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がん患者遺族として

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2020年12月末、父が癌で亡くなった。 がん告知から永眠までの間、そしてその後の悲嘆など、これまでの心理的変化を辿る。
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#大学生

今どうしても言葉にしておきたいこと

今どうしても言葉にしておきたいこと

父の胆管に末期の癌が見つかり、宣告された余命の1年が過ぎた。7月以降、2度目の入院となり、覚悟を決める時がきている。

今回は、末期がん患者の家族として、1年間の心境の変化をここに記す。

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私はこの1年間の多くを、現実から遠く離れたところに身を置いて過ごしていたと思う。私が幼い頃から父は「100歳まで生きる」といつも言っていたし、私はそれを信じて疑わなかった。病気を知らさ

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ありきたりな後悔

ありきたりな後悔

後悔はするな、反省をしろ。

そう思って生きているつもりだった。
後悔なんて無意味なもので、反省として次に繋げなければならないと。

しかし、突然親と意志疎通がとれなくなった今、身に染みて感じているありきたりな後悔がある。
もっと連絡をとっていればよかった。
自分の時間を優先せずに、もっと会っていればよかった。
私は実は、こう思わない自信すらあったのだが、抱かざるを得ない後悔というものがこの世には

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