【和歌】ありのままの姿であって欲しいけれど
雑草と呼ばるる命ひとつびとつ名を確かめつためらひて摘む
自然や動物に触れることは、私の大きな喜びの一つです。特に、なるべく人の手の入らない、ありのままの姿で自然があることに安心を覚えます。
しかし、隣家との距離が近い都市部では、本意ではなくても、ときに庭を「手入れ」し、「雑草」を取り除かなければならないようなこともあります。
雑草と一括りにされる植物も等しく生き物です。自身に害を及ぼす訳ではない命を奪うことは好まないけれど、やむを得ないならば、せめてその名を知り、殺めることの重みをきちんと感じたい。そんな気持ちで詠みました。
私に魅力をお感じ下さるそのお心を、もしサポートとしてもお伝え下さいましたなら大変幸せに存じます。体質上、生きるために私にはどうしても日々必要な、保険適用外の医療を含め、制作に充当させて頂きます。より美しい作品、演奏をご披露することで、頂戴したお気持ちにきっとお応え致します。