脇役ー復帰戦ー e
インターハイ2週間前のある日
高校生アスリートにとって最大の舞台となるインターハイ。そのインターハイが舞台なら私は完全に脇役だろう。そんな私もレースを控えていた。本当だったら今頃インターハイに向け準備をしていたはずだ。ただその夢は叶わない。絶対に。それでもレースに参加できる喜びはあった。やはり走る事は好きなのだ。
走る意味
市原ナイター記録会。その記録会が私の復帰戦だ。まだ走るのは怖い。ただ秋のシーズン(日本ジュニア選手権・国民体育大会)
国体に関してはインターハイの100mで千葉県から入賞者が出ない事が条件になる
に向け前に進むしかないのだろう。そんな思いを抱えながらレースを迎えた。市原ナイターは記録会だが2本走る。タイムは覚えていないが予選を通過し、決勝に進んだ。そして、この記録会には大人の選手も参加する。その大人の1人が赤堀さん(赤堀弘晃・三英社)だ。当然ベスト記録も私より速い。大人の選手と初めて走ったのはこの時かもしれない。当然予選も1着で通過していた。更に大堀もこのレースに参加していた。大堀はインターハイに向けての調整レースだ。「大堀には勝ちたい」そう思った。結果は10秒44※多分。で赤堀さんの独走だった。まったく相手にならなかった。私は大堀に競り勝ち10秒7くらい。
走りきった。
レースは新鮮で楽しかった。
アナウンスでは春の悲劇の説明が流れていた。
ー 続 ー
おまけー記憶ー
昔の陸マガから載せられる記事が無いかと探してみた。記事を探していると、南関東の結果が目にとまった。記憶によるとイノシンが100m 200m優勝したはずなんだけど、、、
なにやってんだイノぉ。
そして 200mの大堀ってどうなったんだっけ?
ー追加ー
菊池くん(流山南)が3番だったのか。直接話をした記憶はないけど前年の新人戦で予選から決勝まで3本一緒に走った。優勝した事もあって全然気にしていなかったけど、イノシンにも勝ってるし大前もいるじゃん。彼にも凄いドラマがありそうだ。どこかで見ていて教えてくれないかなー
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