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月刊 高橋ピクト

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シュッパン前夜のメンバー、高橋ピクトの記事まとめ。実用書づくりの現場や人間関係をお伝えします。悲喜こもごもありますが、チームワークで乗り越えます。
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#防災

編集者は、集まると面白い。編プロと出版社のいい関係。

編集者は、集まると面白い。編プロと出版社のいい関係。

こんにちは、高橋ピクトです。
書籍の編集者で、健康書やスポーツ、料理、アウトドアなどの実用書を担当しています。私が担当する書籍は、編集者が二人以上関わることがほとんどです。

実用書は、文章だけでなく、イラストや写真も組み込まれ、デザインやレイアウトが1ページ1ページ複雑なため、一人で編集することが簡単ではないからです。私の場合は“編集プロダクションの編集者=編プロさん”と協力して、本づくりを行い

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防災の知識を、子どもに伝えたい。歴史家 磯田道史が新刊にかける思い【大垣書店イベントまとめ】

防災の知識を、子どもに伝えたい。歴史家 磯田道史が新刊にかける思い【大垣書店イベントまとめ】

2021年2月20日、大垣書店の主催により「マンガでわかる災害の日本史」(池田書店)の発売記念オンライントークイベントが行われました。歴史学者としてテレビなどで活躍し、多くの著書を持つ磯田道史氏がライフワークといているのが災害史の研究。東日本大震災から10年。最新作をマンガで出版した意図と、制作の舞台裏を語ってくれました。

話を聞いて感じたのは、磯田氏が新刊にかける思いの強さ、そして、凝縮された

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