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就活生諸君!仕事場は所詮コミュニティなんだから、「自分の価値観」が合うところにしなよ。 Vol.19

動きが速い子は、大学3年生の今ぐらいから就職活動を始めるのだろう。学生さんからしたら、将来に対する期待や葛藤などいろいろとある時期なんだと思うんだよね。

そんな学生さんにカキコしてみるの巻。

働く=米働(ライスワーク)?

将来どうなりたいのか?

やりたいことは何か?

稼げるかどうか?

学校で学んだことが通用するのか?

いろいろと思いながら、でも、心のどこかで本当は働く意味なんて分からなくて。働かなくていいのなら働きたくないのだろう。

そんなことを言っても、周りは就活する。親にも心配されるし、流れに押され就活するじゃんか。最終的には、みんな口を揃えて「ご飯を食べるために働く」って言いながら、自分を妥協していくよね。

いわゆる米働(ライスワーク)ってやつだ。

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そんな学生さんたちは、興味あるかもぐらいで業界を絞ってみて、その中から興味あるっぽい会社を探す。

そしたらキラキラした人事が準備万端で君たちを待ってるじゃんか。

どの会社もイケてる動画やらデザインされたパワポで「うちの会社が最高だ!!」って大合唱するわけだよ。(えぇ~うちも漏れずw)

会社説明会とかって合コンみたいなところがあって、君たちにいくら経験があろうがなかろうが、相手は合コンの超ベテラン(人事)だということは確定しているわけだ。

ガンガンに着飾っているし、当然、話術だって長けているに決まってる。

それを30社40社と行くのが当たり前になっているけれど、社会経験のない学生さんたちがそんなにたくさん企業を見ても、迷うだけで何をどう理解するのか・・・。 


まずは求人サイトに書かれている採用要件を見るだろう。会社が有名だとか、給与が良いとか、福利厚生、残業の有無、研修が充実、大きなビルに入っているとかね。

入社したいかを表面的に判断して決めるってことは、言い換えれば、見た目で異性と付き合うかどうかを決めるようなものだよね。

そんなもんで判断できるのかね?って思うわけだよ。

見た目で選ぶことはそれはそれで良いけれど、化粧を落としてすっぴんになった途端「誰だっけ?」ってなるでしょ。見た目で選んだのに、結果、全然違うじゃん・・・って更になるでしょ?!笑

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会社選びで大事なこととは

俺はね、会社選びも異性選びも、同じだと思うんだよね~。

お互いを良くするために、お互いが成長するために、良い関係を継続するって1つ重要なポイントじゃないかな~って思う。だからこそ、自分に合うかどうかで選ぶべきなんじゃないのかな?

となると、最も大事なことは「価値観が自分と近いかどうか」なんだと思う。

異性との付き合いは一対一だから、自分が好かれたら相手が自分の価値観に合わせようと努力してくれる。しかし一対多の企業においては、よほどのことがない限り、ド新人に価値観を合わせる企業はないわけだよ。

だから自分の価値観と近いか、それとも自分が合わせることを許容できるかになってくる。

説明会でも、価値観の片りんを見せてくれる会社があるかもしれない。

しかしそんなものはあくまでも一部だ。

「うちはワイワイとみんな目標に向かって一体となってやってるんです。」って言いながら、実際に会社に行ってみたら殺伐とした雰囲気になっていて、数字の追い込みをみんなでやっていることもザラだ。良い悪いの話ではない、ただの言葉定義の認識のずれだ。


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社会経験がないからこそ
頭で理解するのではなく身体で感じ取る

合う合わないを知りたければ、ちょっと付き合ってみるのが1番いい。

インターンからやってみると、いざ一緒になる時に間違えなくていいよね。社内の空気感を体感できるし、どんな人が働いているのかもわかる。

何を大事に考えているのか?

どんなことをしようとしているのか?

先輩社員がどんな温度感を持っているのか?

社会経験のない子たちだからこそ、頭で理解するんじゃなくて、身体で感じ取るのがいいと思うんだよ。

企業は所詮、コミュニティなんだから。

やっぱりそこに居る人との相性に限ると思うんだよね。

「この人たちとなら、頑張れる」でもいいし、「この人たちに自分を見せられる」とかでもいい。

自分の成長や自分の価値を上げる場所として、適していることが大事なんじゃないのかな。そう考えれば、大手とか福利厚生がどうこうってあんまり重要じゃなくない?

さらに言えば、大学3年で始めるって早いと言ったけれど、人生にとって就活が大事だと言うのなら、「もっと前から考えとけ」だし「もっと前から動いとけ」だ。

他人の許可をもらってから始めるのはそもそもおかしい。w

経団連の開始時期に合わせる意味なんてないからね。

あの偉いおじさん方は、別に君たちの人生を保証してくれるわけじゃない。わざわざ、よーいドーン!!って全員と同じ土俵で走りだす必要はないわけで。

就職というのは限られた枠の中で席を取り合うゲームなんだから、早めに動いた方が良い。

終身雇用をまだ信じているところがあるからだろうけど、今はありとあらゆる情報から選択が出来る時代なのになぜだろうか。

「新卒」自体が一種のブランドみたくなっていて、新卒じゃないと価値が薄れる的なアレ。。。変なおじさんが処女をブランドのように見立てるみたく気持ち悪いって思うのだけど、日本ってそういうところがあるよね。

初めての就活に皆、必死になり過ぎて盲目的になっている気がする。


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企業は所詮、コミュニティ

所詮はコミュニティの一つだし、自分が他人のために役立つ場。

だから踊らされ過ぎないでほしいね。

もうお見合い結婚で一生添い遂げる時代じゃないし、さんざん選んだあげく幸せだと言って結婚しておきながら3分の1が別れる時代。

たかが就活。

人の役に立つことが仕事だから、こう考えればアルバイトと本質的にはそこまで変わらない。

いくらでもやり直せる。

自分が真剣に取り組んで、自分の価値が上げられる場でさえあれば。


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