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物食日記

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美味しいもの、美しいものが好き。 散歩とスナップに夢中。
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2024年6月の記事一覧

入梅のモス昼寝

入梅のモス昼寝

梅雨の晴れ間となった土曜日は朝10時にパタゴニア鎌倉へ依頼していた修繕服を受け取りに。その際、着て行ったパタゴニアのヴィンテージウェアを羽織ったまま、昼食後に近所の関根海岸までゆっくり、のんびり散歩。

型掛けした80年代にメールオーダーでメイン州から入手したL.L.BEANのトートバッグにはモスのタープ『テントウイング』やenoハンモックの『ラウンジャーSLチェア』、本、タープ用ポール、ミニスト

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シン🍞デイリーな食パン

シン🍞デイリーな食パン

ぼくの朝は1斤5枚切りの食パン2枚をトーストし、たっぷり淹れたコーヒーとともに始まる。日々のルーティンだし、このリズムが違ってくると調子がでない気がします。なので、一週間ぶんの食パンを前週末に入手するのは欠かせないミッション。ここ9年間は近所の「ポコパン」でずっと叶えてきたけれど、5月末で惜しくも閉店。この緊急事態に対処すべく、横須賀市野比、「takahashi coffee」のサチエさんに相談し

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発酵アイスクリーム再開

発酵アイスクリーム再開

昨年から始めた発酵アイスクリームづくり。身体が悦ぶヘルシーなアイスを毎日たらふく味わいたくて、うちの近所の葉山一色、ヴィーガン料理教室「白崎茶会」のレシピをもとに自作することにしました。

つくりかたは適量をきちんと計って混ぜるだけ。いたってシンプル簡単ですが、材料を揃えるのが自分にはちょっと面倒かな。

●濃縮タイプの甘酒250g
●豆乳70g
●豆乳ヨーグルト200g
●アガベシロップ40g

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八丁堀の川辺で朝食を

八丁堀の川辺で朝食を

佃島の実家に泊まった翌朝は隅田川と亀島川の川辺を歩いて八丁堀に向かう。もう何度も繰り返してきたルーティン。

散歩は実家前の隅田川遊歩道からスタートして中央大橋を渡ってパリ市から贈られたブロンズ像(1937年にオシップ・ザッキンが製作し、同年のパリ万国博覧会に出品した『メッセンジャー』)から前の晩に立ち呑みした永代橋あたりを眺めながら八丁堀に向かう。

10分も歩けば、隅田川からつながる運河、亀島

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TAKE OVER開店

TAKE OVER開店

葉山町上山口の古材・古道具・古建具の店「桜花園」で20年働いていた北川さんが自身のギャラリー&アンティークショップを開きました。名前は「TAKE OVER」。引き継ぐという意味があり、建物の取り壊しで解体される現場、廃屋、空き家から救い出した良い建材や建具、遺された昭和の古道具などを再生すべく販売及び提案を行なっています。

我が家を建てる際、玄関引戸と納戸は桜花園で古建具を購入、活用したのですが

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清澄、浜町あたりを散歩

清澄、浜町あたりを散歩

昨日は父の日。佃島で暮らす父に贈り物をしようと清澄庭園そばの「旧東京市営店舗向住宅」に入る奈良の靴下メーカー「yahae(ヤハエ)」の直営店へ。父の面倒をみてくれている妹に相談すると、父は昔から靴下マニアだと教わり、ならばと、うってつけを買いに行きました。

子どものころから憧れだった住宅群の佇まい。ここで買い物するのは初めてだなぁと感慨を覚えながら扉をひらく。

とっておきとはこのルームソックス

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新品よりもずっといい

新品よりもずっといい

もはや製造年、製品シリアルナンバーもかすれ消え定かではないけれど、たぶん20年以上前に購入したパタゴニアの『GiⅡ(ギーツー)Pants』(LightWeight Cotton Gi III Pantsの前モデルだったような...)。100%ナイロン素材なのですが、同時代に登場した『バギーズパンツ』より生地が軽く薄く、高湿度な国の海辺での取材を重ねていた当時は現地での快適な行動着として重宝した記憶

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時の流れに想い馳せる

時の流れに想い馳せる

今、非常に存在が気になっている人物が居て、来週末に初対面を果たせそうなので、その人が愛読する一冊を事前に眼を通しておくことで、話題の糸口をつかみ、少しでも滑らかに会話を楽しみたいと願いました。その本とはイタリアの天才物理学者が著した『時間は存在しない』(NHK出版)。じつは以前も逗子図書館で借りたものの、どうにも開く気になれず未読のまま返却してしまいました。二度目のトライでは、本書を家の居間ではな

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ぼくのスマートバンド

ぼくのスマートバンド

東京での仕事から離れて、ぼくの日常にアップルウォッチの多機能はまったく不要となりました。電車には滅多に乗らないからSUICAを時計に入れなくてもいいし、車中で音楽を聴く機会も激減。葉山の家と久里浜の職場を往復する毎日だからGPS機能も無用。重視するのは、一度の充電でバッテリーが長持ちする性能と時刻確認とスマホへの着信を知らせてくれる機能に特化したシンプルさ。傷や汚れが当たり前の造園現場でラフに使え

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夏のサボ

夏のサボ

大雨が数日おきに降る五月から六月へ。ずうっと梅雨みたいな異様な天候に造園現場は振り回されつつ、その合間の晴れた日はもはや夏を思わされる強く暑い陽に晒され、空調服に例年より一カ月早く頼り始めたり。当然、長靴を履いての花畑仕事では足元が蒸れムレ。

これはたまらん!と、せめて一日三度の休憩時間は足をクールダウンしたいと、ワークマン新作のサボを入手しました。『メッシュサボシューズ』は通気性の良いメッシュ

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