされたのか?

アンケートLPの内容を詳細にお伝えすることはできませんが、基本的に前回分析してわかった「アンケートLPの定番の構成」を軸にしています。自分で言うのも恥ずかしいですが「優れた・斬新な発想」があるわけではありません。

FVは4つの要素を押さえて作成し、設問は使用率の高い「4問」を採用。オファーは画像を用いたり長々記載したりせず、すぐCTAにつなげる。こういった分析結果が活きました!

ファーストビュー画像で必要不可欠な4要素
「4問」の使用率が高い

分析内容の理解とクライアントの商材理解、この2つがあればアンケートLPは十分に通用するものが制作できます。

また前回の記事で「アンケートLPは検証しやすい」という特長があることもお伝えしました。

設問ひとつ修正するだけでABテスト・訴求検証の役割を果たせる

今回の案件でも、大きな成果貢献に甘んじることなく、2本目のアンケートLPを制作・提案。丸々新規で作るのではなく、既に制作した1本目をベースに設問変更を加えたものです。

成果はまだ検証途中ですが「1本目と同等以上のパフォーマンス」といったところ。1本目の成果に悪影響を出さない範囲で、目標CPA内でCVの積み増しにつながっているため、十分貢献になっています!

訴求違いで成果のよいものが複数あると、突然の悪化や”枯れ”に対するリスクヘッジにもなるので、どんどん本数を増やしてストックしたいところ。

▍アンケートLP、試さない理由ある!?

個人的には記事LPより制作しやすく(工数が少なく)、検証もしやすいアンケートLPはイチオシの施策です。ライティングが苦手な方でも制作できるため、弊社では運用者が自ら設問を制作・修正するケースも少なくありません。

また、記事LPよりも商材を選ばないと私は考えており、その点でもアンケートLPを試さない理由を見つける方が難しいくらいです。
強いてアンケートLPが適さない商材を挙げるなら「高単価商材」ですね。前回の分析でもはっきりと数値に出ましたが、アンケートLPでは「お試しオファー」が多いんです。100本の中でオファーが5,000円を超えていたのは1、2件でした。

「お試しオファー」がダントツで多く「価格の安い商品と相性がいい」

アクションを起こす(回答する)ことで購買意欲を引き出すわけですが、あまりに価格が高いと冷静に手をとめて考えてしまう、と言えるでしょう。

ただ、商材そのものが高単価でもCV地点が「資料請求」「無料体験」などライトなものであれば問題なく成果に繋がります。あとは引き上げ施策次第ですね。

▍ほかの成果事例はないの?

まだまだ検証をはじめたばかりの案件も多いのですが、いくつか簡易的に紹介させていただきます。

  • 食品 GDNで成果改善

  • 男性向け商材 CV増加・広告予算の拡大

  • 投資系商材 CV獲得に寄与

なかなか見ない業種のアンケートLPも制作・実施予定なので、また第3回でアンケートLPのさらなる可能性を紹介させてください(できると信じて取り組んでいます)!

実はさらに100本追加で集めてみたのですが…

前回のnoteはアンケートLP100本分析でしたが、あれからちまちまと集め続けており、今では合計200本となりました。

せっかくなので100本追加して分かったことをご紹介します!

▍人気の設問数は相変わらず「3問」と「4問」

▍アンケートLPでオファーは「お試し」と「定期コース(の初回割引)」

どちらも基本的には前回と変わらない傾向でした。100本追加しても変わらないのですから、定番と言ってもいいでしょう。

オファーで定期コースが多いのは、そもそもアンケートLP導入している商材が定期商品(美容・健康食品)が多いからですね。定期といっても、大抵は初回限定価格で大きく割引しているものが多数を占めていました。

さて、前回は伝えていなかった情報もお出ししましょう。

▍動画素材を活用するアンケートLPが増加中

これは、アンケートLP内に動画素材を一つ以上使っているものです。ユーザーの興味関心を高めるためにFVに動画を入れたり、回答のあとの説明コンテンツ内で動画を使ったりするケースが多いですね。

記事LPで、スキンケア商品を肌に塗る様子や、成分が浸透していく様子を動画で説明しているのと同じです。

赤枠部分が動画です!

工数がかかりやすいため、手軽に作れるアンケートLPとはある意味では相反するかもしれませんね。ただ、素材が容易に手に入るなら、アンケートLPでも活用した方が効果的だと思います!

▍説明コンテンツの有無はほぼ五分五分に

「説明コンテンツ」と呼んでいるのは「回答したあとに、内容を補足するような説明テキストを載せている部分」のことです。「記事複合」は「記事LPのあとにアンケートLPが続く、あるいはその逆」の形式をとっているもの。
回答させたあとだとふだんは読み飛ばされやすい内容もつい読んでしまう…という心理から、商材の魅力や説明のために入れるケースは少なくありません。

特に今「記事LP+アンケートLP」がアツく、新たな当たり手法として注目されているのをご存知でしたか?

短期間で急増している記事アンケートとは?

最近「この手法、成果いいんですよ」と耳に入ってくるのが、記事LP+アンケートLPの「記事アンケ」です(私は記事アンケと呼んでいるので、ここではこの呼び方で)。

実は私、1年以上前から「記事アンケ」に取り組んでいました。今流行りのものとはちょっと形式が違って「設問ごとに記事コンテンツをつける」というものです。説明コンテンツの内容をより「記事LPっぽい表現」でまとめたもの、と言えば伝わるでしょうか。

実際、記事LPよりも成果が出たものもありましたね。コレだ!と思って注力していたのですが、あまり普及できず…現状を鑑みると無念としか言いようがありません。

今流行っているものは「記事LPを読ませた上でアンケートに回答いただく」ものか「アンケート回答後、丸々記事LPを読んでもらう」ものですね。

恐らく理屈の根っこは同じで
「記事LPだけだと読まれる前に離脱される」
「アンケートLPだけだと情報量が少なく購買意欲を高めきれない」
といったお互いの持つマイナス面を、互いの持つプラス面(記事LPの情報量とアンケートLPのアクションによる心理作用)で打ち消すためだと捉えています。

当然、単体の記事LPやアンケートLPを作るよりは工数がかかりますが、これからますます増えていく施策といえるでしょう。

別々に記事LP、アンケートLPを試している案件なら「良いとこどり」で合体させることですぐにでも記事アンケを試せますよ。

個人的にはまずアンケートLPを試してヒートマップで回答の傾向を見てから、そこを起点に記事LPの要素を足すのがオススメ!ユーザーの興味関心が高いところを深掘りする方が、効果に繋がりやすいと思うからですね。

私もアンケートLPを一通り試して得た知見をもとに次に進んでいきます!

アンケートLP200本分析した感想は…

私の結論は「よほどの高単価商材でない限り、アンケートLPは試さない理由がない」ですね。もしまだ施策として試されていない担当者はぜひこの機会に導入してください!

アンケートLPの良いところは単なる数値成果以外にも、回答傾向からユーザー分析やクリエイティブへの反映、LPの修正・追加の提案など様々な施策に繋がるところにあります。

2本目を作るときもロジックを持って制作できるので、自信を持って取り組めました。

お客様と密に連携がとれれば、「クッションページ」以上の価値も見出せます。この深さがあるから、私は記事LPよりも作るのにハマりました(笑)。

「うちもアンケートLP試したい」
「この商材でアンケートLP作れる?」
「どんな設問内容になるか見てみたい」
ちょっとでもこんな風に思っていただけた方がいましたら、ぜひ今すぐ下記問い合わせフォームよりご連絡ください!一緒に新しい施策と、価値をつくっていきましょう。ささいなご連絡でも心よりお待ちしております。

 👨 { 白戸と気軽にお話しましょう!!!

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【執筆:白戸 真一】

*ADクリエイティブGr.のアンケートLPに関する記事です!

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