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君が夢中になれる事は何だろう?

先日、長男(小1)の小学校で「夏休み作品展」がありました。

我が家では、夏休み後半に大騒ぎをして

・読書感想文
・自由研究

を何とか完成させて提出しました。

大苦戦した末に「来年に向けて小まめにアウトプット&ネタの蓄積をする」と宣言したものの、特に何も始められず半月が経ちました💦

何日もかけて、物凄い悩んで提出した「夏休みの宿題」でしたが、作品展を見たら、1年生は殆どの子が「工作」「絵」を出していて

読書感想文は学年全体で6人位?

自由研究は3人位でした。

どうやらかなり少数派だったみたいです(笑)

そこで思い出したのは、去年唯一受験をした私立小学校の事。

今日は子供の興味について考えてみます。


完成度が高すぎた私立小の作品


長男が受験をした私立小学校の文化祭へ年中・年長と2年続けて参加しました。

「文化祭」と言っても、コロナ禍もあり何か催し物があるわけではなく、在校生の作品が沢山展示された「作品展」のような形でした。

図工、家庭科等の立体的な作品、観察日記、遠足や修学旅行の旅行記。

6年生の作文は、レベルが高すぎて

「これは大人でも書けない」と呆気なく負けを認めたくなるほどでした。

字も綺麗。

絵も上手。

「こんな事を、本当に小学生が考えてるの?」と驚く程です。


1年生だって、1文字1文字凄く綺麗に書いているし

全員が高いレベルで個性的。

「字が上手に書けるって素敵だな」

「思考を言語化できる技術が習得できるんだな」

そんな風に思い、強く憧れました。

まさに「親の憧れ」です。

子供は作品よりも、先生によるマジックショーの方に夢中だった(笑)

やりたい子だけが取り組む公立小


一方で、長男が通う公立小では1年生と6年生の作品展しか見ませんでしたが

6年生に至っても、自由研究や読書感想文を提出しているのはごく僅かでした。

工作、作文、自由研究は「自由課題」だったので、出さなくても良いわけです。

一応1つ以上は提出する事になっていますが、

宿題を出さなくても犯罪ではないので、1つも出さない子もいたのかもしれません。

「どうやら学年が上がっても、自由課題に取り組む事自体が少数派なんだ」

何とも言えない気持ちになりました。

でも、確かに親の負担も大きいし「出さなくても良い」ならワザワザそこに時間を使うのもバカらしいって思うのも、頷けます。


そんな中で、6年生のコーナーに自由研究を何枚も出している子がいました。

「〇〇村 観光編」

「〇〇村 産業編」

等、とある「村」について色々な角度から研究したものでした。

掲示された模造紙の作品の他にも、恐らく「取材メモ」として記録していたノートも展示されていました。

色々な色のペンでまとめられていて、写真、グラフ、とにかくびっしり書いてある。

あの私立小学校の様に綺麗なフォーマットでまとめられてはいないけれど

市販のノートに纏められた中身を見ながら

これは、「子供が自ら知りたい事に取り組んだ結果なんだろうな」と思いました。

結局我が子はどうだろうか


私立小学校の子供達も楽しんで作っているのかもしれない。

むしろ「当たり前」すぎて、疑問にも思わないかもしれない。


公立小で1人だけ沢山の自由研究を提出した6年生は、きっとすごく楽しかったと思う。

一方で、素直に「凄いね」と言ってくれる人もいれば。

周りの友達から理解されなかったり、下手したら心無い言葉を向けられる事もあるかもしれない。

もしかしたら、周りからの刺激がなくてつまらないかもしれない。


自分がアウトプットの重要性に気がづいた今

我が子にもインプットしたら沢山アウトプットしてほしいと思う。

そのアウトプットが楽しい!と思える仕組みを考えたいと思う。

だけど、「他人が決めた既定に乗っかって無理やり作品を完成させる事」には何の意味もない。

子供の時間も有限なのだから、本当に楽しい!と思える事に時間を使って欲しい。

大好きな工藤勇一先生のインタビューを肝に銘じます。

https://www.keiomcc.com/magazine/sekigaku205/


とりあえずですよ。

現時点では、ですね。

私立小学校にご縁がなくて良かったなって思っています。

日々は凄く忙しいけれど、

それでも私立小学校へ進学するよりは色々考える余白ができました。

今でも、その私立小学校の事も先生の事も、教育内容も大好きですが。


今日のタイトル画は、長男が1歳の頃の写真です。

当時、積み木を高く積む事に夢中でした。

振り返ると、外でも小石を沢山拾っては積んだり並べていました。

遊具や電子玩具よりもずっと夢中になっていました。

親の介入がない時代の我が子に、ヒントが隠れているのかも?

そんな気がします。



今日も最後までお読み頂き、有難うございました。

素敵な一日になりますように☆彡

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