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2023年5月の記事一覧
オートミールのスウィート
鳥の餌みたいにボソボソした食感のオートミール。102歳まで生きたアメリカかぶれの祖父がミルクに漬けて嬉々として日常的に口にするのが子供心で正直信じられなかった。あんなものが美味しいんだろうか?と疑念を抱きつつ、試食する機会をずっと避けてきた。北米を旅してのMLB観戦やコカコーラ、ハンバーガー、リーバイスのデニム。アメリカン・カルチャーに傾倒し、物好きだった祖父の嗜好をいつの間にやら継いでいたぼくは
もっとみるヘルスウィなスウィート
たびたびの投稿からお気づきでしょう。甘いものに目がないぼくの嗜好を。好きなあまり、家でも素人スウィートを自作しちゃう。最近はかずさんのレシピがにわかにマイブーム。とりわけヘルシーに心身を満たすスウィートにぞっこん。いくつか真似して味わい楽しんでいる。
まず着手したのは『コーヒー蒸しパン』。毎朝たっぷりのコーヒーを淹れるから、ごく自然な流れでやる気スイッチが入った。多々ある公開レシピのなかでも、か
ハワイ、逗子、葉山のウィンドチャイム
25年ほど前、ハワイ・カウアイ島の海岸線ナパリコーストをカヤックで旅したとき、ウインドチャイムの音色に魅了された。北米人が営むB&B(朝食とベッドを供する宿)のプールサイドに掛けられていたのがニューヨーク、ウッドストック・チャイムス社のウィンドチャイムだった。谷向かいの断崖から滝がいく筋も流れ落ちる、水の精に包まれるような空間。そこで聴くそよ風が奏でる優しい音にうっとりと心酔し、ここは天国ではない
もっとみるエルマリートと時々歩く
ライカを散歩の友にするようになったのは1995年ころだったかな。M6というフィルムカメラが新品で20万円ほど。銀座のレモン商会には今では信じがたい安値で並んでいた。M6に合わせて選んだのが広角レンズのエルマリート28mm f2.8球面。1964年から現在まで改良を重ねて造られている定番製品。ぼくが入手したのは、その第四世代、1993年から生産が始まったモデルだった。
地味で平穏な描写は癖が無く、
シン・マイ・ビーチク散歩
自分好みに整えた高速ビーチクルーザー。新生後に目指す場所はG.W.前から決めていた。葉山町長柄交差点の「Dark Arts Coffee」一択である。葉山一色の自宅からのんびりペダルを漕いで片道10分、ただ一杯のコーヒーを呑みに行くだけの小冒険。後輪がはずれるなど不意のトラブルを発しがちなストイックな自転車での散歩は町内限定の範囲で自分には充分なのだ。
軽く気合い入れてGO! 頭の保護には16