怒鳴る散らすおじさんに欠ける自分を客観的に見る力
最近、連続してスーパー、コンビニで若い店員に怒鳴っている60代、70代とおぼしきオッサンを見かけた。どれも理由は些細なことばかりで、後ろに長い列が出来ていることは気にかけない。身なりは良いので、昔はそれなりの役職にあった人なのだろう。
怒鳴り散らすのは認知機能のせいだよという人もいるがそんな感じにも見えない。
職場でも、昔はよく部下に吠えている上司がいた。今でもそういう人はいる。吠えているだけなので、何が問題で、今後何を気をつければいいのか、伝わっていない。そして、周りは暗くて重い空気が残り、仕事の会話も弾まない。
本人なりの指導のつもりなのだろうが、ただ吠えているようにしか見えない。仕事環境をよくするという上司の役目を果たしていないのだ。
こういう人たちに欠けているのは自分を客観的にみる力だと思う。
俺は自分流を通すとか、周りの目は気にしないとかいう人がいるが、それと自分を客観的にみる力とは違う。
人の上に立つ者は自分の行動を別の視点から見て、それが今どういう影響を及ぼすのか弁えなければならない。それができなければ、裸の王様になるだけだ。
トップ、上司が裸の王様になれば、その組織は終わる。