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生きているだけで、不安なことばかり

久しぶりに自分の中で、落ち着いたので、文章を書いていこうと思います。
 僕は学生時代を終えて、現在1年目。卒業後就職はせずに、夢を追いかけて、ベンチャー企業で個人事業主として働くことにしました。
その理由は、普遍的な生活が嫌であったからと、何もない自分が何かを成し遂げたい。という思いで、その道を選びました。

4月から、新生活が始まり、関わる人も、起きる時間も、何もかもが、変わっていきました。朝7時に満員電車の東海道線に乗って、帰りは顔を赤く染めた、泥酔客が多い終電に近い電車。それでも頑張って3ヶ月間は、頑張ってきた。

仕事のジャンルは「営業」WI-FIやなんやらを、企業に販売する仕事。
お得意様の方などは、一切いなく、全員のお客が、初対面の状況で、たくさんの罵詈雑言を浴びた。
そこから、体重は10痩せ、頬も痩け、自然と下を向くような生活が続いていた。
仲の良い地元の友人には、「なんかつまらなくなったね」と言われ、ますます落ち込んだ。

6月の中旬仕事をしていると、あるお客さんからこんなことを言われた。
「君若いんだから、もっと自分の好きなことをやったら?この仕事全然楽しんでいるようには見えないよ。」
お客さんから、僕の立場を同情するかのような声で、僕に助言してくれた言葉は、一日中僕の脳内で、何回も再生されていた。
 個人事業主ということもあり、きっぱりその日からやめる事ができる環境であったので、業務が終わり、速攻上司に退職を告げた。
上司は平然と、「あら、そう今までありがとうね。お疲れ様。」と、液体も凍るほどの冷たい言葉に、とてつもなく苛立ちを感じた。そこから、急いで電車に乗り、最寄りの個室のトイレで、何度も泣いた。
少ない時間ではあったけれど、僕は上司を信じていたのに、裏切られた気持ちと、何かの成約が自分から解けたという開放感が、僕を泣かせた。

お金を稼ぐために働いて、生きていくためにお金を手放す。しかし、現在の世の中は、生きていくために手放さなければならないお金の量は上がり続け、反して、稼げる量のお金は変わらない。だったら、たくさんお金を稼げるところに行こうと思っていた、学生時代の僕は、自分自身の好きなこと、やりたいことを踏みにじんでしまったのだ。

仕事をやめてから2ヶ月間なんにもしない生活が続いた。ただ、一日中自分の部屋の壁を眺める生活。当然親、兄弟からも心配された。何もする気力がなく、外に出るとしても、夜道の散歩くらい。
一年前は友人とたくさん遊んで、笑っていた僕だが、誰かと話す勇気も出ず2ヶ月間が経過していった。

それから、流石になにかしないと行けないと思い、自宅から、近いところでアルバイトを探すようになった。こうしてみると世の中には、たくさんの職種があって、人生のうちに天職と巡り会えるわけない。それくらい多かった。

いくつか面接に行って、自分の会っているところにとりあえず働こうと思い。何社か面接に行った。
本屋から、アパレルまで、色々なところに。

そうしてある飲食兼バーの個人出やっている?ところに出会う。

面接の時間まで、そこのお店の椅子に座って待っていると店内から、自分の好きな曲が流れていた。
その瞬間ここで働こうと決断した。

現在では、様々な不安を抱えながらも、従業員の方と、楽しく働いています。店長は年齢にそぐわない量の元気を持っていて、何度も笑わされる。

心に余裕ができた現在、本当時自分のやりたいことは何なのだろうかと、考えながら生活しています。

この8ヶ月で、ありえないくらいの経験をしました。

頑張っていこうと思います。

長くなってしまいましたが、腰が痛くなってきたので、ここまで。

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