信頼できる(士業)を住まいに近い地域で探す良策とは?
信頼できる(士業)を住まいに近い地域で探す良策とは?
Quoraでリクエストをいただいたので回答させてもらいました
↓ ↓ ↓
士業と呼ばれる界隈の片隅で生きて20年を過ぎました。
普段、いろいろな士業と一緒に仕事をしたり、繋いだりしています。
この回答は「中の人」からの一つの案としてご認識いただければと思います。
【結論】
そのとき必要とするサービスにおいて、一人、自分(自社)にぴったり合う士業と出会う
できれば、その最初の一人は、あなた自身が探す(インターネット)
その後はその最初の士業をきっかけとして、あなたという大切な顧客に紹介しても良いと判断する士業を紹介してもらう
が良策だと思います。
ちなみに、最初の士業に出会う手段としては、インターネットが最適かと思います。
あなたが必要とするサービスに関して地域で探してみて、ぴったり合いそうな人(士業)へ問い合わせしてみてください。
最初から誰かに紹介してもらう方法もあり、それはそれで妥当な感じはするのですが、あなたが必要とするサービスに合致していないケースがあります。紹介する人は良い人を紹介するのでしょうが、正しく法律上の分野を理解していないことがあります。実際、紹介する人はぴったりだと思っているのに、実際は違う、ということが起きます。
一方、紹介された士業としては、紹介されたので対応しなければならない動機が働き、不得手な分野のサービスを提供することでミスが発生し、結果、満足が得られない可能性があります。確率は高くないないと思いますが、低くもないかな、と。ですので、最初は、インターネットがおすすめかな、と思います。
また、類は友を呼ぶと言うから、最初から紹介に頼ったほうが良い、という考え方はあろうかと思います。この点は私は少し疑問が生じます。
士業の取り扱うサービスは、割合として、その人の人生(会社にとっての人生)に浅からぬ影響を及ぼすことが多いです。多くのケースで、必要とする本人にとって大切な瞬間に必要となるのが士業であるわけです。=失敗が許されないことが多い、失敗があなたの人生に及ぼす影響が少なくない。
今までいろんな相談者さんと話をしてきましたが、自分で探し、自分で選ぶ自己決定を行ったほうが、後悔は少ないのではないかと感じますし、私自身が同じ立場であっっても、自分で選びたいなと思います。
【注意点】
注意点があります。
最初に出会う士業がまともな人であれば、あなたに失礼な態度をとる人を紹介してはいけない、あなたの望むサービスを提供できない人を紹介してはいけない、などの動機が働きます。従って、あなたの満足する人(士業)が紹介される可能性が高くなります。
ただ、紹介される行為が、紹介する側の士業にとって「政治的な判断」によるケースがあります。「以前、紹介してもらって恩義があるから、人柄が良い士業かどうか疑問は残るが、義理返しとして、あなたが一つの駒のように、紹介の道具になるケース」です。
こういうケースでは、偶然良い結果となる場合を除き、皆が幸せにはなれません。継続的に頼まないといけない場合は特に、なんらかの不満を抱えつつ、生きてゆかねばならないことになります。
【インターネット上で地域の良さそうな士業を見つけられなかったとき】
上で「最初の士業に出会う手段としては、インターネットが最適」と書きましたが、地域によって、ジャンルによっては、探しても見つけられないことがあります。
その場合は、知り合いに紹介してもらう方法が最適、ということになります。
知り合いに聞いても見つからない場合は、あなたが必要とするサービスを代理、代行できる士業について地域を管轄する団体(例えば、弁護士会、司法書士会、税理士会、行政書士会、社会保険労務士会など)へ連絡し、適切な人を紹介してもらう方法が良いと思います。
以上、書き始めるとつらつらと出てきて、長文になってしまいました。参考となれば幸いです。
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