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ネットドラマ「夏の雪」ストーリー構成と10人のキャラクター

ネットドラマ「夏の雪」プロトタイプ ver1.0

企画/オサキヒデアキ 原作・脚本/クロサキヒデオ

2024.07.17 データ更新(動画クリップ追加)
#創作大賞2024  #オールカテゴリ部門
#恋愛小説部門

第1話 時空を超えた想い

2032年(令和14年)7月26日(シーン1)
プロローグ

タイトルバック(オープニングテーマ)


1991年(平成3年) 4月 1日(シーン2)

1991年4月、5人の男女は春に出会った。

大学に入学した新入生の5人は軽音楽部の部室を探していた。


黒崎英生青田信平

第2話 不足してしまった愛情

1991年7月24日

赤池夏子はある想いを抱えていた。それは「怒り」という形で彼女のパフォーマンスに力を与えていた。・・・

赤池夏子


第3話 交錯する運命

1992年7月24日

茶山良太はペトラのライブを毎回観に来ている女子高校生、紺野春美が気になっていた。春美も良太のきざむそのビートに心揺さぶられつつも彼の笑顔にいつも癒されていた。そして、良太と春美は恋に落ちた。・・・

良太と春美は恋に落ちた。
茶山良太



第4話 静かなる情念

1993年7月24日

白川雪子のヴォーカルが会場の雰囲気を一気に変えてしまった。雪子の澄み切った美声は、観客に驚きと癒しを与えた。しかし、雪子は人に言えない悩みをずっと抱えていた。・・・

白川雪子の実写イメージ(父がイギリス人)
白川雪子



第5話 5人の別れ

1995年3月20日

「PETRA」のラストライブがまさに始まろうとしていた。

PETRAの5人のメンバー

何曲か演奏したあと、ラストの曲でゲストとして紹介されたのが、なんとPETRAのライバルバンドのギタリスト、灰原龍二だった。灰原は黒崎と堅い握手を交わし、ギターアンプのスイッチを入れた。そして、ついにPETRAのラストライブの最後の曲のイントロがはじまった。・・・

PETRAのラストライブも終わり、5人のメンバーはそれぞれ違う道に別れていった。そして、彼らが再会することになったのは、25年後の感染症が蔓延する2020年7月であった。・・・

感染症が蔓延する2020年7月


2021年7月26日

再結成したPETRAは久々にステージに立っていた。ボズ・スキャッグスの名曲「JoJo」のイントロがはじまった。

赤池夏子のサックスソロは観客を魅了した。

サックスソロイメージモデルはユッコ・ミラー


しかし、ここまで来るには26年もの時間がかかってしまった。5人が再会するきっかけを作ったのは意外なことに青田信平であった。さかのぼること1年前。・・・


第6話 変貌した世界での再会

2020年7月21日

青田信平の勧めもあり、黒崎英生は遅ればせながらTwitterをはじめた。ソーシャルディスタンスを要求される窮屈な社会から解放されたいという想いとペトラのメンバーともう一度、会いたくなったからだ。・・・

2020年7月24日

青田信平の勧めで黒崎英生茶山良太赤池夏子白川雪子の5人がTwitterアカウントを取得した。茶山良太は、以前からTwitterアカウントをもっていて自分の好きな音楽情報を発信していた。ほかの3人はTwitter自体はじめてで最初は戸惑っていたがすぐに慣れていった。・・・

クロサキヒデオ @kurosakihideo
アオタシンペイ @aotashinpei
チャヤマリョウタ @chayamaryota
アカイケナツコ @akaikenatsuko
シラカワユキコ @shirakawayukiko

実際に存在しているTwitterアカウント

第7話 点滅する鼓動

2021年12月24日

ペトラは良太のライブハウスで毎年恒例のクリスマスライブを行っていた。

ドレスアップした赤池夏子はいつもと違った。アパレルで働く夏子は背中がざっくり開いたセクシーなブラックドレスを見事に着こなしていた。

赤池夏子のバックショット

青田信平はいつものジャズベースを置いて、KORGのキーボードの前に座った。今回はどうやらシンセベースで演奏するようだ。・・・


第8話 交差する視線

2022年7月24日

白川雪子の歌声に会場は息を飲んだ。美しく澄み切ったその美声はライブハウスに響き渡り観客を魅了した。・・・

白川雪子のバックショット

第9話 脱げなかった鎧

2023年7月24日

オープニングアクト
スペシャルゲスト藤井風のピアノパフォーマンス。
(黒崎英生の音楽関係の仕事で藤井風と知り合う設定)

Jamiroquai のカバー「Virtual Insanity」を最後にスペシャルゲスト藤井風のミニライブは15分で幕を閉じた。

ペトラのラストライブがブルーノ・マーズの「24K Magic」で最高潮を迎えていた。

赤池夏子はいつもどうりノリノリで踊っていたが、普段静かな白川雪子までもが飛び跳ねながら歌い踊っていた。

彼女がこんなに興奮して踊っているのをわたしははじめて観た。夏子雪子のコール&レスポンスで会場のボルテージが一気に上がった。興奮の中、ライブは幕を閉じた。

最後のライブの別れをおしみつつも、5人はバラバラになってそれぞれの居場所に戻っていった。そして、その夜、悲劇は起きた。・・・

ラストライブの夜にさまよう男
Crowの歌詞



時代ごとの10人のキャラクターと
20人の演者候補(作者のイメージ)

20人のメインキャスト候補(作者のイメージであり希望)


9年後の2032年7月24日
この日はPETRAが9年ぶりに再結成される日であった。
→ 最終章(第10話)に続く

第10話 継承された魂

2032年7月24日→2032年7月26日
(オープニングに戻るループ構造)

紺野春美の娘、紺野明美はギター片手に路上ライブをはじめた。彼女の歌声から発せられる何ともいえない力強さは一体、どこから来るのだろうか。その目の奥からは途方もないエネルギーが発せられていた。・・・

DJブースには1台のノートPCとマイクとスピーカーが置かれていた。そこにやってきたのは、黒崎の息子、黒崎英樹であった。彼はおもむろにPCのスイッチを入れ演奏がはじまった。

この日はPETRAが9年ぶりに再結成される日であった。PETRAを創った5人の子供たちが、PETRAを復活させたのだ。

ドラムを叩いていたのは、茶山良太の娘である灰原夏美であった。・・・・・・・・・

(ds)灰原夏美(茶山良太の娘)


エンディングMV(メッセージ)


サウンドトラック

エンディングテーマ(エピローグ)

米津玄師「Blue Jasmine」

あなたの思い出話を聞く度 強く感じているんだよ
僕はその過去一つ残らず 全てと生きていると
差し出したジャスミンのお茶でさえ 泣き出しそうな顔をして
戸惑いながら口を付けた あなたを知っているよ
沢山の道を選べるほど 上手には生きられなかったけど
心も体も覚えている あなたとなら生きていられる
これから僕らはどこへ行こう? ねえダーリン何処だろうときっと
となりにあなたがいるなら それだけで特別なんだ
キスをして笑い合って 悪戯みたいに生きていこう
全て失くしてもなくならないものを見つけたんだ

昼間の星みたいに隠れて 今は見えないとしても
幸せなんてのはどこにでも 転がり落ちていた
眠るあなたの瞼の上 流れる睫毛を見ている
僕は気づく これからの日々が幸せだってこと
誰とでも仲良く出来るほど まともには心開けなくて
でもあなたなら話せることを あなたの為に用意していた
寂しくってしかたがなくなって それさえ隠せなくなって
あなたの声が聞きたかった あの夜をまだ覚えているんだ
これからも同じ夜を いくつも繰り返すんだろう
その度に僕は確かめる 君を愛してると

差し出したお茶を美味しそうに飲む 君のその笑顔が
明日も明後日もそのまた先も 変わらなければいい
これから僕らはどこへ行こう? ねえダーリン何処だろうときっと
となりにあなたがいるなら それだけで特別なんだ
キスをして笑い合って 悪戯みたいに生きていこう
全て失くしてもなくならないものを見つけたんだ
いつでも僕は確かめる 君を愛してると

提供元 : LyricFind
ソングライター : Kenshi Yonezu

提供元 : LyricFind

夏の雪 アイデアノート|クロサキヒデオ|note

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