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簿記二級保持者・行政書士 会計・ファイナンスとプログラミングを勉強予定

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  • 宗教

    宗教といいつつほぼ仏教

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ポートフォリオ理論

 ポートフォリオ理論とは、二つ以上の資産を購入する際に、リスクを最小にしてリターンを最も大きくとる購入方法を決定する理論である。 資産が二つ(二つとも有リスク資産)の時のポートフォリオ理論二つの資産A1、A2について、 収益率 $${R_{1}}$$ $${R_{2}}$$ 平均収益率 $${μ_{1}}$$ $${μ_{2}}$$ 偏差(リスク) $${σ_{1}}$$ $${σ_{2}}$$ 二つの資産の収益率の相関係数 $${ρ}$$ と設定する。 また、各資産を、$

    • 利息法

       利息法は、償却原価法の一種である。簡便法として定額法もあり、こちらは簿記二級で学習する。以下、社債を例に利息法を考える。 利息法による償却原価法利息法では、簿価の貸付金を運用する際の利子率である実効利子率が与えられる。例を見てみよう。 (例) 当社の決算日は12月31日とする。X1年1月1日に甲社の社債(債券金額400,000円、返済期日X2年12月31日、額面利息3%、利払日は毎年12月31日)を388,764円で取得した。実効利子率は4.5%である。 仕訳は、 ①

      • 末法思想

        四劫説 仏教の歴史観はインドの伝統的な歴史観同様、円環的なものです。輪廻転生観はその最もわかりやすい例と言えるでしょう。経典においては『倶舎論』『大毘婆沙論』の四劫説がみられます。 四劫説とは、世界は終末と再生を繰り替えるという世界観であり、成(形成)・住(持続)・壊(破壊)・空(虚無)の四段階を循環的に繰り返すとされます。四劫あわせて大劫といいます。劫は非常に長い時間の単位です。1辺が 四千里の巨大な立方体の岩石を柔らかい布で100年に1度だけ軽く払うということを繰り返した

        • 仏教と現世利益

           僕の理解では、初期の仏教は自らの内面を変えることで苦しみから逃れられる、というのが教えの中心であったと認識しています(前の記事)。  悟れば輪廻転生を逃れられる、というのは、輪廻転生する世界から実際に抜け出せる、という意味ではなく、輪廻転生という当時の死生観から逃れられる、という事なんじゃないかなぁと考えています。  しかし、いつしか仏教にも現世利益の側面が付与されていきました。とりわけヒンドゥー教に影響を受けた密教にその傾向が強いように思います。人間は内面を変えるより

        ポートフォリオ理論

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        • 宗教
          7本

        記事

          多元宇宙(なぜ宇宙は我々に都合良い状態なのか)

           今日は宇宙について考えて見たいと思います。急にクスリでも決めてないとできない発言しましたが、正気です…。  宗教は我々に宇宙観とその発生と終末を説いてくれます。一神教系宗教であれば、神は宇宙を作り(光あれ、のあれですね)、終末には災難が度重なりラッパがなって最後の審判が下るという世界観です。仏教は、我々が永遠に輪廻転生するので、当然世界も永遠に存続し続けます。しかし、世界は消滅と生成を繰り返すとされています。この思想はヒンドゥー教のそれとよく似ているそうです。  さて科

          多元宇宙(なぜ宇宙は我々に都合良い状態なのか)

          仏教経典(教相判釈/方便)

           今日も仏教経典について書いていこうと思います。 教相判釈 仏教経典は経・律・論の三つに大きく分けられることは、前のnoteで書きました。経は釈迦の思想が直接著されているとされているので、経は三つの中でも最も重要な経典であるといえるでしょう。さてその経ですが、釈迦の言葉を書いたのであれば内容に矛盾がありはしないのですが、実際の経を読むと、経典間で内容が矛盾すると考えられるものがあります。中国では小乗大乗の経典がごちゃまぜにインドから伝わってきましたので、経典を読んだ中国僧は

          仏教経典(教相判釈/方便)

          仏教経典(経・律・論)

           毎日更新するのって大変ですね…。今日は仏教の経典についてまとめてみたいと思います。とくに何かの文献に基づいて書くわけではないので、誤りもあるかもしれません。  経・律・論 仏教文献は大きく経・律・論の3つに分けられます。  経とは、釈迦が直接語ったとされる教えをまとめたものです。『法華経』『大集経』『般若経』『金光明教』『維摩経』などなどすさまじい種類の経典があります。釈迦が語ったとされるので、経は「如是我聞(にょぜがもん)」で始まります。「私は(釈迦から)次のように聞

          仏教経典(経・律・論)

          わからないものへの不安とその対処(祟りのシステムの利用)(後編)

           祟りのシステムの論文が途中までしか紹介できていないので、今日は後半を紹介します。前回の記事はこちらになります。 論文タイトルと著者は「古代日本の「祟りのシステム」」(米井輝圭)です。 後半部の要約 祟りの原因は過去のちょっとした不祥事に求められる(穢れを持つ人が神事に参加したとか、先の記事だと神社の木をつかってお寺の塔を作ったとか)。祟りのシステムが存続しえたのもこの点によるところが大きい。ちょっとした過去の不祥事は必ず存在する。そのため、祟りの原因を挙げることができな

          わからないものへの不安とその対処(祟りのシステムの利用)(後編)

          経過勘定と発生主義・現金主義(会計学)

           簿記2級を取得してしまったので、さらに会計を勉強しようと税理士の簿記論・財務諸表論の勉強を始めました。久々に会計に触れたのですが、経過勘定を思いっきり忘れていたので、ここでまとめて定着させます。たしか経過勘定って簿記3級で出てくるんでしたよね。難しすぎでは… 経過勘定とは 経過勘定は、会計期間までの間に属する損益を正しく認識するため、期中に前払・前受した費用・収益を除外し次期以降に繰り延べたり、期中に計上していない未払・未収の費用・収益をその期の費用・収益として見越し計上

          経過勘定と発生主義・現金主義(会計学)

          まぁええか理論(初期仏教)

           僕は一応宗教学を専攻していることになっています。ですが、あんまり勉強する気も起きず、ぽけーっと授業うけたり(正直な話、授業もかなりさぼりました)、レポート提出2日前から文献読み始めたり、まぁそんな感じで堕落した大学生活を送りました。  しかしながら、一応宗教学徒の端くれではあるので、今日も宗教について書いてみようと思います。うちの専攻では特定の宗教に限らず学ぶことができます。というのも、例えば仏教であればインド哲学科(略してイン哲)、イスラム教であればイスラム専攻が存在す

          まぁええか理論(初期仏教)

          わからないものへの不安とその対処(祟りのシステムの利用)(前編)

           ぼちぼち卒論を書き始めなければならないと、空き時間にワンピースを読んだりプロレスを見たり論文を流し読みしたりする今日この頃です。ワンピースで学ぶ人種差別というテーマで記事かけそうな気がするので、気が向いたら考えてみようと思います。  災害の宗教的な解釈をテーマにした卒論にする予定なので、今日は「祟り」についての論文を読みました。論文タイトルと著者は「古代日本の「祟りのシステム」」(米井輝圭)です。(まだ前半しか読んでないのですが…)  科学技術の発展していなかった時代では

          わからないものへの不安とその対処(祟りのシステムの利用)(前編)

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          日々考えたりすることが単発でまとまりがなく、どこかに記しておこうと思いnoteを初めて見た次第です。 何を書くかはなーんも決まってないので、とりあえず書いてみて後から分類していこうと思っています。

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