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様々な書籍の自分なりの要点を解釈したものや、思うところをメモに残す人です。 そして色ん…

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様々な書籍の自分なりの要点を解釈したものや、思うところをメモに残す人です。 そして色んな視点を世の中に増やしたい人です。 投稿の要点を見て興味を持ちましたら、実際に書籍を見たり等解釈の違いを噛み締めて頂けたら幸いです。

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最近の記事

各種教育理論要点

モンテッソーリ教育学子どもは適切な環境と雰囲気が整えば一つの作業に集中的に取り組む 集中が妨げられず作業が完遂できると、深い満足感が得られ、態度が劇的に変化する 態度が変化すると先生は不要で、集団としての秩序が保たれ、他の子どもを邪魔することなく、深い共感、愛情、好意を保って相互援助に満たされた連帯意識による社会が自然発生的に成立する。命令指示によりこの状態を作ることは不可能。 集中が起こるには、子どもたちに一切の自由を与えなければならない。いつどこで何をするかの一切

    • 改めて「アンパンマンのマーチ」に心震える

      お馴染み「アンパンマンのマーチ」が子どもだけでなく、大人でも響く歌詞になっているということは、意外と一定数の人が知っている。 一方で、話のネタ程度で知っているだけで、ちゃんとは見ていないという人も多いのではないだろうか。 日本で生きている限り履修しないで大人になることは難しいであろうアンパンマンの、その代表曲について、改めて、子育て世代の責任として、歌詞を細かく確認しながら、やなせたかしの偉大さを噛み締めることとする。 初手から強敵との闘いの終盤を思わせる叙情詩を繰り出

      • モンテッソーリ教育まとめ

        モンテソーリの要点モンテッソーリの要点、理念は以下の通り。 子どもの自主性を最大限にサポートする ・子どもを観察する ・子どもの気持ちに寄り添う ・子どもが学びの主役、大人はサポートに徹する ・人と比べない ・先回りしない ・否定から入らず、丸ごと肯定する、すなわちマイナスの感情を認める ・褒めるより共感 ・できたね!よりも、見たままの様子を実況 ・子どもの興味に一緒に探求する ・レッテルを貼らない 生き方の基礎となる体験を提供する ・子どもの好きに寄り添う ・集中してい

        • 何もないプレゼント

          「これあげるね」 「これは何のプレゼント?」 「何もないプレゼント」 姪はおままごと中に言った。 presentの語源はラテン語で「あらかじめそこにある」ということ。 あらかじめそこにあるのに、ないもの。 そこに贈り物が存在していることを彼女は認識しているが、物理的にはそこにはない。 また、物理的にそこにないこと自体も、彼女は認識している。 ゆえに、「何もないプレゼント」と表現した。 彼女は3歳だったが、それはむしろ、形而上学的にのみ存在する何かを素直に表現

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        • 書籍の解釈 思想
          4本
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          3本
        • その他
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        • 書籍の解釈 金融
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          4本
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          9本

        記事

          【読書メモ】共感資本社会を生きる

          資本主義は情感がありません。 人が人として生きていくためのヒントがこの書籍の対談に隠されています。 ここにも資本主義から脱し、脱成長コミュニズムを目指すべきという考え方が芽生えています。 是非お取りください。 以下、読書メモです。 効率化を進めると多様性は排除する方向へ進みます。 なぜなら、多様性はコントロールしにくくて効率が悪いからです。 お金は効率化、価値の一本化を進め、それが故にお金の目的化が進み、飽くない欲求となります。そこには不安しかありません。 効

          【読書メモ】共感資本社会を生きる

          【読書メモ】人新世の「資本論」

          格差増大、環境危機、、、現在の資本主義が全体にとって持続可能な幸せを実現していなさそうなイメージを持っている方は多いと思います。 この書籍は、脱成長コミュニズムというイデオロギーによって、現状を脱却するべき(しなくてはならない)という主張をしています。 その切り口が鮮やかで、マルクス主義をよく知らない人でも分かりやすい内容になっています。 以下、要点トピックです。細かい誤謬や、認識違いはご容赦、ご指摘ください。 環境危機と格差社会現代は、地球温暖化だけでなく、多国籍ア

          【読書メモ】人新世の「資本論」

          【読書メモ】夜と霧

          ユダヤ人強制収容所に収容されて生還した精神科医フランクルの、その体験談を綴った一冊です。 世界中で読まれ、日本では大学の教材になるほどの本になった理由は、体験を通して得た人間の性質が記されているからです。 今、人生にモヤモヤを抱えているのであれば、間違いなくこの本をきっかけに人生への捉え方を変えることができると断言できます。 本書は収容、収容所生活、収容所から解放されて、の三遍から成ります。 いずれもフランクル自身が体験した壮絶な体験が延々と記述されますが、その中に彼

          【読書メモ】夜と霧

          【5部+6部】【考察】われわれはみんな「運命の奴隷」なのか?

          「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金体験」のエピローグで紹介された「運命の奴隷」という概念があります。 「人間は運命にあらがうことはできない。生まれ持った環境や宿命、すなわち運命に対してはただ奴隷のように受け入れるしかない」という意味を持つ概念です。 エピローグでは、彫刻家のスコリッピが発現させたスタンド「ローリング・ストーンズ」によって、この概念が語られました。 このスタンドは、石に彫られた人物の運命(このスタンドだと「死」という運命)が予見でき、石が対象の人物に

          【5部+6部】【考察】われわれはみんな「運命の奴隷」なのか?

          【考察】【感想】映画チョコレートドーナツが伝える普遍性

          2012年に公開されたドラマ映画「チョコレートドーナツ」は、1970年代のアメリカを舞台として描かれており、社会背景的にLGBTへの偏見が色濃く残っています。 2020年現在からして見ると、検事が「性的趣向が子供に悪影響を及ぼすことを否定できない」と平然と言ってのけ、裁判長もそれに同調するという背景に、「え、これ事実なの?」と思ってしまいます。 この映画で伝えたい事はまず間違いなくそういった「差別」という概念の悲壮性だと考えられます。 差別を売り物にしているのか LGB

          【考察】【感想】映画チョコレートドーナツが伝える普遍性

          【読書メモ】サピエンス全史

          今では常識になりつつありますが、貨幣や宗教、科学、思想といった、今の社会を形作るものはすべて虚構であるという事実を、我々人類(ホモサピエンス)の歴史から解説する書籍です。 本書を読み終わるころには、現在の社会に感じる違和感の正体を言語化できていることでしょう。 本書が話題になるということは、それだけ多くの人に今の社会や幸せの価値観に漠然とした疑いがあるからだと思います。 必読の2冊です。 以下、読書メモです。 認知革命元々アフリカで細々と暮らしていたホモサピエンス(

          【読書メモ】サピエンス全史

          【読書メモ】実行力

          政治家なので橋下さんの政策には賛否両論だと思いますが、こと「実行力」という点に関しては文句なくずば抜けている方だと思います。 その「実行力」をどうすれば発揮できるのかを本書では強烈な説得力と実績の紹介によって説明しています。 人を動かす管理職の方には必見です。とても参考になります。 熱量を感じる書籍なので、読み物としても面白く、発奮できる内容となっています。是非読んでみてください。 以下、読書メモです。 リーダーはまず行動で信頼を得るリーダーは大きいことをまず実現し

          【読書メモ】実行力

          【読書メモ】残酷すぎる成功法則(Barking up the Wrong tree)

          いろんな自己啓発本がある中で、何を見ていいかわからない!という方は、まずは本書を読むべきです。 いろんな自己啓発本にちりばめられた「こういう風に考えて進めばいい!」という要素が、この本一冊にまとめられています。 ちょっと日本語のタイトルがキャッチーに偏りすぎて好きではないですが、英語のタイトルではBarking up the Wrong treeと、見当違いな努力してませんか?的なタイトルで、本書の特徴をよく表しています。 以下、読書メモです。 自分の欠点を比較優位に

          【読書メモ】残酷すぎる成功法則(Barking up the Wrong tree)

          【読書メモ】ミルトン・エリクソンの催眠療法入門

          前記事↓で紹介したNLPに深くかかわる有名な心理学の先生、ミルトンエリクソンの催眠療法を記述した書籍です。 書籍として要点をまとめているというよりは、ミルトン・エリクソンのお弟子さんのワークショップの内容を書籍化しているような建付けになっているので、若干読みづらい部分がありますが、実際に患者に対してどういう施術を行っているかが非常に具体的に記載されています。 心理学においてはなかなか書籍では実践としてイメージしづらい部分があるので、逆にそのような部分が非常に頭に入ってきや

          【読書メモ】ミルトン・エリクソンの催眠療法入門

          【読書メモ】プロが教えるはじめてのNLP超入門

          世には多くの自己啓発本があり、「こんなときはこうするべき」「こういう思考で行こう」というようなアドバイスがあふれています。 でも、なかなかうまくいかなかったり、続かなかったりしませんか? 方法論はわかっていても、肝心の行動を起こす自分の心や意識がどういう構造をしているのかを詳しく体系立てて学ぶ機会は意外とありません。 本書で紹介しているNLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略で、脳や精神をどうやって扱うか?を体系的

          【読書メモ】プロが教えるはじめてのNLP超入門

          【読書メモ】「知」のソフトウェア

          この情報社会、「知識」を使えるように、賢くなりたいですよね。 人間もソフトウェアも同じで、賢くなるには(性能を出すには)情報の入出力方法が重要です。 この本はそういった、知識の入れ方/使い方のフレームワークを整理した良本です。 以下、読書メモです。 はじめに人はソフトウェアとは違います。 どういう性能で、何に興味があるか、どういう性格かは人によって違います。 だから世の中にはたくさんのインプット、アウトプットの方法があふれています。 すなわち、一般的にこういう方

          【読書メモ】「知」のソフトウェア

          【読書メモ】ハマりたがる脳

          本書は曖昧模糊な好みという概念をいろいろな研究結果や考察をもとにざっくばらんに評価している書籍になります。 あー顧客の好みなんてわからねえ、そもそも好みってどういうことだ…? と迷宮入りしてしまっているビジネスマンは、新しい視点が芽生えるかもしれません。 結論がはっきりしているというより、こういう視点がある、ということをたくさんの事例で紹介している本なので、実際に書籍を取ってご自身のビジネスに当てはめてみることをお勧めします。 以下、読書メモです。 好みは学習から生

          【読書メモ】ハマりたがる脳