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樹液の収穫はゼロだったけど

今日の早朝にムクッと目が覚めたので、期待はできなかったんですがここ2日間分の樹液タンクの様子見がてら朝のメープル山へ散歩に出かけてみました。

山歩きすれば適度に疲れてグッスリ眠れるだろう!と思ったのですね。

今回はキレイな景色が見られたので写真多めでいきますbb
去年の朝山歩きは↑の記事です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(冬山の写真記事毎年上げてますよね)

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ザ・早朝って感じがしますよね。
夜にあっさり降雪があると、早朝にこのような枝の一本一本が真っ白に雪化粧する景色をみられて私は好きです。
陽が登ってしばらくすると木肌の茶色が太陽光で熱を持ち、この雪化粧はあっという間に消えてしまうんですよね。朝限定です。

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メープル山って山道から伸びる廃れた林道?をさらに一段坂を登ったところに広がってるんですね。
坂道を駈け上がるステップがあり、これだけで適度な運動になります。
(個人的にシラカバが映えると思う)

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で坂を登りきると広がる平たい土地にメープルの林。ササ多いですねぇ〜…
台地状の山の上にメープル山(林)は広がっているイメージです。
ところどころピンクテープが巻かれた木があるんですが、彼らからカエデ樹液を頂いております。
去年巻いたのですが、今年は雪が少なすぎて手が届きません(笑)

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ここ、麓から50m以上は高く登った山の上なのですが、ほんと平らな土地が広がってますよね。よく自分の故郷にこんな楽しい森林が残っててくれたと思います。
里山に手を入れる人が減るこのご時世、この三笠市にずっと住むならこの美しい森をしっかり手にかけて育てて上げたくなりますね。

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力強く青空に延びるイタヤカエデの枝張り。
普段彼らからメープルシロップをお世話になっています。
そうこのメープル山にはこんなカエデの木がたくさん生えているんです。
造材屋や伐採屋なんかだとこれぐらい太いカエデだと一枚板なんかにしたら高くつくなぁーなんて切った後のことを考えますが、私は切らず共に生きていく方を選びます。
樹液を頂いてる間はたくさん種を森に落としてもらって次の世代を育んでもらいたい。そんな持続的な願いがあります。

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しばらくメープルの森を奥に進むと峰にたどり着きます。
この斜面地を登っていくと、メープル山を構成している山体の頂上にあたります。Google Earth計測だとちょうど海抜100mほどの位置になります。

お気づきかと思いますが、この斜面地のふもとであるメープル森の木々と比べると細い木が多くなってきているのがわかりますでしょうか?
森林科学で説明すると、斜面地は栄養分が流れ下る場所なので、生えている木々は成長が遅かったり細身の木が多くなったりするんですね。
ふもとのなだらかな場所に栄養分が溜まり(やすく)、ふもとの木々は大きくなりやすいという事なわけです。

現実的にはおそらく、過去にメープル森の方が先に伐採され、後にこちら斜面地の木々が伐採されたと考えるのが妥当なのでしょう((笑

今年から試験的に樹液を採っているヤマモミジはこの斜面地に多く生えているんです。
年数はそれなりに経ってるはずですが、イタヤカエデと同じ成長率ではないので太い木が多くないんですね。ですが若いヤマモミジはたくさん生えていて、うまく育てれば数種類のメープルシロップが作れる山になります。
若いうちに択伐・除伐をやっておくと効率よく太く仕上げることができるので、この山買いたいんですよねぇ…

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最後にエモいなぁ^^〜と思った写真を!
陽の登る向こうに伸びる足跡、エモくないですか⁉️
影の差し方といい、カメラセンスのない私なりに良いものが撮れたと思ってますw

最後に、この散歩したときに樹液タンクを確認したら、ほとんどのタンクが0でした、、、。
あーやっぱり…って感じだったんですが、ヤマモミジだけはブレずに溜まってましたね。やはりイタヤカエデとは違った生態なのかと感心でした!

これでこの先全く樹液出ませんよ!ってことになるとちょっと厳しくなるので、毎日根気よく様子見行ってきたいと思います!

ではでは!
朝の山散歩の様子を伝える記事でした!


若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。