「洞窟の奥はお子様ランチ」のお題で、冒険小説風
帝国から南に百万里、虎や大蛇が潜む密林を抜け、潮が渦巻く海を渡った先の島の大きな洞窟の奥にその国はあった。何人もの使者がフビライ大王の親書を携え海を渡ったが1人として戻らず、遂にこのマルコに白羽の矢が立ったのだ。
訪れたのは子どもが支配する国。そこでは大人は穢れた存在とされ、異国の大人は見つかり次第殺されてしまうのだ。私もあえなく番兵に捕らえられてしまった。そして王に謁見し、大歓待を受けた。故郷ナポリのスパゲッティとハンバーグ、炒飯そしてプリンという焼き菓子が盛られた料理は絶