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書籍の解釈 思想

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各種教育理論要点


モンテッソーリ教育学子どもは適切な環境と雰囲気が整えば一つの作業に集中的に取り組む

集中が妨げられず作業が完遂できると、深い満足感が得られ、態度が劇的に変化する

態度が変化すると先生は不要で、集団としての秩序が保たれ、他の子どもを邪魔することなく、深い共感、愛情、好意を保って相互援助に満たされた連帯意識による社会が自然発生的に成立する。命令指示によりこの状態を作ることは不可能。

集中が起こ

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モンテッソーリ教育まとめ

モンテソーリの要点モンテッソーリの要点、理念は以下の通り。

子どもの自主性を最大限にサポートする
・子どもを観察する
・子どもの気持ちに寄り添う
・子どもが学びの主役、大人はサポートに徹する
・人と比べない
・先回りしない
・否定から入らず、丸ごと肯定する、すなわちマイナスの感情を認める
・褒めるより共感
・できたね!よりも、見たままの様子を実況
・子どもの興味に一緒に探求する
・レッテルを貼ら

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【読書メモ】共感資本社会を生きる

資本主義は情感がありません。

人が人として生きていくためのヒントがこの書籍の対談に隠されています。

ここにも資本主義から脱し、脱成長コミュニズムを目指すべきという考え方が芽生えています。

是非お取りください。

以下、読書メモです。

効率化を進めると多様性は排除する方向へ進みます。

なぜなら、多様性はコントロールしにくくて効率が悪いからです。

お金は効率化、価値の一本化を進め、それが故

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【読書メモ】人新世の「資本論」

格差増大、環境危機、、、現在の資本主義が全体にとって持続可能な幸せを実現していなさそうなイメージを持っている方は多いと思います。

この書籍は、脱成長コミュニズムというイデオロギーによって、現状を脱却するべき(しなくてはならない)という主張をしています。

その切り口が鮮やかで、マルクス主義をよく知らない人でも分かりやすい内容になっています。

以下、要点トピックです。細かい誤謬や、認識違いはご容

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