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寅年生まれ、ペンネームは「留美子」の中国語(ピンイン)読み。 神戸出身。大阪在住。父が…

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寅年生まれ、ペンネームは「留美子」の中国語(ピンイン)読み。 神戸出身。大阪在住。父が台湾人で母は九州生まれ。現在、「愛玉籽研究室」という屋号で愛玉子の生態の紹介や家庭でできる愛玉DIYの普及を目指し、品質のいい愛玉と美味しい台湾茶を求めて活動中。

最近の記事

目指せ!ばえる愛玉ゼリー?!

相変わらず、愛玉ゼリーの普及活動をしている。 先日、某百貨店内でワークショップをさせて頂いて総勢30名のたくさんのご参加の方にあやかり、普及活動家としては、嬉しい結果となった。 勝手知ったる仕事場なので、アイデアもいろいろ出して仕込みも楽しくやらせてもらった。 幸せな時間はあっという間だ。 またアンケートに貴重なご意見、感想をいただきとても励みになっている。ワークショップ中や、終わってからもこんな質問を数人から頂いている。 「作ったゼリーの日持ちはどれくらいですか?」

    • あとがきのあとがき。【其の二】

      今回、台湾の公文書を受け取るまでの登場人物として、元銀行員であり、経済書の翻訳を手掛ける婷婷小姐をはずすことはできない。 だけどそもそも彼女とはどこで知り合ったのだっけ?そんなことを思い出させてくれたのは、 台北駅から苗栗改良場までの高速道を運転しながら、後部座席に座っている私と婷婷に聞いてくれた 「緑谷愛玉園」の園主、林老師からの質問だった。 「どういう知り合いなの?君たちは?」

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      300
      • あとがきの あとがき

        「戀するSkikiaとLittlebee」のあとがきの、あとがき。【其の一】 2023年春、高知県出身の日本の植物学者、牧野富太郎博士の生涯をモデルにしたオリジナルストーリーのドラマが始まった。朝ドラと呼ばれる全国にファンの多い某テレビ局の「連続テレビ小説」ドラマ枠で、タイトルは「らんまん」。「春爛漫」という言葉のイメージと重なり、百花繚乱、美しい花々や草木がドラマにさぞ登場し、ガーデニング好き、プランター好き、草花好きにはさぞ楽しめる番組になるのだろうと、自然志向派には嬉

        • もし楊貴妃が「愛玉子」を食べていたなら

          【考察】 もし楊貴妃が「愛玉子」を食べていたなら [結論] 歴史は今と違っていたかもしれない・・・・ 楊貴妃のダイナマイトバディが恨めしくて、妬みで書き始める室長です。 世の中を動かすほどの権力を持つ殿方を、翻弄させるほどのナイスバディと知性があれば、こんなことをグズグズ書くこともなかろうのう。(フン!) そんなダイナマイトバディが欲しい室長ですが、 愛玉子(オーギョーチ)のことを語り始めてまだ何年も経っておらず、こんな室長が言うのはおこがましいとはわかっちゃい

        目指せ!ばえる愛玉ゼリー?!

          猛暑で妄想 長い人生の楽しみ方  

          仕事と趣味とライフワークの住み分けについて 台湾に旅行に行ってお土産を買うときや家庭への食材のご用達にと言えば、行って楽しい迪化街。そこにはたくさんの乾物や漢方、台湾茶や雑貨のほかに最近はおしゃれなカフェなどもあって、歩いていて飽きない旅行者のお買い物スポット。 なにか台湾らしい食べ物や日本にはないアジア系のものを探したいときに台北の迪化街に行くのはいい選択のひとつ。迪化街を思い浮かべるだけで、ああまた台湾に行きたい!と思う。 迪化街には漢方を扱っているお店が軒を連ねて

          猛暑で妄想 長い人生の楽しみ方  

          胸がジーーンとする感覚

          ムネアツとかエモいとか、いうやつ? 最近の言葉でいうとそういう感覚かもという お題。 半年ぶりぐらいに書きます。 ウエスティン都ホテル京都は 地下鉄東西線の蹴上(けあげ)駅から すぐのところ、山の景色がすぐに迫りながらも閑静な街並みの中に重厚感のある建築物として存在していました。 実は初めて訪れたので、先ずは納品のために裏口を案内していただき、大仕事を済ませてから、ゆっくりランチビュッフェを楽しむつもりでいた。 というのも、間借りでワークショップを何度かいろんなところ

          胸がジーーンとする感覚

          愛玉子ゼリーの戻り水(出水)について

          noteを久しぶりに書きます。日々新しい発見があるのですが、うまくまとめるのに時間がかかっています。そんな中で、①愛玉子ゼリーの戻り水について、②最近起きた私自身の経験と③薬事法について書いてみようと思います。 クラウドファウンディングで広告をして以来、愛玉子ゼリーをいろんな人にお勧めして作ってもらったり、食べてもらったりしています。特に台湾の食に興味が無かった人や、台湾のことを知らなかった人にとっては新鮮に驚いてもらえることもあり、私もとても楽しい時間を過ごせています。

          愛玉子ゼリーの戻り水(出水)について

          手作りデザートは、自分へのご褒美。一緒にいる人へのプレゼント。

          食べ物の溢れるこの国、食べたくなればスーパーやコンビニになんでも山ほどある。ネットでお取寄せだって可能だし、あちこちのメーカーの季節ごとのこだわりの一品はあの手この手で私達を誘惑してくれる。わざわざ時間と手間をかけて作る必要ある? めんどくさいし、更にどこから来たのかわからない材料で作るなんてありえな〜い! と、せっかちなそこの貴方、 そんな方のための「失敗を許さない愛玉ゼリーの作り方」のリーフレットを作成しました。愛玉籽研究室で愛玉ゼリーの材料を手に入れるともれなくリーフ

          手作りデザートは、自分へのご褒美。一緒にいる人へのプレゼント。

          本が出来上がりました!

          本について再度告知をする、というよりは、ここに至るまでに起こった心境の移り変わりを含めて、ちょっと書き留めておこうと思った。 2021年1月15日から30日までの2週間、全惑星が順行の期間です。と、スピリチュアル系の動画配信をしている人たちがこぞって今発信している。スピリチュアル系な動画配信サイトを時々見るようになって、意味は分からないが、2021年からは「地の時代」から「風の時代」になりましたよ~だとか、この日までにこれをすると運気がアップしますよ!とかいうので、去年から

          本が出来上がりました!

          冬の愛玉の楽しみ方

          冬の愛玉の楽しみ方

          硬水と軟水

          本に書ききれなかったことをつづっています。 研究テーマとして水と愛玉の関係を書くために自宅でいつも使う水の事を改めて考えていたある時、台湾の農園から秘密兵器が送られてきた!  水のppmを調べる試験機ペン。最初は何事かと思ってどきどき、サプライズの贈り物だった上に、これで日本の水の水質を調べるというミッションが課された。使いやすいが、いったい何がわかるのかがわからない。(--)ppmが測れるようだ。ppmってそもそも何? ppm=parts per million (パ

          硬水と軟水

          タイトル文字の漢字

          絵本のタイトルと表紙ができあがりました 「こいするスキキアとリトルビー」 その中に「戀」という字を採用しました。どう読むのかわかりづらいとの意見もありました。「恋」の繁体字です。台湾の国語は全て繁体字です。日本や中国と明らかに違う点でもあります。よくぞこんな字画の多い字を普段につかっているものだと感心します。この恋の漢字の成り立ちが好きです。台湾固有の植物をモチーフに制作するにあたり、この漢字は外せませんでした。制作者こだわりのタイトル文字です。『戀するスキキアとリトルビ

          タイトル文字の漢字

          絵本をつくりたいなら

          「絵本をつくりたい!」 ・・・そう思う人にはきっと理由がある。私は絵が得意だから!物語を作るのが好きだから! 私の場合、知り合いに絵本を出すことになったと伝えると、「作家さんになりはったんですか?」という。いやいやいやいや、今まで文筆職業でもないやつがたかが1冊本を出すからと言って「作家」になりましたと言う人、そんなにいないと思う。私はとにかく今回絵本を出版することになったわけだが、しかし、絵はへたくそで、センスがないし、今までたくさんの絵本を網羅してきたわけでもないし、

          絵本をつくりたいなら

          愛玉創作料理

          愛玉創作料理

          色校正とISBNコード

          絵本制作中のことを綴っています。 初めてのチャレンジは知らないことだらけ。東京の印刷所から色校正のための原稿がきた。カバーと本体表紙の色と、ページの中身の画像など、何をどうチェックしたらいいのかあんまりよくわからないが、本の形にしてくれていたので俄然実感が増す。と同時に不安が襲う。「なんか間違ってなかったかな?」何度も校正したはずなのに、もう手放さなければならないとなるとモゾモゾするこの感じ。結局今回の絵本は解説ページやレシピや紹介文が増えて、よもや絵本仕立てのガイドブック

          色校正とISBNコード

          表現したいことがあるとき

          絵本を制作しようと思い始めて、本には書ききれなかったことをつづっています。 なにかに感動したとき、心が動いたときにそれを胸の内に収める人と、行動に移す人がいるとします。そもそも「心が動くとき」とはどういうときなのか?なぜそうなるのか?「動機」というものについて、その発火点はひとそれぞれ。なぜならその人その人で、持っている素材が違うから、発火点も当然違うのでしょう。キャンプが最近流行っていますが、火をつけるとき、着火しやすい素材と、何度火をつけても燃えない素材(たとえば水分が

          表現したいことがあるとき