見出し画像

【雑記】本との出会いは人との出会い【一箱古本市、読書会体験記】

皆さんにとって、読書は1人で行うイメージが強いのではないだろうか。

確かに本を読むという行為は1人で行うことが多く、1人でも楽しめる趣味ではある。僕も普段読書をする時は1人で行っている。しかし、僕は「読書を通じて誰かと直接交流できる場」に参加したことで、読書の楽しみ方が増えたと思っている。そのきっかけとなったのが、「一箱古本市」「読書会」だった。当記事は、その時に感じたことなどについて書いた。

一箱古本市

6月18日に、新潟市で開催された「一箱古本市in現代市2023」(ニイガタブックライト」主催)という一箱古本市に行った。

本といえば書店で購入するもの。誰もがそのイメージを持っているだろう。
そんな中で、ある日SNSを見ていて「一箱古本市」というのが目に止まった。
一箱古本市とはどのようなものなのか?気になって調べると以下のように書いてあった。

「みかん箱一箱まで」を制限に、素人からプロまでが同列に古本を販売するフリーマーケット型の古本市。同様の方式で全国で開催されているが、2005年、東京の谷中・根津・千駄木で開催された「不忍ブックストリートの一箱古本市」がはじまり。(ニイガタブックライトの一箱古本市は「両手で持てる大きさまで」)

参加者は「店主」と呼ばれ、一箱の空間に思い思いのテーマを設け、店名やPOPを飾り出店する。どんな本をいくらで売るかは店主の自由で、一日だけの「本屋さんごっこ」が楽しめる。

ニイガタブックライトHPより

上記の概要や写真を見て「いつもと違う本との出会い方ができるかも?」と興味がわいた。

そして当日。

「一箱古本市in現代市2023」のぼり旗

開催場所は、新潟市中央区学校町通りにある菅原神社の近辺。JR越後線白山駅から徒歩で行ける距離だった。お店は道路を貸し切りにして並んでいて、神社内にもお店が。

新潟市中央区学校町通りにある菅原神社

快晴の中で販売されている様々なジャンルの本。書店でも見かける本以外に、自作の本を販売されている方も。普段は出会えないであろう本に、思わず手に取ってワクワクしている自分がいた。

「一箱古本市in現代市2023」
「一箱古本市in現代市2023」
「一箱古本市in現代市2023」

そして、今回購入した本がこちら。
購入したお店は、「文旦」さん、「青空書房」さん、「蔵と書」さん、「ちひろ書店」さん。

「一箱古本市in現代市2023」で購入した本

僕が特に目を惹いたのが「蔵と書」さんが販売していた本。

「蔵と書」さんが販売していた本
中身も表紙も見えない状態になっていている

中身も表紙も見えない状態になっていて、開けてみるまでタイトルも物語の内容も分からない。販売の工夫が素敵だと感じたし、普段の本の選び方についても考えさせられた。

僕が本を選ぶ時は、表紙の装丁、タイトル、あらすじ、帯文を見て決めることが多い。ただ、このような選び方は、無意識のうちに「頭で選んでいた」ところがあるのでは?と最近感じていた。そんな中で、メッセージだけで中身が分からない本は、今の心の状態を見ながら選んでいる気がした。今後、メッセージがさらに目を惹いた時に読もうと考えている。きっと僕の心に響く作品だろうと今からワクワクしている。

一箱古本市に行って1番感じたのは、購入して受け取ったのは本だけではなく、出店した方の「想い」も一緒に受け取った感じがしたこと。そして、何か話をしたわけではないけれど、読書が好きな方同士で繋がっている感覚があった。普段書店に行った時以上に「人の色」が濃く浮き出ていたような。

ただ、受け取った分、積読本も増えてしまった(笑)

また一箱古本市に行きたいと思っているし、いつかは僕も店主になって参加できたら、という気持ちもわいてきた。

読書会

6月25日は初めて読書会に参加した。

僕が読書会に参加したいと思った理由。それは、SNS上での発信や交流だけでは物足りなくなってきたことが大きい。周りに読書好きな方がいないこともあり、読書好きの方と直接会って色んな話がしたいとの思いが強くなった。そんな中で、Twitterで読書会の開催告知を目にしたことがきっかけで参加させていただいた。

今回参加したのは、新潟市を拠点に活動を行っている「よむひと」が開催した読書会。場所はバリスタカフェ亀貝店。
当日の流れは以下のような感じ。

  1. 自己紹介(名前、読書をする場所はどこ?)

  2. 本の紹介

  3. 雑談

今回皆さんが紹介した本は、

  • 『あたしの一生』(著:ディー・レディー、訳:江國香織)

  • 『家庭で作れるロシア料理 ダーチャの菜園の恵みがいっぱい!』(著:荻野 恭子 (料理), 沼野 恭子(エッセイ))

  • 『ポケモン×工芸 美とわざの大発見』(著:国立工芸館)

  • 『ロールキャベツ』(著:森沢明夫)

僕はつい最近読んだ『ロールキャベツ』を紹介した。

「よむひと」読書会

読書会に初めて参加して感じたのは、

  • 話し言葉で本を伝えることの難しさ

  • 普段の読書ではなかった新たな発見や出会い

  • 同じ読書好きの方と話すのは楽しい

ということである。

様々なジャンルの本に出会えたり、本の紹介を通じて、ニュース等で目にする国のイメージも変わったりした。また、僕は今回小説を紹介したが、物語の内容についてどこまで話して大丈夫なのかが悩ましく、また話し言葉で伝えることには慣れが必要であると感じた。

そして、何よりも感じたのが、とても入りやすい雰囲気だったこと。主宰者の坂場さんの進行や話の聴き方は、普段の生活においても参考にしたいほどだった。
僕はもともと人見知りで、実は申し込む際にも一瞬の迷いが生じたし、当日は緊張や不安があった。しかし、時間が経つにつれて緊張がほぐれていくのを感じ、自分でも思っていた以上に話していたと思う。

調べてみると、新潟でも色んな読書会が開催されているのが分かった。これからも、読書会には積極的に参加したい気持ちが強くなった。

本との出会いは人との出会い

読書を通じて出会えるのは本だけではなかった。色んな方と出会える。本との出会いは、人との出会いでもあった。

色んな方との出会いを大切にしながら、これからも読書を楽しみたい。
もしかしたら、この記事を読んでくださる方といつか会えるかもしれない。その時はぜひ色んな話をしましょう😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?