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読書が好きなアラフィフのおっさんです。木下斉さんのvoicyに触発されて、発信始めまし…

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読書が好きなアラフィフのおっさんです。木下斉さんのvoicyに触発されて、発信始めました。よろしくお願いします。

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部下からの情報は自分から取りにいけ

若い頃は上司によく「なんで情報を上げてこなかったんだ?」と割とよく叱られていた。今思うと、上司に報告する基準をよく理解していなかったのだと思う。 こんな情報を上司は求めていないのではないか?、忙しそうにしている上司の時間をとったら悪いのではないか?そんなことをあれこれ考え、時間が過ぎていき、報告のタイミングを逸する。実際、良かれと思って、報告したことをウザそうに聞いていた上司もいた。 思うに上司への報連相が上手い人は、立ち回りも上手い人だと思う。だが、個々人の性格や考え方

    • その議論は終わったからというのはやめようじゃないか

      組織にいると色々な議論に出くわす。プロジェクトのこと、予算のこと、関係先とのこと。それまでは細かいことから大きなことまで議論が出てくることだろう。 様々な論点を潰して、物事が進んでくる。しかし、途中で前の議論が正しかったのか疑問も思ってくる人も少なくないだろう。 時間が流れ、ビジネス環境が変わってくると、前の議論の前提が崩れてくるのは当然だ。それに疑問を持つのも当たり前である。 そこで異議を唱えると、それは終わったことだからと言われることがなんと多いことだろう。トップ肝

      • 組織はそろそろカスハラ対策に本腰を入れる時期ではないか

        最近、携帯電話の機種変更をしたが、その際の書類に驚いた。詳細は忘れたが、店に非がないにもかかわらず、大声でクレームを入れてきたら、即座に警察へ通報されても、文句は言いませんという誓約書だ。 ここまでやらざる得ない店側を本当に気の毒に思う。 悪質なカスハラは本当に増えてきたと思う。タチの悪いのは60,70代の高齢者だ。 相手は時間に余裕があるだけに1時間は理不尽をまくしたてることはざらだ。 しかし、店側、組織側はこの人手不足の中、1時間も相手にしなくてはならないのは、大き

        • 神は乗り越えられる試練しか与えない

          テレビなどの名シーンで使われる言葉だが、元ネタは新約聖書。 人生を歩んでくれば、「なんで俺がこんなことを対処しなくちゃならないんだ」ということがたくさん出てくる。 そんな時、クリスチャンではないが、自分に、このおまじないのような言葉を言い聞かせる。 そしてコンフォートゾーンに浸ってはいけない。逃げずにチャレンジしなくてはならないと。 こうやって、積んできた経験は必ず血となり肉となっている。チャレンジして無駄になることなどない。 今日は大晦日。来年もどんな試練があるか

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        部下からの情報は自分から取りにいけ

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          やらない、先送り その思考停止は誰かにしわ寄せがいっている

          物事を進めようとするとき、ステークホルダーがいるのは当たり前だ。正しいことをやろうとしても、ステークホルダーが首を縦に振らないことはよくあることだ。 しかし、よく考えれば、誰かのメリットになることは誰かのデメリットになることである。その人が気がつかないうちに。 「反対が多いからやらない」というのは課題に真剣に向き合っていないということだ。もう一方のサイレントなステークホルダーのことは考えているのか。 安易な先送りは悲劇につながる。

          やらない、先送り その思考停止は誰かにしわ寄せがいっている

          みんなで頑張ろうよといつも言っている上司のやばさ

          チームワークを大事にするというのは上司の鉄則だ。しかし、それを大義名分として、チームに降りかかる難題を部下に押し付けてくる上司もいる。 「チームワークを大事に」といつも唱えている上司は大抵、人当たりはいい。だが、こういう上司の中には非常事態にもかかわらず、リーダーシップを発揮できないどころか、部下に仕事を押し付けてくる人も少なくない。 上司の仕事は方針を決め、決断することである。それができなければ、上司のいる意味はない。

          みんなで頑張ろうよといつも言っている上司のやばさ

          上司の仕事は部下を鍛え直すではなく、良さを引き出すこと

          私が入社したての頃は体育会系人間がもてはやされていた時期で、自分もご多分にもれず、指導を受けていた。 上司は部下に対し、「お前を鍛え直す」といい、体育会系の喜びそうなノリを強要していた。 さすがに今ではこういう人もいなくなったが、部下の指導ということで、自分好みの部下人物像を押し付けようとする人はいる。自分はこうだったと説教が始まる。 自分の価値観を押し付けようというのは、この多様性が求められる中で、時代錯誤も甚だしい。元気でパワーで押し切るタイプもいいが、物静かだが、

          上司の仕事は部下を鍛え直すではなく、良さを引き出すこと

          俺は聞いてないと言って、起案を通さない面倒な上司

          事前に話がないと「俺は聞いてない」と言って、読みもせず、起案、稟議書を通さない上司がいる。攻撃的でオラオラ言っているタイプだ。 意外にもその上司はさらに上の上司からのウケは良かったりするので結構出世したりする。しかし、一方で部下には冷たくあしらったりする。 部下としては、近寄りがたくて、気安く話ができない。 根回しはたしかに重要だが、聞いたことがなくても、部下に確認すればいいだけのこと。事前に話がないというのは、プライドを傷つけられたというくだらない思い込みだけの話だ。

          俺は聞いてないと言って、起案を通さない面倒な上司

          部下に伝わらないのは上司の指示がだいたい悪い

          「この間、頼んだ資料まだできないの?」「頼んだのと資料違うじゃないか」そうやって部下に怒りをぶつける上司が今でもいる。 自分も若い頃は「資料を出すのが遅い」と言われる方だった。 しかし、こういう上司に限って、期限を言っていなかったり、資料の作成指示が曖昧だったりする。 つまり上司の頭の中での期限や資料のイメージが、部下に伝わっていないのだ。 「なるべく早く」が指示した本人と部下で時間軸が違うことも多々ある。 上司は期限だったら、いつまでにとか、資料だったら、イメージ

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          話の通じない人には、ありがとうと言って逃げろ

          どこの組織にも話の通じない人はいる。こちらがいくら建設的な議論をしようとしても、すぐに話を元に戻してしまい、自分の主張を繰り返す。 たいていは自分と同じか少し上の年代だ。 過去の自分の成功体験にとらわれ、新しい考え方を取り入れることができなくなっている、化石のような人たちである。 こういう人ははっきり言って、議論を続けても時間の無駄になるだけ。時には理不尽に怒りだすオッサンもいる。 そういうときは、「ありがとうございました」と言って、さっさと逃げてしまうことにしている

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          心が軽くなる分人主義という考え方

          平野啓一郎氏の「私とは何か」を読んだ。 正直、すべては覚えてないが、分人主義という考え方をとても興味深いと思った。 自分自身、元気なときと、そうでないときの差があり、若い頃はどれが本当の自分なのか悩んだものだ。 自分という存在は一人であり、その個性、人格も一つであるはずだと。キャラがその時々で変わるのは異常ではないかと。 職場ではいつも明るく元気な人がいると羨ましかった。 そう思っていると、一つの自分を演じようとキャラ作りをしてしまっていた。いつのまにか、少し心を病

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          怒鳴る散らすおじさんに欠ける自分を客観的に見る力

          最近、連続してスーパー、コンビニで若い店員に怒鳴っている60代、70代とおぼしきオッサンを見かけた。どれも理由は些細なことばかりで、後ろに長い列が出来ていることは気にかけない。身なりは良いので、昔はそれなりの役職にあった人なのだろう。 怒鳴り散らすのは認知機能のせいだよという人もいるがそんな感じにも見えない。 職場でも、昔はよく部下に吠えている上司がいた。今でもそういう人はいる。吠えているだけなので、何が問題で、今後何を気をつければいいのか、伝わっていない。そして、周りは

          怒鳴る散らすおじさんに欠ける自分を客観的に見る力

          ヤクルトと免疫と私

          20代の頃まではものすごく身体が弱かった。風邪をよくひいていた。インフルエンザも同シーズンに型違いで、二度感染したこともある。 高校まで運動部で体力に自信がないわけではないのに、何かあると熱を出したものだ。 それから30代、職場の人がよくヤクルトさんからヤクルト400を買っているのをみて、試しに買ってみた。これが運命の出会いと言っても過言ではない。 子どもの頃はヤクルトというと少し高い印象であまり買ってもらえず、家にあるのはモドキだった。 ヤクルトさんも熱烈におすすめ

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          論破力はいらない

          大学で少し法学をかじっていたためか、若い頃は議論となると相手を論破しようと躍起になっていたが、ことごとく失敗した。議論には勝っても、相手との関係が続かない。人間は感情の生き物だ。論破したその時、自分は気持ちがいいかもしれないが、相手の感情を読むことまで至らなかった。 脳科学者 中野信子氏によると、人間の脳は調和より、論破を好むらしい。おそらく、人間が狩猟をしていた単純経済の中では、論破により、ヒエラルキーを固めることが生存有利につながったのだろう。 しかし、社会経済が複雑

          論破力はいらない

          愛社精神はいらない

          もうすぐ勤続30年目になる。愛社精神は必要か。私の答えはNOだ。会社の方針、社風、好きではない。社内の人間関係も悪くはないが普通だ。 会社を好きになろうとしていた20代、30代、会社からいい評価をもらおうとあれこれ気を遣って、空回りしていた。会社を好きになろうとすると、どうしても思考が会社軸となる。こうやったら、会社は喜んでもらえるか。自分は評価してもらえるのか。こうやってきて、辛い自分に気がついた。軽い鬱にもなり、大した業績も残せなかった。そして、40代になる手前、考え方

          愛社精神はいらない