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イタリア美軸の世界

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感性にひびくイタリア美軸には他にない魅力があります。D-N(旧デルタ)中心に個人的な主観のみのイタリア美軸偏愛を綴ります。
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記事一覧

色違いで同じモノを持つ意味は?

色違いで同じモノを持つ意味は?

みなさんは、同じデザインで違う色のものを買ってしまうことってありますか?私は幼少の頃より、そんな傾向があります。気に入ったら、懐が許す限り同じもので色違いを買う。そして使ってみる。すると、同じ形のはずなのに、身につけたり使っていたりすると自分の心の持ちようが違って感じられるのです。
それはあたかももう1つの分身のよう。心理学用語の『アルター・エゴ(もう1人の自分)』のように、自分自身を冷静に見直す

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エボナイトをめぐる偏愛 - 「手に吸い付く」独特の感触の万年筆たち

エボナイトをめぐる偏愛 - 「手に吸い付く」独特の感触の万年筆たち

今、万年筆が欧米で再び注目のアイテムになっている。コロナ禍で自分時間の見直しをはじめた人々が、自身が筆記する文字に唯一無二の価値を見いだし始めたようだ。
そんな彼らが注目しているのが古典的素材『エボナイト』だ。特に懐古主義の万年筆愛好家から高い評価を得ているエボナイト。実は私も両手の指では数えられないエボナイト軸の万年筆を所有している。人はエボナイト製万年筆を、なぜそれほど愛でてしまうのか。今日は

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圧倒的な存在感と                                        "美軸"と"書く"の新い関係。

圧倒的な存在感と "美軸"と"書く"の新い関係。

圧倒的な存在感を実感できるイタリアの美軸、オジヴァ・コレクション

OGIVA GOLDEN AGE(オジヴァ・ゴールデンエージ・コレクション)は ゴシック建築の尖塔を彷彿とさせる美しいフォルムが特徴的なコレクションです。1920年代の、万年筆のゴールデンエージ(黄金時代)と呼ばれる古き良き時代にフラッシュバックさせてくれます。

デルタを復活させたMAIORA(マイオーラ)社。その企業名を冠した

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INTESA2.0 ”懐かしさ”と”新しさ”の協調。

INTESA2.0 ”懐かしさ”と”新しさ”の協調。

普段使いの筆記具にイタリアらしさを感じていただけるD-Nの最新コレクション『INTESA(インテーザ)2.0』。イタリア語で”協調”を意味する、クラッシックなスタイルと深い色合いが美しいエントリーラインのコレクションです。南イタリアの伝統職人が生み出す普段使いの筆記具として日本の皆さんにも親しんでいただけたら嬉しいです。

旧デルタのベストセラー"ビンテージ”を受け継ぐモデル

イタリアらしい深い

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伝統 x 革新性のイタリア美軸を楽しむ。 D-N ライト・バランス・コレクション

伝統 x 革新性のイタリア美軸を楽しむ。 D-N ライト・バランス・コレクション

現在チャレンジ中のMakuake『D-N復活プロジェクト』に多くの方々に応援いただき、日本での再始動に強く背中を押していただいています。ナポリのニノ・マリノ氏と共に身の引き締まる思いを共有しています。本当にありがとうございます。

今回は、ニノ・マリノらしいライト・バランス・システムを搭載したコレクションにフォーカスを当てての紹介です。一般販売はこの春頃の予定です。
Makuakeでの先行予約販売

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Grazie Napoli by D-N (旧デルタ)

Grazie Napoli by D-N (旧デルタ)

D-N (旧デルタ)のお膝元、ナポリのプロサッカークラブ「SSCナポリ」が
セリエAで2022-2023シーズンで33年ぶり、悲願の優勝を果たしスクデットを獲得しまた。デルタ復活の年のタイミングでの嬉しいニュースです。
"Grazie Napoli"(グラッツェ・ナポリ)!『ナポリよ、ありがとう!!』
思わず叫びたくなる気持ちを表現したこの万年筆は、自分たちの生まれた場所でもあり、D-N (旧デル

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Dune(デューン)カジュアルながら本格的な万年筆 

Dune(デューン)カジュアルながら本格的な万年筆 

今回、新生D-Nの最初の定番アイテムとして製作された
『DUNE(デューン)』は、美しい砂丘のうねり・グラデーションに色を添えた遊び心あふれる万年筆です。見た目に美しく、サイズ感も欧米の人たちの手に比べ、比較的小さめの日本人の手にはピッタリの『DUNE』は、まさに定番コレクションにふさわしい万年筆。年齢や性別に関係なく、幅広い層の方々に手にしてほしい1本です。

こだわりポイント その1 美しい個

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