モンテッソーリ教育まとめ

モンテソーリの要点

モンテッソーリの要点、理念は以下の通り。

  • 子どもの自主性を最大限にサポートする
    ・子どもを観察する
    ・子どもの気持ちに寄り添う
    ・子どもが学びの主役、大人はサポートに徹する
    ・人と比べない
    ・先回りしない
    ・否定から入らず、丸ごと肯定する、すなわちマイナスの感情を認める
    ・褒めるより共感
    ・できたね!よりも、見たままの様子を実況
    ・子どもの興味に一緒に探求する
    ・レッテルを貼らない

  • 生き方の基礎となる体験を提供する
    ・子どもの好きに寄り添う
    ・集中している時には邪魔しない
    ・失敗を経験するまで待つ
    ・どうしたらいいか答えを指摘するのではなく、一緒に考える
    ・たくさん手を使うことを習慣づける
    ・子供が扱える実用的な本物の道具を用意する
    ・ダメなものはキッパリ教える
    ・お手伝いしてもらう
    ・子ども用ではなく、大人用。学術用語も使う。
    ・親の気持ちを伝える

  • 敏感期に基づいた関わりをする
    ・2〜3歳は秩序感を育てている。大人からみて意味のない行動でも見守ること。
    ・3〜6歳は手を使って学ぶ。感覚を最大限に洗練させるためにさまざまな体験をさせる
    ・4歳半頃までは動かしたいように体を動かし、運動神経を確立する。最大限動けるように制限をしない環境におく。また、意識的に指先を動かす環境も準備する。
    ・6歳ごろまでは言葉の爆発期。わかりやすい言葉のシャワーを。

いずれも子供に対してどうこうするのではなく、環境をどう準備するか、が肝。

子どものあるがままを受け入れる。

テーマを用意して、選択させる。いくらでも学ぼうと思えば学べるようにする

モンテッソーリの実践

日常生活を自分でできるようなお試し環境を準備。被害を最小限にするような工夫をして、失敗を許容する。

以下のような身の回りのことを実践してもらう。

  • キッチンで水等を注ぐ

  • コーンフレークを掬う

  • フキンで汚れたとこを拭く

  • コップを自分で飲む

  • 食べ終わった皿を運ぶ

  • おむつや下着を取ってくる

  • 手を洗う

  • カーテンを開ける

  • おもちゃの片付け

  • 電気のスイッチを押す

  • 拭き掃除

  • ボタンつけ、外し

  • フタの開け閉め

想像力や知恵を得るための遊び方例。

  • 似たもの入れ

  • バランス

  • 図画工作

  • おもちゃは一つの箱に一用途

言葉を使わず、両手でゆっくりと実践して見せる。

参考文献

https://www.amazon.co.jp/子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッド-堀田-はるな/dp/4866670339

https://www.amazon.co.jp/おうちでできるモンテッソーリの子育て-0-6歳の「伸びる-」環境づくり-クーヨンの本-クレヨンハウス編集部/dp/4861012570

https://www.amazon.co.jp/おうちモンテッソーリはじめます-シモーン・デイヴィス/dp/4522438125

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