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僕の活動は「土壌作り」みたいな?

今日もとっても良い日だったなあ。

配属先で出会った農家さんがちょっと遠いけど、僕を彼の田んぼまで車で連れて行ってくれた。

彼はとっても素直というか、たくさん質問したり、僕の意見を聞きたがってくれた。

僕はそれに答えつつ、彼の稲作や知り合いの稲作などを教えてくれて、僕も勉強になった。

彼の話で気になったのが、肥料を与える回数。彼は計6回も、しかも日本の一回の施肥と同量を与えていた。正直多すぎると思う。

やはり虫などにやられるらしく、そうなってら殺虫剤を散布するみたい。

これじゃあ農薬まみれのお米になっちゃうなと思い、肥料の種類と量、そして時期を提案させてもらった。

彼はなるほどと頷いた。僕はこういう形で良いんじゃないのかなと思う。

無理に変えさせる責任はまだ僕には負えれないし、その必要はないと思っている。ただ何故この提案をしているのかを説明することはしている。

それでもって、自身で考えてこれまでのやり方を変えるか、そのままやり続けるかを決める方が、続くんじゃないかなあ。

僕は稲作農家は生産者であると同時に、科学者でもあるのかなと思っている。だから自ら正しい情報をもとに考えて、稲作をしていってほしい。

そのための土壌作りを僕がしているイメージ。そこで栽培するのもよし、自分がもともともっているところで栽培するのもよし。ってかんじ。

だからこの2年間はきっとこの地の稲作に目に見える成果は残せれないかもしれない。(もちろんパンフレットなどは作成したが)

でもこのまま農家さんとの信頼関係を大切にして、たくさんお話しして、提案する機会があったらしていこうと思っている。それがこの地の将来の稲作の発展につながると信じて。

ちなみに今日の夕方、僕の大好きな兄貴が近くのお祭りに誘ってくれたから、かなりハッピー!音楽がうるさすぎて会話はほとんどできなかったけど、楽しすぎた。いつのまにかビールも普通に飲めるようになったかな?(日本のビールはまだ分からないけど)

(Vol.283_16/1/2019)

#青年海外協力隊 #JOCV #ドミニカ共和国 #LaGina #稲作 #農家 #提案 #目標 #肥料 #成果 #祭 #兄貴 #ビール

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