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実はごはんのおとも?甘辛みそ味のひるぜん焼そば。

岡山県の北部に位置する蒜山。

山々に囲まれ、美しい高原が広がる地域です。

別荘地としても人気でログハウスがちらほら。


高原にはジャージー牛と馬が放牧されていて、
眺めているだけまったり癒されます。

まるでハイジとペーターが追いかけっこして
やって来そうな雄大な景色。

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ジャージー牛の濃厚なソフトクリームやチーズ
ヨーグルトなどの乳製品が大人気なのも納得!


近くには蒜山ワイナリーもあり、
ワイン片手に優雅なランチも楽しめます。



そんな蒜山にも、ガッツリ食べたい人に
オススメのB級グルメがあるんです。


それが…

“ひるぜん焼そば”です。


鶏肉と蒜山高原産のキャベツとそばを
甘辛のみそ味だれで味付けしたご当地グルメ。


鶏肉にキャベツ、みそダレ…

一見地味にも思える“ひるぜん焼そば”ですが、
なんと2011年にB-1グランプリで、
グランプリを獲得しているのです。


ザ 庶民的な材料ながら、グランプリを獲った
美味しさを求めて、《高原亭》さんへ。


13時頃でしたが、まだお店の前には待っている
人がいました。3番目なので待つことに。

15分ほどして、座敷に通されました。

壁には相撲協会のカレンダー、ハエ叩き、
年季のはいったふすま…

昭和の雰囲気が残る店内が落ち着きます。



メニューに目をやると…

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迷うことなく“ひるぜん焼そば”を頼んだのですが
メニューの下の方をみると。



“あさぜん焼そば”

“よるぜん焼そば”


朝と夜限定のメニューが!

気になりますよね。

紹介文を読むだけで、ツバが出てきそうなほど
間違いなくおいしいことでしょう。


お持ち帰りのお客さんも多いので、
はやる気持ちを抑えて、そわそわ待つこと10分。


やってきました、ひるぜん焼そば!

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太めの麺、自家製味噌ダレの香ばしい香り、
1.5玉はありそうなボリューム。

急いでおくちに運ぶと、

ガツンと味噌ダレが広がります。

食べ進めると、しだいに隠れていたスパイスが
じわりじわりと舌を刺激します。

柔らかい鶏肉と、歯ごたえのあるキャベツ、
さっぱりお口直しの紅生姜をはさんで、
また濃厚な麺に戻ります。


これはもう、“ごはんのおもと”といっても
過言ではないほど、ごはんに合うお味です。

定食がある理由がよく分かりました。


「麺をおかずにごはん食べるなんてあり得ない」
と思っている方。

私もそのひとりでした。

でも、ひるぜん焼そばは別なのです。



この味噌ダレなら、炭水化物コンビが
エンドレスで食べられてしまいそう。


なんと、罪な味噌ダレ。



周りに目をやると、昔話のように大盛りの
ごはんで、焼そばをかきこむ若者もいました。


ダイエットや栄養バランスという言葉は忘れて
しっかりお腹をすかせて挑んでみませんか?

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