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清澄、浜町あたりを散歩
昨日は父の日。佃島で暮らす父に贈り物をしようと清澄庭園そばの「旧東京市営店舗向住宅」に入る奈良の靴下メーカー「yahae(ヤハエ)」の直営店へ。父の面倒をみてくれている妹に相談すると、父は昔から靴下マニアだと教わり、ならばと、うってつけを買いに行きました。
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子どものころから憧れだった住宅群の佇まい。ここで買い物するのは初めてだなぁと感慨を覚えながら扉をひらく。
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とっておきとはこのルームソックス。今は絶滅しそうな日本独自の紡績方法「ガラ紡」の糸を編んだオーガニックコットンの『Garabou』。雑誌「POPEYE」でスタイリスト長谷川さんが大きく取り上げた逸品です。良質な靴下は長持ちするし、何より気持ちいい。父にずっと長く愛着してもらえればと願いつつ贈る。喜ぶ父の笑顔を見て純粋に自分も嬉しくなれたから来年からは毎年靴下を選ぼう。ずっとyahaeが清澄にあればいいな。
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清澄橋を渡って隅田川対岸の日本橋浜町へゆっくり歩いて移動。激混みの「サイゼリヤ」で晩の腹を満たして近くの路地裏へ。一カ月前からずっと楽しみにしていた一軒。土器や鮑の殻でナチュールワインを供するユニークなイタリアンの扉を開店直後に開いたものの、まさかの予約で満席。呆然としつつ迂闊だったと自分の甘さを悔いました。
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しょんぼりと永代橋に移動し、ナチュラルローソンのシードルを手にチルアウト。ここはぼくが東京でいちばんロマンティックな立ち呑み空間だと思う場所。
怪しい青い光を見つめながら、量子力学への理解を深め、ワインと器の共鳴を自身で探っていこうと決心しました。
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