意思決定は得意ですか?悩ましい選択は可視化する事でラクになる。
「スイミング、どうするか決まった?」
月曜日の夕方。
長男(7歳)は、自宅マンションの目の前までお迎えのバスが来てくれるスイミングスクールの体験レッスンへ行った。
レッスンの帰りに「ここへ通うか?」と聞いたら「今は分からな~い!」との返事。
翌朝も「分からない」
その翌朝も「分からない」
本人の意志を尊重しようかと思ったけれど、これは1人では決められそうもない。
そこで私は、自分もよく使う方法で彼の意志決定をお手伝いする事にした。
何を悩んでいるのか?
長男が何を悩んでいるのか?と言うとスイミングスクールの転籍である。
・1歳の頃から通い続けた隣町の店舗にこれからも通う。
・自宅マンションの目の前に送迎バスが来る最寄りの店舗に通う。
この2択で悩んでいる。
こうやって端的に書くと「送迎バスが来る方が良いじゃん♪」という感じがするけれど、やっぱり感情的な名残惜しも手伝い私自身も決めかねていた。
迷ったら書いてみる
翌月から変更をする場合、10日までに申し出をしなければいけない。
そんな親の事情もあり、長男の意志決定をお手伝いする事にした。
と言っても、やる事はとてもシンプル。
自分が使う時は「メリット」「デメリット」とか書くけど、子供用という事で。
ここまで作ったら、長男にそれぞれインタビューをしてみた。
まずは「隣町の店舗」について。
「良くない所」が若干、単に練習が嫌なだけな気がしなくもない(笑)
続いて「最寄りの店舗」について
驚きである。
長男にとって、最寄りの店舗は「良くない所」が一つもないそうだ。
物凄くキッパリと笑顔で「ない!!」と言い放ってきた。
この時点でもう決まりである。
「良くない所が一つもないなら、最寄りの店舗に決まりじゃない?」
そう言ってみたら。
「そっか!じゃー、こっちに変えるー!!」
とニコニコしていた。
あんなに「分かんなーい」を連発していたのに(笑)
もしこの表を私が書けばもっと複雑になる。
・送り迎え
・レッスンの時間
・お世話になったコーチと離れる事が寂しい 云々
でも長男にとっては、そこは重要なポイントではないのだ。
頭の中では分かっていても「書き出してみる」というアクションをして可視化する事で選択がスムーズになる。
この先もっと複雑な選択を迫られる機会が多くなるだろう。
子供の方が直感的に選択できる事も沢山ある。
だけど、迷った時に「可視化する」という方法を親が伴走できる限りは伝えていきたいと思う。
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