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学生時代、色々な国を旅をした。

2000年代には、日本のアニメーションが「ジャパニメーション」と呼ばれ、世界で人気があった時代だ。

それぞれの国でどんなアニメが人気があり、スーパーやおもちゃ屋にはどんなキャラクターのおもちゃが売られているのかを見ながら旅をした。

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ルワンダの首都キガリのおもちゃ屋さん

例えば、人形劇やパペットアニメーションで有名なチェコ

イジー・トルンカヤン・シュヴァンクマイエルなど世界的に有名なパペットアニメーションの作家も輩出している。

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この国では、世界中で流行っていたピカチュウをはじめ、日本のアニメキャラクターの人形やおもちゃは、ほとんど目にしなかった。

代わりにたくさんのパペット人形劇場があり、書店には魅力的な絵本が多数並んでいた。

 対照的に、国境を超えたお隣ポーランドではピカチュウもどきのおもちゃが氾濫していた。節操がないほどに。

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イギリスも、日本のアニメブームの到来がフランスやイタリアに比べて3年ほど遅かった。

イギリスには、「不思議の国のアリス」や「ピーターラビット」といった伝統的な作品から、近年の「ハリーポッター」まで、多くの子ども向け文学がある。

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イギリスやチェコのように、自国の子ども向け文化が盛んな国ほど、海外の子ども向けコンテンツの受け入れには消極的なのかもしれない。

それに、国境を超えるだけで日本のアニメの普及度が全く違うだけではない。国や地域によって人気のあるアニメのジャンルもまったく違うのだ。

ドラゴンボールのような格闘ものは、特に北米で人気が高い。

ところが、ドラえもんやクレヨンしんちゃんのような、日常の延長にあるストーリーはアジア圏で人気だ。

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ディズニーキャラクターは世界中どこに行ってもみることができる。

世界中を旅をすると、どこへ行っても日本のキャラクターと出会うことができる。それを話題に、世界中の人々と話すこともできたのだ。

旅先で、アニメやキャラクターの話題で仲良くなった。

しかし、『海外』といっても世界には個性豊かな多数の国がる。これからは、日本で流行ったものがそのまま、昔のように海外で人気が出るわけではないだろう。

その上、日本からは少子高齢化で、なかなか子ども向けアニメやキャラクターが生まれづらい時代になってきた。

どうすれば、これからもアニメやキャラクターで会話できるのか?

一緒にアニメやキャラクターを作れば良いのだ。

だから、私はカンボジアに来て、ワッティーを作ってみた。

今後も世界中の国々を巡って、その国の子どもとアニメを描き、その国のキャラクターを作ってみたい。

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