子育てにかかる時間の調整幅が広すぎる件について解説します。
「あー、コレ全然使ってないね?どうしようか…」
日曜日。
押し入れの整理をしていたら、長男が1歳の時に購入した英語の通信教材の玩具が出てきた。
DVDを親子で視聴して、DVDに登場する玩具で実際に遊び、遊びながら英語を身につけよう!という類の教材だった。
でも振り返ってみれば、かろうじてDVDは見たものの玩具で遊ぶまで辿り着けなかった…。
・おうちモンテ
・おうち英語
SNS界隈では色々な「おうち〇〇」が存在するけれど、そのハードルは激しく高い。
温度差が凄い
長男を出産してから、保育園・幼児教室・小学校で色々な保護者の方と出会ってきた。
その中で強く感じる事は「子供にかける時間」の温度差が凄くあるという事。
例えば、こんな関わり方なら「お世話」の時期(3歳位まで)を過ぎたらあまり時間をかけなくても済む。
そうかと思えば、お受験塾で出会った方やスポーツ少年を育てる人の中には物凄く子供に時間をかけている人もいた。
「物凄く時間をかける人」の中には、子供が3人みたいな方もいた。
きっと、習い事のスケジュール管理だけで相当大変だと思う。
情報処理能力の高さに脱帽する。
おうち〇〇のハードル
SNS界隈では沢山の「おうち〇〇」が存在する。
でも、この「おうち〇〇」って物凄くハードルが高い。
子供達がお世話になっている保育園は「モンテッソーリ教育」を謳っているので、保育園でも「モンテッソーリの時間」というモノがある。
その中でも長男は「ぬいさし」と言うイラストが描かれた紙に穴をあけて、専用の針と糸で模様を縫う活動が好きだった。
手先も器用になるし、集中力も身に付くしとっても良いな…と思ったけれど、家でやろうと思ったら教材探しから始めなければいけない。
英語だって、我が家の様に通信教育の教材を購入しても使い切る事は難しい。
今は通信教育も、紙教材、通信教育のオプション講座、オンラインの英会話講座など「無限の選択肢」がある。
その「無限の選択肢」の中からベストを選ぶだけでも相当な労力がかかる…。
このnoteで何度も紹介している、塾ナシで開成に合格したぎん太さんのお母さんも、「家で遊びながら学ぶ」という事に相当な労力を費やしてきたのでは?と思う。
家中に地図のポスターを貼る。
ボードゲームやカルタで算数や国語を遊びながら学ぶ環境を作る。
九九ソングや理科ソング等を沢山聞かせる。
科学館、物産展、アンテナショップ等へ連れて行き、理科や社会を体験で学ぶ。
因みに、東大を中退してハーバード大を卒業した芦屋市の高島市長も小さい頃は1日50冊位読み聞かせをしてもらっていたとの事(@_@)
「真似できない」と感じる一方で、おうちで思いっきり子供に関わりながら一緒に学ぶ事に対して、私は少しでも近づきたい気持ちがある。
伴走を大事にしたい
子供と関わる時間は無限に調整できる。
視力、睡眠時間、学習への影響等を一切気にしなければ、子供が5歳位になる辺りからはあまり時間をかけずに育てる事が出来そうな気がする。
宿題だって「子供にお任せ」という人も沢山いるだろうし、「学童で全て終わらせて来るので宿題の中身を知らない」という人もいる。
勉強もスポーツも、外注先は沢山ある。
だけど、長男を8年育ててみて思う事は「外注先にお任せ」では中々育たない。
勉強もスポーツも、「自分で決めた目標」が大事だし、1回の練習でどこまで目標に近づけたか?を振り返ったり、過程を称賛したりする事は子供のやる気を上げる材料になると思う。
子供とやりたい事が多すぎて、アレもコレも手を出して疲弊してしまう事が多いけれど💦
テストの点数とか、スポーツの進級とか、受験の結果とか。
そういう「数字で表せる結果」にフォーカスするのではなく、過程を大事にする伴走者でありたい。
40代の社会人として、他にもっとやるべき事はないのか?やりたい事はないのか?と思う事もあるけれど(笑)
私の社会人としての役割は「母親」である事。
それを忘れずに、突き進みたいと思う。
**「昨日読んだ本」コーナー**
オンライン読書教育「ヨンデミー!」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー。
<長男>
<次男>
<読み聞かせした絵本>
次男はリサとガスパールにハマったらしく、熱烈なリクエストでまた読みました(笑)
今日も有難うございました。