ウニッコLOVE
椅子や照明、陶器、ガラス、カトラリー、テキスタイルなど北欧の物に心奪われ、嬉々と買い集めては生活の中心に据えていた熱中時期がありました。洗練した日用品を日々使い昂る気持ちはだいぶ落ち着いたものになりましたが、いくつかは今もぼくの毎日を支える大事な宝物。
その代表格がケシの花をモチーフにしたマリメッコといえば的なウニッコ柄のブランケット。冬からまだ夜は肌寒い5月まで身体を温めてくれ、まさしく肌身離せない存在。
そんな愛しきウニッコをデザインしたのがマイヤ・イソラ。たくさんの恋と旅。彼女の生きざまを通じて創作の源を探る映画が逗子「シネマ・アミーゴ」で上映中です。
と、教えてくれたのは、この映画のチラシ、ポスター、パンフレットをデザインしたアート・ディレクターの岩波さん。メッセージには北欧とマイヤが好きで好きでたまらない熱情にあふれていたので、そのまま転記しますね。
「マイヤの映画はなかなか伝わりにくい映画かもしれませんが、長く広く多くの人に観てもらえたら嬉しいです。
日本版ポスターを作る際、色々なラフを提出し
Unikkoを1つだけ大きくするアイディアはokをもらえないと思いましたが(marimekkoのデザインルールが厳しい為)、マイヤ・イソラさんの娘さんとお孫さん、監督がOkを出してくださりこのデザインとなりました!!
マイヤ・イソラのモノクロ画像の側に居る動物はマイヤが描いた豹です。
unikkoの赤い花で<喜び>を、豹のイラストで裏にある<悲しみ>を。
そこにチャーミングさを交えて表現したいと思いデザインしました。
マイヤの生き方は、しなやかで逞しく、でも繊細でユーモアがあって・・・
とても魅力的な人だと映画を観て感じました。
途中で出てくるライカという名前の犬も可愛いですし、マイヤの描くドローイングもまた好いのですー!!
そして、娘さんのクリスティーナの家もとても素敵ですよ!
ジャックラッセルテリアや馬とも暮らしていて魅力的です(グレーの上質なウールのフーディにTシャツではなく、襟のある白シャツを合わせるファッションはとても好みです。それとゴツいシルバーアクセサリーの組み合わせも)
色々、ステキ要素が盛り沢山です」
うーん、早く観たいなぁ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?