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【和歌】ありのままの姿であって欲しいけれど

雑草と呼ばるる命ひとつびとつ名を確かめつためらひて摘む

自然や動物に触れることは、私の大きな喜びの一つです。特に、なるべく人の手の入らない、ありのままの姿で自然があることに安心を覚えます。

しかし、隣家との距離が近い都市部では、本意ではなくても、ときに庭を「手入れ」し、「雑草」を取り除かなければならないようなこともあります。

雑草と一括りにされる植物も等しく生き物です。自身に害を及ぼす訳ではない命を奪うことは好まないけれど、やむを得ないならば、せめてその名を知り、殺めることの重みをきちんと感じたい。そんな気持ちで詠みました。


私の作品に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。魅力をお感じ頂けましたら、そのお気持ちをお伝え下さいますと幸いです。コメント、フォロー、サポートなど、いつでもお待ちしています。私たちの心が、芸術によって通じ合いますように祈ります。

五十嵐創(Twitter & Instagram: @soh_igarashi)

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