会計系業務ゼロのサラリーマンがおすすめする

PL責任を持ったマーケターって?会計系業務ゼロの しまこ がおすすめ財務諸表入門書4選 #20代マーケピザ #戦略広報を目指す会(仮) な方にも。

こんな記事がでていていました。

ファッション誌のグラビア記事ではなく、マーケジンというマーケ媒体に、スマニュー 西口さん(1967年生まれ 51歳)、LDH 長瀬さん(1976年生まれ 42歳)という年齢を感じさせないイケメン対談で話題になりました。
先日、非公開マーケター向けセッションでも西口さんは同様のコメントを繰り返していました。

(たぶんこの記事をうけて)友だちもコメント。

そうなんです。

なかなか「自分ごと」にならないんです、経営者でもない限り。

とくにデジタル分野のマーケの経験しかない方(マーケというか、4Pのうちのプロモーションしかない)は、特に日々の媒体効率しか追えずに、俯瞰視点を持つ機会が少ないと思われます。

そこで、友人のコメントとおり、まずは「自社の仕組み」を紐解くところから始めるだけでも、階段は1つあがります。(PRGでいうレベルアップ)

僕も経理や会計の業務経験はゼロです。

「簿記」とか、持ってません。「仕訳」とか、未だによくわかりません。

でも、たまたま、PL事業を統括するExcel仕事をすることがあり、当時の担当役員からみっちり叩き込まれました。「会計業務はゼロ」なんですけど、仕上がったPLを紐解いたり、予実管理、予算策定(事業計画との整合性)を行ううちに、会社(企業)の利益構造がわかってきたり、「どこが成長(伸長)・削減(効率化)すると、最終的な利益改善につながるか?」などの勘所・目算がつくようになってきました。

ただし、僕の前職のミッションは、「Excelでの数字遊び」に近く、「勘所がついたり、ボトルネックが可視化」されたとしても、肝心の「次の打ち手」は、別部署のプレイヤーだったりするので、厳密に自身がPL責任を持つプレイヤーではありませんでした。

なので、超優秀な「PGマ◯ィア」のような助言はできないのですが、底辺の、ただのFラン私立文系サラリーマンが、何をしてきたか?=何を読んできたか?ならお伝えできますので、ご参考にされてくださいませ。

前述の通り、会計・経理の初心者ですので、これ以外にも当然あるかと思います。書店で実際手にとってみたり、アマゾンランキングを参考にされてみてください。あと、これを読んでいる方の目指すところは、「会計や経理のプロ」になることではないと思いますので、あくまでも「実務としてPLな業務持っていないけど、入り口に立ち、"PL"という概念を共通言語化する」くらいのイメージで望むと良いかと思います。また、こちらを読んだからといって「PL責任を持つマーケター」の戦闘力が上がるわけでもありませんので、あくまでも自己啓発的なおまじないとしてご査収くださいませ。

そして、「4選」と書きましたが、1stepという意味で、「0」からスタートしますので、全5冊を。

0.さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

もう10年以上前の本ですが、当時話題になった本です。これは本当に入り口として。そして、同じ方が書いた本でこちら。

1.<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です

最近は、新装版もでているそうです。

そして、より深く知りたくなったら

2.決算書が読めない社員はいらない

そして

4.5 シリーズ 「1秒!」で財務諸表を読む方法

(僕は持っていませんが3つ目がでてました)

3さつセットもでているそうです。

こちら、どの本も、本質的には書いてあることは一緒ですが、(マーケティングのように諸説あるもでなはく、基準が統一化された「仕組み」の話ですから当然)著者によって「表現」や「つかみ方」が異なりますので、自身が飲み込みやすいものをお選びください。

あ、必ず複数冊買う・読むものでもなく、「PLやBS、CFの勘所」を掴むことが、書籍で得られることの目標かと思います。

ちなみに余談ですが

僕は前職時、ビジネススクールで単科コースを複数受講しており、「アカウンティング」も取っていましたが、一番苦労しましたw

で。「目的」は何だっけ?を見失わないように。

会計を学ぶことが「目的」ではないマーケターは、その先を見据えて。

先程、「会計は仕組み」で、「マーケティング」のようにふわっとしてない、と書いたのですが、PLの構造って、企業体やタイミングによって異なるのです。

たとえば、(前職の)パルコ。こちらを御覧ください。

https://jp.reuters.com/investing/quotes/profitLoss?symbol=8251.T より引用

17年2月期から、売上高が激減してますよね。

なぜだと思いますか?

僕が辞めたので、業績が悪くなった。
・オフライン中心の流通小売業が、アマゾンなどのECにシェアを急激に奪われていった。


どちらも不正解です。

こちら、「売上高」だけ、みていても正解はでてこないのです。

同時に、「売上原価」や「販管費」まで見てください。そして、「営業利益」まで目をやると、「あれ?」と気がつくはずです。

「売上高減」ほどの「営業利益減」には、なっていないのです。(減ってはいますけど。)

そう、この違和感を捉える「勘所」の感覚も、「PLを捉える技能」のうちの1つです。で、その先の「理由」は、専門家の領域、と割り切ります。

「17年2月期から売上高が激減の理由」は、「IFAS適用」です。

このIFASについて説明すると、またそれでがなくなるので割愛します。

つまり、数字の違和感に気づけるか、その原因ってなんだっけ?を、ルール統一化された科費目の「数値」で理解をしていくことです。

科費目の分類は、企業により異なるので先程の本門さんのコメントにもなるのですが、それゆえ、事情をわかっている=ビジネスモデルを理解している自社のPLから紐解くほうが、早い、というは、そういう理由です。

ここまでものすごく浅い解説をしてきました。おそらく会計・経理の専門家からしたら、つっこみどころ満載のnoteかと思います。

ただ、自分の努めている企業のビジネスモデル=儲けのカラクリを、俯瞰してみるために、PLという手段を使うことができます。

逆に、クライアント相手な支援会社にお勤めな場合は、(クライアントが上場していれば)業績(=健康診断結果)は開示されていますので、その事業の病はどこにあるのか?を見つけるきかっけにもなり、(当然クライアント内にも医者はいますが)、社外からのセカンドオピニオンとして、支援するきっかけづくりにもなったりするかと思います。

noteには最先端ナレッジがいっぱい

シバタナオキさんのnoteは、書籍化もされるくらい秀逸なコンテンツがいっぱいです。会計素人の僕でも読みやすいです。

ってか、この本をリコメンドしそびれていましたw
noteユーザーな皆様はぜひこちらからトライしてみてくださいw

冒頭の「PL責任を持つマーケターになるため」には、まず「PLの文法基礎」を武器として持つことをおすすめします。

そして、PGマフ◯アになれなくても、戦闘力の(それなりに)高いマーケターになりましょう...!

(僕はまずニートを脱出しないとな。。)

ニート脱出に関する最新情報のあるnoteはこちら↓

まだ年内はニートなので「サポート」お待ちしております...!
(それを原資に本を買おう。)


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