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その議論は終わったからというのはやめようじゃないか

組織にいると色々な議論に出くわす。プロジェクトのこと、予算のこと、関係先とのこと。それまでは細かいことから大きなことまで議論が出てくることだろう。

様々な論点を潰して、物事が進んでくる。しかし、途中で前の議論が正しかったのか疑問も思ってくる人も少なくないだろう。

時間が流れ、ビジネス環境が変わってくると、前の議論の前提が崩れてくるのは当然だ。それに疑問を持つのも当たり前である。

そこで異議を唱えると、それは終わったことだからと言われることがなんと多いことだろう。トップ肝煎のプロジェクトが遅れる、あの人の顔を潰してしまう。たいていはそんな社内政治的な理由が見え隠れする。

前に進めるだけが正解ではない。立ち止まる勇気も大切だ。

前に終わった議論だけど、もう一度考えようじゃないか。そんな組織風土がこれから益々必要とされると思う。