小山田

音楽すき

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最近の記事

最初の一歩が踏み出せない。

最初の一歩が踏み出せない 僕はこれまで他人に口にしたことのない夢をたくさん持ってきた。しかし、どれも叶えられてはいない。 それは、上手くいっていない云々、一歩も動いていないのだ。   徒競走のスタートの白線に立ち、ゴールテープを眺めている。なぜ僕は足を動かせないのか。 それは、負の感情が、血液が身体中に流れているように、足の先から頭まで、負の感情が巡り巡っている。 白線の向こうには、砂利道なのか、茨の道、況してや湖かもしれない。 どのような道が待っているのかわからないの

    • ジントニックを飲むたびに思い出す。

      数年前に付き合っていた、渚は、ジントニックがおいてあるお店では必ずそれを注文する。 「中に入っているライムって飾りなの?」 『違うよ。このライムが、香りだったり旨味が引き立てられるんだよ。』 「絶対に飾りだと思うけどな。」 『飲んでみる?』 「いや、いい。僕がジントニックを飲むときは、最期だと思って。」 『なにそれ(笑)美味しいのに。うちのおすすめの飲み方はライムを2つ入れる。』 「それこそ飾りじゃん。」 『おいしいの!』 彼女は僕よりも一つ下の20歳。親が

      • 恋って何なのだろう

        恋ってなんなのだろう。 僕は今まで生きてきて、数は少ないが、恋愛をしてきたつもりだ。 しかしその恋愛は、相手からのアプローチで、自分からのアプローチ一つとしてない。 たくさんやり取りをしていくなかで好きになった人たちだった。 今現在、お付き合いしている人もいない中、ふと自分の恋愛を思い返してみてたが、今までの恋愛は本当に愛していたのだろうか。 おそらく僕は、自分が大好きで、自分以上に相手を愛したことがあるのだろうか。 自分の中で、タイプの人、そうではない人など、と基準

        • 好きなことがわからなくなった。

          皆さんには好きなことがあるでしょうか。 最近では、好きなこと(趣味)がない人が増加していると感じています。 僕自身も年を取るにつれて、段々と好きなことが分からなくなっていきました。 好きなことが、なくても死ぬことはないし、一般的に生活できると考えます。 しかし僕はこの先どのようにして価値を他人に与える事ができるのか どのような仕事が向いているのかをがんが得なければならないときに、僕自身、必ず好きなことってなんだろうかと考えてしまいます。 好きなことではあるけれど、

        最初の一歩が踏み出せない。

          生きているだけで、不安なことばかり

          久しぶりに自分の中で、落ち着いたので、文章を書いていこうと思います。  僕は学生時代を終えて、現在1年目。卒業後就職はせずに、夢を追いかけて、ベンチャー企業で個人事業主として働くことにしました。 その理由は、普遍的な生活が嫌であったからと、何もない自分が何かを成し遂げたい。という思いで、その道を選びました。 4月から、新生活が始まり、関わる人も、起きる時間も、何もかもが、変わっていきました。朝7時に満員電車の東海道線に乗って、帰りは顔を赤く染めた、泥酔客が多い終電に近い電車

          生きているだけで、不安なことばかり

          僕の最近聞いている曲

          最近僕自身が使ってしまって抜け出せなくなってしまったバンドを、紹介していきたいと思います。 (昔から好きだった曲から、最近聞き始めているバンドです。) 1 クリープハイプこのバンドは何といっても僕にとって、勉強になっているバンドです。 彼との出会いは、2年前ほど、居酒屋で知り合った女の子が「ラブホテル」をカラオケで、大熱唱をしているところが僕にとって初めての出会いでした。あまりパリピという種族ではないあの子が歌っているということもありますが、歌詞の過激さと、あまりにも飾ら

          僕の最近聞いている曲

          頑固な汚れ

          君が願いを叶えるために大事なものはこぼれていった。 あの子とは相思相愛していた。あの子の気持ちは実際はわからないけど、嘘だったら、助演女優賞を受賞していると思う。 君の夢は「色々なコニュニティーに所属する」というものだった。 君が新しいコミュニティーに入るたびに、僕を連れて行ってくれて、毎日が、新鮮というか、色褪せていた僕の生活が有彩色に包まれているような感覚が身にまとったようだった。 しかし、僕らの関係に名前のない色が混じり始めたのは数か月後のことだった。 君が何

          頑固な汚れ

          言葉の匂いとか

          僕は一言で言いくるめる言葉は好きではない。 その言葉を用いる人も好きではない。 「死ね」とか、「きもい」とか。 ただ語彙力がなく、仕方なく使っているのか、そのような言葉が好きなのか、申し訳ないが理解できない。 「きもい」に関して言えば、とても抽象的すぎる。 その言葉を用いた時点で、その人は、あきらめているように見える。 若者の間では、とても抽象的、消極的な言葉がネット上、教室、電車とあらゆるところで、耳に入ってくる。 (上記は僕も若者である、僕の主観です。)

          言葉の匂いとか

          いつしか僕も

          僕は今まで、本気で付き合ったことが一度もない人間です。 これは見栄を張って言っているのではなく、ただ自分が自分以上に愛することができなかったからです。 しかし、自分が好きなものをたくさん勧めてしまう所、惰性すぎる生活をしている自分は嫌いです。 おそらくこの原因はプライドの高さだと思うんです。 どっかで「プライドは自分を傷つけるだけ」と聞いたことがあります。 2ヶ月前に人生初めての会社を辞めた原因もプライドが高過ぎた故の結果です。 そこからは親に罵詈雑言を言われ続ける毎

          いつしか僕も

          果汁100%の恋と花

          僕は誰かと交際をするとき、相手の注いでくれる愛情と比べて、愛を注ぐ癖がある。 自分の愛情が、相手より超えて、裏切られるのが死ぬほど怖いのだ。 あくまで、嫌いなわけではない。好きか嫌いかでいえば好きなので、これは好きと言えるのだろう。 別れてもあまり悲しくないし、自分の時間が増えるから、むしろそっちの方が楽しい。 しかし最近、一生僕の横にいてくれる人、僕は横に居たいと思う人がこの先出てくるのか、と不安になることがある。 タイトルにも書いた「果汁100%」とは一目惚れの

          果汁100%の恋と花

          何気ない日も、君がいたから

          彼女と出会って、僕の生活は、有彩色に包まれていた。 灰色の空が青色に、カーテンの柄すらもきれいに見えた。 線路沿いの駅までの道のりは、ただの道では無く、 雨の日は傘を持って、迎えに行った時もあった。 コンビニの帰り道も、自販機までの道も、 僕の全てだった。 出会ったときは、泣きたくなるほど嬉しかったけど、 今は、出会ったことさえ、忘れたいと思っているよ。 行く当てもない電車に乗った日もあった。 一言でいえば、一言で言えない、そんな捻くれた僕だけど、 いつも

          何気ない日も、君がいたから

          猫背

          今日は何にも無いただの日だ。 気温と湿度に蒸されて 書いては消すだけの文章を書く。 その間も短針は、右回りに歩いている。 太陽は西に、私の身体は寝具に沈んでいく。 不動の状態でも、奪われていく、体力と時間。 誰かが、若いうちから色々していた方がいいよと、云ってたけど、 一番年寄りな自分は、今の自分。 励ましが励ましに聞こえなくなってしまっても そのままついてくれる人はいるのかなぁ。 あ、黒い虫踏んだ。

          最近のコト

          仕事を辞めてから、一週間が経過した。 ここの一週間は、転職サイトなどを網羅した週になった。 たくさんの応募ボタンを押した。 たくさん押したけど、返事は帰ってこない。 今は、前職の給料を切り崩して、生活をしているが、このままいくと恐怖で、押しつぶされてしまいそうだ。。 Webデザイナー、アパレル、古着、一般事務、とどれも探しているがなかなか、働くには至っていない。 今の僕は、「お先真っ暗」という言葉が、とても似合っている。 アイドルの友人には、休息の期間も大切だよ。

          最近のコト

          あのバンド。

          おはようございます。僕はめちゃくちゃ音楽が好きで、ジャンル問わず、様々な国の曲を聴いていますが、最近個人的に聞き入っているのは、「邦楽」ですね。 やはり、歌詞が、初対面でも伝わる感動は日本の曲でしか感じれない。 比喩表現や言い回し、を多々使っているバンドがとても好きである。 その中でも僕が、好きなバンドは 「クリープハイプ」 これは、僕にとってぴったりなバンドだ。 専門学生の時、普遍的な恋愛ソングを聞き飽きていた、僕は、何かしら、音楽に対して、何かを求めていた。 初

          あのバンド。

          辞。

          今日、人生で、初めて会社を辞めた。 決して、苦痛で、辞めたわけではない。 この先が、何も見えなくなったからだ。 夢を追いかけるために入ったこの会社は、いつの間にか、夢を遮るものになっていった。 初めて何かを辞めた。 それでも電車は、時間通りに来て、いつも通り月は綺麗だった。 煩いくらいのコンビニの光も、目の付近に存在する名前のわからない虫も、 なんだか僕を励ましているような、存在になっていった。 朝は苦し、夜も来る。僕の事情も知らないで。 文才のない僕でも、しっかり

          一年前のアノ子

          アノ子はいつも、笑っていた。   学校が異なっていた。僕たちは、集合場所は渋谷駅銀座線の黄色い柱付近の柵。 服装が奇抜なアノ子だったので、下車した場所からでもわかる。 笑顔が下手なアノ子は、口で笑う笑い方をしていた。 わざわざアノ子の最寄り駅から3つも離れている、降りたこともない駅で、 「ここで降りよ」と突拍子もないことを言ってくるアノ子がとてつもなく好きだった。 あの駅から時間かけて歩いた、道。 もうどこを歩いていたのかなんて覚えてもいない。 イヤホンを片耳ずつ装着し

          一年前のアノ子