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【実行編】イノベーションとは、簡単に。⑥「手段の計画」のポイント

前回、「ビジョンの明確化」をテーマとしました。
今回は、次のフェーズである「手段の計画」のポイントに触れていきたいと思います。

上記のスライドもご用意しましたが、以下で補足していきます。
ここまで設定してきた「目的」と「ビジョン」を達成するための手段ですが、今回はあくまで計画フェーズです。くどいようですが、「ビジョン」と「手段」は進捗状況によって変えていく前提です。
なので、この時点で、完璧な計画を策定する必要はないと思っております。
とはいえ、完全な行き当たりばったりでは、行き詰まったときに、どの手段が誤っていたのか分からず、軌道修正ができなくなる・・・という状況に陥る恐れがあるため、ある程度の計画は必要です。

「手段の計画」の塩梅としては、以下が個人的なポイントです。
・細かすぎる計画は必要ないが、時間軸は意識
 (全体計画はロードマップレベルで十分)

・大テーマで手段の方向性を設定する
 (大テーマに基づき、細かな手段が計画されている)

・第一歩はできることを計画
 (初めから、無理をしない)

細かな計画を策定しても、今後の修正は発生するため、このタイミングでこだわり過ぎない。一方、時間軸と大テーマくらいはしっかり設定していないと、計画の意味をなさない。(行き詰ったとき、軌道修正の起点にならない)
また、第一歩から難易度の高い計画だと、そこで頓挫する恐れあり。(序盤は進んでいる実感を得て、モチベーションを高めていきたいです)
このような感覚が上記ポイントの背景です。

さて、次回は、「手段の実行」と「状況の把握」のポイントについて、一気に触れたいと思います。このフェーズは、イノベーションならではの・・・観点が特に多いと認識しておりますので、私もより留意しながら、投稿いたします。


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