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私の撮影した写真を使って下さったクリエイターさんたち、本当にどうもありがとうございます!その中から、「こんな捉え方や世界観もあるんだなぁ」っと、個人的に気づきや学びを得た記事のま…
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記事一覧

ルート66

子供の頃…。 某国営局で放送されていた映像ドキュメンタリー番組に衝撃を受けたのを覚えている。 「映像の世紀 20世紀」 加古隆さんが作曲した劇伴音楽。 「パリは燃えているか」 「人間の持つ愚かさと素晴らしさの二面性を表現したかった」 加古さん自身のお言葉で、その言葉通りに20世紀に残された映像達と共に凄まじいインパクトを自分の中で感じた。 20世紀の人類の歩みを表すかのように、重く、厳かに、悲しみや喜びを内包したスケールの大きな楽曲だと思う。 歴史が好きだった

お疲れ様

今日は楽しく働くことができました。午後は落ち着いているので、やりたい仕事も全てすることができて良かったです。明日は店舗の人たちと高尾山に登ってきます。なんとなくの予感ですが楽しく終われるような気がしています。怪我なく終えられるように、行ってきたいと思います。新しくきた人に関しては、うまく店舗に定着するような気がしています。それなりに汲み取って仕事ができる人なので、みんなとも協力していけそうな感じがします。陰で支えていこうと思います。

まひろ新たな恋の予感(光る君へ22回感想)

先週末忙しくて見る時間がなく、 今日再放送を見ました。 それも、家事をしながらなので、じっくりは見られていません。 印象は、 松下洸平さんのまなざしが 熱かったということです。 まひろさんは、 新たな出会いをしています。 薬師をしている周明。 これから、まひろと何かありそうな予感。 父の為時さんは、 その土地の慣習に合わず、 体調を崩していました。 わいろを差し出されるも、 清廉潔白な為時父さんは受け取らず。 さすがだなと思います。 道長さんに出した手紙は

散歩

時々たまらなく散歩したくなる時があって、 とにかく歩き出したくなって、 最低限の荷物だけ持って散歩に行くことがあります。 その時に合った音楽を聴きながら、 ひたすら歩く。 と言っても5キロも歩かないですが…… 歩くとすっきりします。 気持ちの良い身体の疲労感があって、 頭の切り替えもできる。 たぶん日々の運動不足で脳みそが疲れてるのかなと思ったり。 うつ病には、朝散歩すると良いと言ったりしますが、そういうのは私には向いていないので、 思い立った時に好きな時間に好き

音楽レビュー『Works』Keith Jarrett(1985)一言ではまとめきれない音楽性の幅広さ

※2500字以上の記事です。  お時間のある時に  お付き合いいただけると嬉しいです。 ECM を代表するアーティスト以前、別のレビュー記事でも 書きましたが、 最近、ECM レコードの音源に ハマっています。 しばらく洋楽の紹介は、 ECM レコードの作品が続きそうです。 今回、紹介するのはベスト盤です。 私は普段、あまりベスト盤は 取り上げないのですが、 知識のなさゆえにベスト盤を 選んでしまいました。 キース・ジャレットは、 アメリカ出身のジャズピアニストで、

電話もかけることができない

 子どもができてから、よく見る夢がある。  わたしは、飲み会に参加していたり、遊園地で遊んでいたり、とにかく、わーっと楽しいことをしている。  楽しい楽しい、としていると、はっと気づく。  そういえば、わたしには、子どもがいたのではないか。  いたのではないかというか、いる、確実にいる。  え、今、夜だけど、誰が子どもの世話をしているのだろう、わたしでなければ、誰が世話をするというのだろう。  それで、慌てて帰ろうとするのだけど、駅がなかなか見つからない。見つかっても電車がぜ

【思ひ出】海外旅をひとくくりにされると辛い

こんにちは。とにかく明るい三角形です。 導入:動画をみた私見最近、以下の動画をみて海外旅に関する記事を書きたくなったので書きます。 動画内での「海外にいくことで人生観は変わるか?」について、変わる人もいればそうでない人もいるという意見です。より正確には、 「多様な価値観に触れること」は「価値観の多様性」を保つ(考え方が偏ることを防ぐ) というのが私の意見です。(動画内でもどなたかがおっしゃっていました) 加えて、全く異なる価値観に触れる代表例が「海外旅行・海外旅」であ

「リンカーン・ハイウェイ」

たった10日間のエメットとビリーの兄弟、それに絡むダチェスとウーリーの濃密な物語。所謂ロードノベルってやつです。 1954年。サライナの更生施設から出所してきたエメットは、弟の待つネブラスカへと帰ってきた。亡くなった父の家を売り、母親の向かったと思われるサンフランシスコへと愛車のスチュードベーカーで旅立つつもりが、更生施設から抜け出してきたダチェスとウーリーに翻弄される羽目に陥り、彼らを追ってニューヨークへと向かうことになる。途中、二人は多彩な出会いを経験する。 冷静で考え

再掲【詩】「旅」

ガラガラの電車に揺られながら 窓を流れる夜景を見てた 幾多の灯りは何を照らして誰を待っているのだろう 目を奪われる場所がある いつか撮りたいと思いながらも この眼以上にキレイには撮れないだろう そういう景色だ 僕が生きているということ それは僕にしか見えない景色を見ていく旅 静かな夜明けを迎えながら 文字が並ぶ画面を見てた 数多の言葉は何を示して誰を導くのだろう 心震える言葉がある いつか刻みたいと思いながらも 刻んだ瞬間にそれは色褪せるのだろう そういう言葉だ 僕

【映画】『ファースト・カウ』

フライヤー あらすじを引用 物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。 共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった――! 感想 今年、一本目の映画は、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』。ポップな

《連載ファンタジーノベル》ブロークン・コンソート:魂の歌声

前回 1.長く困難な旅ー(3) 「ひとつ質問してもいいかな?」  ジミーは、1966年型復元モデルサンダーバード・コンバーチブルのハンドルを握っているスザンナへ向けて言った。返事はない。スザンナの姿は大昔の映画に出てくる女優気取りだ。ロングスカーフを頭からすっぽりとかぶり、首のところでクロスさせている。 ジミーはスザンナの耳元へ顔を近づけた。 「スザンナ、質問があるんだ」 「何?」  スザンナの声が、首元ではためくスカーフの先端から飛んでいく。 「君って、事務所の

38年前とは・・・

11月5日、38年ぶりに阪神が日本一になった、というニュースでにぎわっている。 38年前私は留学中であった。第一次留学ブームというらしい。 交換留学先はアメリカのテネシー州だった。そこでは日本の留学生が数名いた。その中に大阪出身のT君がいた。 彼がある日、興奮した様子でキャンパスを歩いていた。手には日本の新聞を持っていた。 なんでも阪神が優勝したとのことだった。今から思えば初優勝だったのだ。 あれからたったの38年。 当時はネットはなかった。彼も阪神の優勝を日本からの郵便で

世の中のため、自分本位に生きてみよう【23年11月12日の駄文】

 自分は欠点の多い人間で、それを補うため無理ばかりしてきた気がする。  まず、集団になじめない。必要なら意見はするし、聞かれれば応じもするが、どこか他人事というか、集団を俯瞰した位置から見ているような心持ちになってしまう。  だがそんなことを他人に言おうものなら、糾弾されるのはこちら側だ。冷たいだの、本気で考えていないだの、気持ちがこもっていないだの、好き勝手に言われる。  考えていないわけではない、ただ「自分事」にできないだけなのだと説明しても、訝しげな顔をされて終わりだろ

【たまに映画】『ノマドランド』理想とリアルとのギャップ

■『ノマドランド』作品情報&予告解説■「ノマド」って言葉って。劇場公開している時も観に行きたかったのですが結局チェックできていなかったアカデミー賞を数々受賞した作品『ノマドランド』。キャンピングカーユーザーとしても観ておきたいところだった。 そもそも「ノマド」って言葉知っていますか? 「ノマド」は、遊牧民、転じて放浪者の意。そして、働き方として言われている言葉で「ノマドワーカー(ノマドワーキング)」があり、それは特定のオフィスなどを持たない働き方をする人、働き方。私自身がキ