本が出来上がりました！

本について再度告知をする、というよりは、ここに至るまでに起こった心境の移り変わりを含めて、ちょっと書き留めておこうと思った。

2021年1月15日から30日までの2週間、全惑星が順行の期間です。と、スピリチュアル系の動画配信をしている人たちがこぞって今発信している。スピリチュアル系な動画配信サイトを時々見るようになって、意味は分からないが、2021年からは「地の時代」から「風の時代」になりましたよ～だとか、この日までにこれをすると運気がアップしますよ！とかいうので、去年から心の安定？を図るためと、ゲン担ぎも兼ねてそういうのに時々ハマっている時間がある。（若干継続中）
なにがお得かというと、非常に前向きな、希望の持てる内容が多いので元気をもらえるということ。そして自己肯定をしやすくなったこと。なにかしらやらかしてる自分を肯定的に慰める道具として、そいういう動画配信から発信されるメッセージを大いに、都合よく、利用させてもらっている。謙遜と遠慮を美徳としていた世代の私は、自己否定が果てしなくDNAに組み込まれている、まるで風呂場のゴムパッキンにはびこるカビのように、ちょっとやそっとの強力剤では落ちない自分の中の自己否定思考。このポジティブ思考励行の動画配信は、今のこの、ドヨンとした世の中のもしかしたら政府の要請か？と思うくらい、私のアンテナによくかかる周波数のようだ。

今日17日は、阪神大震災から26年。追悼行事も今年はコロナの影響で様変わりだが、まるで長い震災のように、今コロナが日常を奪い続けている。経済活動ができないと死んでしまう、そんな危機感を1年も背負ったまま、世界中が緊張してる。テレビをつければ感染者数と死亡者数の推移の発表、どうにも出口の断言できない施策にだらだらと付き合わされて、いい加減大声で叫びたくなる我慢の共有。さすがの鈍感な私も、これまでの人生で、かつて頭痛の薬なんて飲んだことがないというのに、ついに昨日は片頭痛が治まらず、買いに走るという体調の優れ具合。そんな中、昨日の16日は出版にかかる費用の大支払いを終えた。スピリチュアル系的にいうと、今年の1月16日は「天赦日」と「甲子の日」「一粒万倍日」と「天恩日」の４つもの吉が重なる最強の日だったそうだ。なにかを手放すと倍以上になって戻ってくるらしい、そんな日のギリギリに大金を支払えば、いいことがあるに違いない！！たとえ頭痛がひどくても！！！（きっと精神的なストレスの現れ　笑）
　で、届いた本が嬉しくて並べては激写してみた。非常に手前味噌で自己満足な内容で申し訳ないけど、出来上がってしまった本をしげしげとしばらく見ていた。今は風の時代に突入したそうだ。そんな時代にピッタリの社名の出版社から出た本。還暦までにひとつやり遂げたよろこびに浸っていたいが、これは人の手に渡ってなんぼのものだからこれから一人ずつに嫁に出すつもりで渡していこうと決意も新たに、今朝はここ数年ぶりに、早朝５：４６に黙とうを捧げた。あれから25年後、私が本を出すなんて誰が予測できただろう？あのスピリチュアル系の、宇宙からのメッセージが降りてくる人たちだったら予測できたのだろうか…？震災で生き残った私が、四半世紀後に、やっと自分のしたいことをやり遂げれたことに感謝、神戸はあれから経済復興を頑張った。みんなよく踏ん張った。震災後、私は神戸を出ざるを得なかったが、２５年前にみたルミナリエは覚えている。お金の勉強を学校で一切せずにところてん式に社会に押し出されてもう四半世紀以上になってしまった私が、今頃「経済」について考えた。ファイナンシャルプランナーの資格は取っても、ちっともピンとこない私だったが、「経済」という言葉の語源「経世済民（けいせいさいみん）」という言葉をググってみたら　これは、6世紀〜10世紀頃にいくつか残された中国の古典に記載のある語句で、「世を経めて（治めて）民の苦しみを済う（救う）」という意味があるそうだ。今世間で使われているニュアンスとずいぶん違うじゃないか、どうりで国家資格取れても、ちっとも経済なんか体現できないはずだ。しかも英語でエコノミーだぜ。エコノミーの語源はもっとちがうぞ、意訳も世の中もどうなってんだ？　勝手な思い込みで経済活動できなきゃ死ぬなんて、とんでもない。経済で命を奪われるなんてありえない！「経済」って「やりくり」することなんだ。助けるためのものなんだ、生産性だけのことじゃないんだ。かならず何かを増やさなきゃならないなんて、ばかげた考えを捨てて、あるもので「やりくり」することをみんなで考えよう、共有しよう。自然を破壊しないで共に生きよう。そうやってぐるぐる回せばいいんだ。それが経済だ。てことで、私の本も共有する「やりくり」で世の中にぐるぐるまわるといいなぁ。

#READYFOR #クラウドファンディング

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