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エンヴィーメモリー(3)
どしゃぶりの中に置いてかれてしまったお嬢様は、形容し難い感情に襲われておりました。
どうしてなの?皇太子様、あなたは王族。
高貴なかたなのです。なのに、あんな薄汚い農奴を庇うような真似をして、、、
もしかして、、、可哀想に、あの女に洗脳されてしまったのね。
安心してくださいまし。私があの女に天誅を下しますわ。それとあなたは私以外の女を見たのですから、お仕置がいりますわね。
あなたが私のこ
エンヴィーメモリー(2)
何百年もむかし、とある街に1人のお嬢様がいらっしゃいました。
そのお嬢様はとても美しく、金色のカールのかかったミディアムヘアに赤い薔薇のような深紅の瞳は、街の男達を魅了しました。
彼女は教養もあり、礼儀作法もお裁縫もピアノも、なんでも出来る素晴らしい方でしたが、その反面、とても嫉妬深い方でした。
彼女には生まれた時から許嫁がいました。
それは隣の国の皇太子、ツバキ様です。
ツバキ様は美し
エンヴィーメモリー(嫉妬の記憶)〜ピアノの音〜(1)
本題に入る前に。
この童話には
・軽度の性描写
・残酷な描写、グロ表現
・誤字
が含まれております。
苦手な方はここでやめて置いた方がよろしいでしょう。大丈夫な方はどうぞ。(3つに分けて書く予定です。)
すっかり道に迷ってしまったようだ。
私は大学生。大学の近くを探検しようと路地に入ったら、帰り道が分からなくなってしまった。
どうしよう喉が渇いた。この辺りは不自然に洋風な家が多くて、雰囲気
ゲーム研究部活動日誌
創作小説
日常ものなので気まぐれで書きますね
主人公、菊川弦弥(きくかわ げんや)は全寮制男子校の私立雨宮学園に入学したばかりの1年生。
そこで出会ったクラスメイト、海老沢典明(えびさわ ふみあき)の鶴の一声により、かれが作った「ゲーム研究部」に入ることに。
しかし、その活動内容は意外なものだった、、、