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「きみのお金は誰のため」が沢山の人に読まれた先にあるもの

「田内さんは、著書が100万部突破することをめざしていると書かれていましたが、100万部突破した先をどの様にデザインされていますか?」

2024年5月19日
私は、田内学さんに直接質問をした。

感銘を受けた人に直接会える

私が参加したのは、こちらのイベントだった。

現地参加 or  配信
が選択可能なイベントだった。

正直家から遠いし、翌日以降の事を考えたらオンラインの方が便利だった。

だけど、こういう書店でのイベントは至近距離で著者に会えるまたとないチャンス。

私は現地参加をする事にした。
そして当日は受付開始数分前から並び、最前列に座る事ができた。

今回はリアルタイムで配信もある為、TVの生放送の様な雰囲気だった。

イベントの開始時刻より10分程早く「雑談」と称した対談がスタートし、イベントの修了時刻を終えて配信が止まった後に「質疑応答」の時間が設けられた。

司会者の方が「質疑応答」と口にした瞬間に、大学生と思われる方が挙手をした。

私はそれがとても嬉しかった。

よく、この手のイベントで「質問はありますか?」と言っても誰も手を挙げない事がある。

今まで「聞くだけ」の立場だったのに、急に発言をするのは結構勇気がいる。

実は私はこういう場面でとんでもなく行動力を発揮するタイプで、大体いつも一番乗りで質問をしていた。
だけど、今回は私よりも遥かに若い男性がめちゃくちゃ早く手を挙げてくれた。

その力強さみたいなモノが嬉しかった。

次に手を挙げたのも私より遥かに若そうな女性だった。
そして3番目に遂に私が質問する機会を頂いた。

私が質問したのは2点だった。

「田内さんは、著書が100万部突破することをめざしていると書かれていましたが、100万部突破した先をどの様にデザインされていますか?」

「お子さんに家庭でお金についてどのように教えていますか?」

100万部突破の先にあるもの


1つ目の質問は、私の中で一番モヤっとしている部分だった。

この本は「お金」について書かれているけど、私は後半部分の「社会」について書かれていた所にとても感銘を受けた。

ただ、私がどんなに感銘を受けても「何から始めたら良いのか?」がまだまだボンヤリとしていた。

行動が変わった事と言えば

・PTA役員を続投し、子供達が楽しめるイベントを企画する立場になった。
・noteで社会をテーマにした記事を割りと積極的に配信している。
・仕事への向き合い方が変わった(信念みたいなもの)。

この辺りだろうか。

私の質問に対して、田内さんはこう答えてくれた。

100万部ベストセラーとなったら、「みんなこういう考え方なんだ」「これが普通なんだ」って1人1人の意識が変わるから

録音していたワケではないので、ちょっと違うかもしれない。

それは田内さんのnoteにも書かれていた。

”お金さえあれば、誰かが問題を解決してくれるだろう、そんな風潮があるように感じます。本を通して最終的に伝えたいのは「自分たち一人ひとりが社会を作っている」ということです。そうやって未来は変えていけるし、問題の答えは誰かに教えてもらえるものではなく、自分たちで考えていくものなんだと感じてもらえたら嬉しいです”

今後も100万部目指してがんばります。それだけ多くの人に届けば、未来は少しは明るくなると思っています。

田内さんのnoteより

つまり具体的に、どんな政策が始まって、どの業界がこうなって…みたいな話ではない。

まずは、1人1人が「当事者意識」を持つこと。
全員が「自分が社会を作っている」という意識になってから初めて
「さぁどうしようか?」という話し合いができる。

私はそういう意味だと受け取った。

私は勝手に100万部突破を推進する


イベント終了後、私は図々しくも本にサインを頂き、写真まで撮って頂いた。

その時に私は「100万部突破を推進します!」と宣言した(笑)

お金が云々とかではなくて、本当に1人1人が「社会を作っている一員」という意識がないと非常にマズイと思うのだ。

投票に行かないとか、政治に興味がないとか。
自分だけ勝ち組になれたら良いみたいな意識ではマズイと心の底から思う。

正直「自分の資産が沢山あればなんとかなる」時代は終わりが近づいている。

まずは沢山の人に「自分は社会の一員である」と感じて欲しい。

〈あとがき〉
イベントが開催された蔦屋書店が、とても素晴らしいお店だった。
昨日は旅先で「ここに住みたい」と思ったという記事を書いたばかりだけど、またしても「ここに住みたい」と感じてしまった(笑)
書きたい事が沢山あるイベントだった。
また追々色々続きを書きたいと思う。

今日も有難うございました!

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