ビジネスにも「心」を、燃やせ
中野丈矢です。
ビジネスも、人と人との交流が土台です。
人と人とが交流するときに主流となる手段が、「リアル」から「オンライン」に切り替わりました。
リアルならば、相手の表情や身振り手振りでコミュニケーション出来ていました。日常会話やしぐさからも、その人の性格を理解することができました。
しかし、オンラインに切り替わることで、ノンバーバル（非言語）でのコミュニケーションが難しくなりました。
言葉のみでの「心」の触れ合いが重要視されるようになっています。
もちろん、ビジネスにおいても「心」が土台ですし、これはどんなサービス・商品を扱っているとしても「心」を忘れてはいけないと思います。
そして、ビジネスをする上で、僕たちの「心」を表すものをコアコンセプトと位置付けています。
売上の天井を決めるもの
ビジネスにおける心臓部分となるのがコアコンセプト。コアコンセプトは、売上の天井を決めるほどの大切な要素です。
それだけでなく、オンラインが主流になった今だからこそ、コアコンセプトが重要なのでは？と思います。
というのも、オンラインで稼いでる起業家はコアコンセプトがしっかりとしています。
個人コンサルでも最初に取り組むのがコンセプトづくり。
コンセプトはビジネスにおいて心臓部分であって、それでいて「心」なのです。
人生とビジネスとは切っても切り離せないのです。
「生活とビジネスは切り離して考えろ」というリーダーもいますが、ビジネスに心を宿すならば、人生とビジネスはどうしたって切り離すことはできません。
なぜならば、僕たちの在り方を拡大させたものがビジネスだから、です。
売れる方法さえ、教えてくれたら良い？？
コアコンセプトが心臓になるならば、ビジネスモデルは血管に当たるでしょう。
サービス形態や価格帯、ターゲット層などはコアコンセプトが決まって初めて機能していくのです。
しかし、「心」を忘れてしまえば「売れそうなターゲット層はどこかな？」と考え始めます。そうなると、「心」を忘れてしまったビジネスになります。
「コンセプトづくりよりも、売れる方法を教えてくれ！」と言いたくなる人もいるでしょう。
「売れる方法さえ、教えてくれれば良い」と。
コンセプト次第では、売れるかどうかが決まってしまうのです。
コアコンセプトがあって、ビジネスモデルが決まるのです。
コンセプトは心を反映させたもの
僕自身、「人生をデザインする」というコアコンセプトを掲げています。
可能性を最大化させることで、想像以上の自分と出会えるからです。
僕がこれまで生きてきた過去を振り返ってみると「可能性」という言葉が常に頭の中にあったのです。自分の在り方を拡大させたものがビジネスですから、可能性を最大化させることが僕のビジネスになるのです。
だからこそ、不動産業でもなく、運送業でもなく、介護業でもなく、飲食業でもなく、人づくりの仕事をしてるわけです。
すべてはバラバラに見えて、実は繋がっています。
先に、「コンセプト次第では、売れるかどうかが決まる」と述べましたが、在り方を拡大させたものがビジネスなわけで、コンセプトづくりには僕たちの「心」がダイレクトに反映されているのです。
コンセプトを見直せばV字回復
ビジネスにおいても、僕たちの生き方そのものが問われていると言っても過言ではありません。
また、僕はコンサルティングにおいて、コアコンセプトをガラリと変えることもあります。
変えた時は、売上も下がってしまいます。
が、長期的に見ていけば、V字回復しています。
必ず。
コアコンセプトがチームやクライアントに浸透するまで、どうしても時間がかかってしまうからです。
それだけでなく、コアコンセプトは歩むべき未来です。
コアコンセプトを持たないまま歩むのと、しっかりと作り込んでコアコンセプトを目指して進むのとでは、その後に起こる結果や現象がまったく違ってきます。
クライアント自身の士気は高まるのはもちろん、書く文章にも熱量が加わります。
人は熱量に惹きつけられますから、当然、集客もスムーズにできるようになるのです。
「ややこしい話は置いておいて、さっさと売れる方法を教えてくれ！」という人はまず、どこかに置き忘れてしまった「心」を思い出すと良いです。
「コンセプトづくりを時間かけてしっかりしておけば、選ばれる起業家になれるんだな」という人は、生き方そのものをどんどんアップデートしていきましょう。
想像以上の自分との出会いは、「心」が鍵を握っていると思います。
自分がどこへ向かって歩んでいけば良いのかは、「心」が知っています。
それを表すのが、コアコンセプトでしたね。
今回は、なぜビジネスに「心」が必要なのか？という内容でした。
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