「何でもやってみたい欲」をPTAで満たしている。
「カッコイイですねー!来週配信しますね!」
PTA主催イベントのチラシを初めて作った。
ネットに溢れるグラフィックソフトに触発されて、散々時間をかけて完成したのは「学校っぽくないチラシ」。
完成品を見て、自分でも大満足だった。
自画自賛である。
そして私は気が付いた。
PTAの仕事は、私の欲張りな気持ちを相当満たしてくれている。
PTAで何をしているのか?
長男(小2)が通う小学校は、今年度からPTAの加入が任意になった。
そして加入した人は全員、年に1回でも良いので何か仕事をしよう!という事になっている。
私はイベント係というグループに所属して、イベントの企画・運営に参加する事になった。
主に活動しているのは役員さんで、私のように「無役職」の人?は
「指示があったら動く」で十分だった様だけど、元々こういう事が好きだったので勝手に仕事を作り出し(イベント企画)、燃えている(笑)
私が企画しているイベントは夏休み明けなので、現時点では調整事が中心。
だけど、会議の結果9月のイベント告知を夏休み前に行う事になった。
イマドキの子供は忙しい
PTAに限らず、学校経由のイベント告知はギリギリにやってくる。
開催日まで2~3週間あるかどうか。
平日は勿論、土日に至ってもイマドキの子供は忙しい。
イベントのお知らせをギリギリに貰うと、既に習い事の調整ができない期間に入っていたり、先に人と約束してしまったり…
私も去年1年間で何度もそういう経験をして残念な思いをした。
「日程を抑える」という意味で、早めに知る事ができたら多くの人が参加できるのではないか?
そう思い、今回は開催日の約2ヵ月前に「告知」だけする事にしてもらった。
伝える事は面白い
1ヵ月前。
初めてPTAの打ち合わせに呼ばれて、話の流れで私がチラシを制作する事になった。
私が持ち込みした企画なので、伝えたい思いが沢山ある。
保護者向けにアプリで配信するチラシは、保護者が子供に参加させたい!と感じられる内容、且つ注意事項や細かい連絡事項が大事。
一方で子供に配布するチラシは、「何コレ?」とまず興味を惹く事。
細かい説明は殆どなく、イベントの概要が伝わる動画のQRコードを掲載した。
誰に何を伝えたいのか?を明確にする。
受け取った後に起こして欲しいアクションを設定して、最適な伝え方を考える。
これは営業の仕事にも似てるかもしれない。
手段が「対面で言語によるコミュニケーション」ではなく「誌面」に変わるだけ。
でも、この作業が凄く楽しかった。
元々、雑誌やフリーペーパー、ネットショップのページ等「誌面を作る仕事」に就きたかった。
残念ながらその仕事には縁がなかったけど。
巡り巡って今、「やってみたかった気持ち」が満たされている。
何でもやってみたい欲
今の仕事に就いて10年が過ぎた。
正直な事を言えば、私は飽きっぽい性格なので「他の仕事もやってみたいな」と思う事が多々ある。
昔バラエティー番組でやっていた「玉緒が行く!」の様に、色々な仕事を経験してみたいのだ。
だけど本業でアレコレ転職してみるのは、相当な労力を要する。
それこそ「社会保険」の手続きとか、業務以外の面でも地味に面倒。
対して、PTAと言う名のボランティアは気軽に自由に色んな事が経験できる。
・企画
・交渉
・広報
・会議の進行
・情報共有
・当日の運営
小さな会社じゃなければ、こんな色々な役割を1人で担える事は滅多にない。
しかも「自分がやりたかったイベント」の為に人を巻き込んで仕事をしているのだ。
異常な仕事量を任されるワケでもない。
誰かに押し付けられた仕事でもない。
短期間に多様なジャンルの仕事を経験できる。
控え目に行って、最高である。
今日もありがとうございました!