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【コオロギが世界を救う!?】株式会社エコロギーの撮影をしてきた!

あなたは、コオロギ食べたことありますか?

私は興味本意で、コオロギだけではなく、虫を食べた経験がある。
蛾や芋虫、バッタにマダガスカルゴキブリ。。。

珍味やゲテモノ好きなのだ。

しかし昆虫食は、今、世界で注目されている。
食糧危機の時代に備えた貴重なタンパク源。近い未来には、火星へ向かう宇宙船の中での、貴重な食料にもなるかもしれないからだ。

エコロギーが生産・販売しているアンコールクリケット
(初期デザインは我々が担当。現在はデザイン変更している。)

カンボジアでは、タランチュラを始め、アリやコオロギなどを食べる習慣がある。

そんなカンボジアの昆虫食に可能性を感じて、コオロギを主要原料とした飼料や食品の研究開発、製造及び販売を行っているのがフードテックベンチャーその名も、株式会社エコロギーだ。

エコロジーに、コオロギ。そして、エネルギーを感じさせる社名。今回、そんなエコロギーのタケオにあるコオロギ工場に撮影に行ってきた。

エコロギーのコオロギ工場があるのは、カンボジアの首都プノンペンから南へ2時間ほど行ったタケオ州。この工場では、コオロギの洗浄・煮沸・乾燥。その乾燥したコオロギを、粉末にして商品化している。

撮影に来て驚いたのは、その衛生管理の厳格さ。昔、日本の工場見学に行った際に体験したクオリティに引けを取らない。コオロギとはいえ食品なのだと、改めて思い知らされた。

そして、コオロギの餌をコントロールして、品質管理の実験も行っている。コオロギは、他の昆虫以上に雑食でなんでも食べる生き物。だから、イオンモールで廃棄されるパンや、お菓子工場で廃棄予定のお菓子、そしてキャッサバの葉の部分(芋の部分はタピオカの原料になる)など、廃棄予定だったものを餌として与えることにより、品質をコントロールしているのだ。
まさに昆虫を育てながら、フードロスを実践しているのだ。

コオロギ農家もエコロギーの活動んは、喜んでいるようだ。
実際に訪問すると、コオロギ農家の方々との信頼関係も、丁寧に構築しているのがよくわかった。

そして地元のコオロギ農家から、定期的にコオロギを買取ることにより、カンボジアの低所得者の家計を支援するサイクルを作っている。

とても美しい仕組み。

天気にも恵まれ(朝到着した時は、大雨だった。。。)、無事に撮影を完了した。ここから、絵コンテを作成して、編集作業に入っていく。

このエコロギーの美しいサイクルを、動画でどにか表現していきたい。

私とカメラマンとしてJessyAn、そしてエコロギー代表の葦苅さんと一緒に。

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