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[心構編2]英語は学び方次第で、人生の総合満足度を下げるし、上げもする。

こんにちは!語学の裏設定のSlovarです。

前回の記事では、「木&葉」と「人間&言葉」を対比することで、英語学習を豊かにする心構えその1を解説してきました。第2回目は、嫌でも英語を学びたくなるモチベアップ系の内容です。

始めての人のために
本シリーズの簡単な自己紹介をすると、

英語に掛けた時間に比例して、英語力を手に入れ、人格まで変えるにはどんな心構えと理論があったらよいのか?について解説していくシリーズです。


1.どんな「言葉」をまとうかで、人生が決まる。

質の高い言葉を使うと、幸せになれ、
質の低い言葉を使うと、幸せから遠ざかる
というお話です。

下の写真を見てください。

これを図解するとこうなります。


つまり、言葉次第で人格が変わるということが言えますよね?そして人格が変わると、考え方がかわり、図には書いてませんが、生き方が変わると。言い換えると、人生が変わると言えますよね。

だからどんな言葉を話すか、という質が大事なんだ!

ということで、

【語学の裏側式-語学学習論その6-】
質の高い言葉を話そう。
それが人格になるから。
それが人生になるから。


2.その理由は「私達は人間関係に生きているから」


言葉が変わると人生が変わるのメカニズムを
ちょっと具体的に説明してみます。

もしアナタの使っている言葉の質が低いなら、相手への印象が悪く、良い扱いを受ける可能性は低いです。「塩を取れよ」という人よりも、「塩取ってもらえますか?」という人に、笑顔で接しますよね?渡し方も変わりますよね?

この場合「塩を取れよ」というのは質の低い言葉で、「取ってもらえますか」というのが質が高い言葉です。

さて、相手から嫌な対応を受け続けて来た人は、不機嫌な人になり、考え方も不機嫌になって、言動も不機嫌になるから、不機嫌の上に悪循環の厚化粧をしたような人生を送る確率が高いです。

だから次の事を肝に銘じていないといけません。

【語学の裏側式-語学学習論その7-】
我々は人間関係の中に生きている。
質の高い言葉は人間関係の円滑油だ。

他の人からの評価、感情、態度、これらを毎日ダイレクトに受けています。そして、どんな評価、感情、態度、を周りから受けるかは、アナタの言葉や態度次第です。

ここから、
英語を学ぶときのヒントが得られます。

もしあなたが、ゆくゆくは英語圏で受け入れられて生活をしたいと思っているのなら、英語なんて単に通じれば良いという考えは即捨ててください。あなたがどんな英語を使うかは、英語圏の中でのあなたの評価に直結します。英語圏の中での、あなたの人生のクオリティに直結します。

日本語に置き換えましょう。
ある外国人が

「ワタシガ ゴハン キノウヲ タベリマセンデシタ」

と言った時、「私は昨日ご飯を食べませんでした」というメッセージを伝えたかったことは分かりますが、理解するのは脳に負担です。ずっと一緒に居て話し続けたいとはあまり思わないでしょう。これがその外国人が日本人から受ける評価です。つまり、「日本に居ても友達もできないし、帰りたい...」と思うようになるのでしょう。

脳に負担が大きい言葉も
質の低い言葉です。

これが「とりあえず伝わりゃいいよ!」という心構えではダメな理由です。もちろん、英語力が追いつかず結果的に「伝わればいい英語」になることはありますが、そこから脱出するように日々心がけましょう。

あなたの英語が、相手に与える印象を客観視してみること。これが英語環境で幸せになるための第一歩であると私は思うのです。

TOEICの点数は、2の次です。

【語学の裏側式-語学学習論その8-】
とりあえず伝われば良いという心構えはご法度だ。
相手への尊敬が足りない。
良い人間関係は作れない。

という質のお話でした。
続いて、量のお話を。


3.質も量も上げることが大事

質の高い言葉を使うと、よい人間関係が作れることが分かりました。次に理解しておきたいのは、確率論のお話です。

質の高い言葉は少量知っている人よりも、多く知っている人のほうが、相手から好かれる場面が増えます。

つまり、この場でも、あの場でも、どんな場でも、相手に好印象を残すことができるので、いい扱いを受ける機会が増え、それが自己肯定感アップにつながり、だから幸福感も増す、という連鎖が起きるのです。


式で表すと
[言葉の質]×[数]=幸福度

これは

確率的に相手から好かれる機会が
増えることを表しています

英語を学ぶ場合は、皆に好まれるような表現を1つでも多く身につけて使えるようにしよう、という心構えがカギだと、言えるわけです。

これをさらに日常レベルまで落とし込むと

新しい単語や文法を見たら
「それをどう使ったら、相手が喜ぶだろうか?」
について考えを巡らせるのです。

【語学の裏側式-語学学習論その9-】
質の高い英語を、多く話すほど、英語圏で幸せになれる。


語学の学習は、あなたの人生満足度とも密接に関わっているのです。「語学は人作り」であると肝に命じて学習しましょう。この理解無しに、表面的なテクニックだけ使って英語を学んでも、英語力が上がったように見えるだけで、掛けた時間分の成果は手に入れたとは言えないのではないでしょうか。

全てはアナタの幸せのために。


ということで、英語学習理論の2本目の記事でした。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。